日本人に根付いた信仰と言うか思想に、八百万の神々と言って、万物あらゆるものに神が宿るというものがある。
ギリシャ神話にも、風の神、河の神、あるいは、釜戸の神のようなものまであって似ているが、日本はアニミズム(精霊信仰)と言われるほど強烈だ。
八百万神信仰、アニミズムの影響が強い年配者は、物を捨てられない。
あらゆるものに神が宿るのだから、物を捨てることは神を捨てることと感じるのかもしれない。
アニミズムの影響で、ロボットにも神が宿ると感じ、鉄腕アトムに人間以上の親しみを感じる日本人は、工場ロボットにも名前を付けて親しむほどだったので、日本の工業が発達したという論を、渡部昇一氏(哲学博士)や伊藤穣一氏(論文学博士)の著書やブログで読んだことがある。アメリカでは、労働者達は工場ロボットを拒否したり、叩き壊していたのだ。
ただし、日本人がロボットに親しんだのを、渡部氏はアニミズムではなく、鉄腕アトムの作者である手塚治虫氏の功績としている。
世界的音楽家の冨田勲氏が、初音ミクが日本で急速に人気が出たのもアニミズムの影響と言う話を、私は2013年に大阪のオリックス劇場の舞台で直に聞いている。
冨田氏が言うには、人形浄瑠璃の人形に日本人が感情移入するのを、外国の人は理解出来ないらしい。
確かに、初音ミクに対する熱狂の仕方は、日本とアメリカでは、実は全然違う。
また、昔、アメリカの労働者達が工場ロボットを叩き壊したように、初音ミクを嫌悪する年配のアメリカ人の動画を見たことがある。
ギリシャ神話の影響が強いヨーロッパでは、初音ミクに対する愛情は、アメリカより日本に近いように思う。
だが、アニミズムも限度を超えてはならない。
日本では、子供の時に強く親しみ、夜も一緒に寝たぬいぐるみを捨てられない子供が多く、子供が学校に行っている間に親が捨てたりしたら、親が責められる可能性が高い。
まあ普通は、女の子も、ある時期から、小さい時に大事にしていたリカちゃん人形に徐々に愛情を感じなくなり、いつのまにか親が捨てているものだ。
だが、アニメやドラマなどで、捨てられたぬいぐるみや人形を、いかにも可哀想に描くのだから困ったものだ。
人形供養なんてのも自己満足で、燃やした後の人形は、原型が強く残っていようがゴミ捨て場に捨てられるのだ。
物は物なのである。
ぬいぐるみも人形も、ゴミ捨て場にどんどん捨て、一瞬、リアルな心の痛みを感じてあげてこそ、良い供養であるとも言える。
物に魂や神が宿るというのも、人間が与えているのである。
これは不遜でも何でもなく、人間の本体が神なのであり、人間が認識する世界のあらゆるものが神だ。それが純粋な宗教の教えでもある。
ヒンズー教やユダヤ教も純粋にはそうで、ユダヤ教徒であったアインシュタインは、全ては神の現れであり、そのことを明確に述べた『バガヴァッド・ギーター』(ヒンズー教の聖典の1つ)を愛読していたという。
人形浄瑠璃の人形や工場ロボットだけでなく、ただのゴミだって神である。
アイザック・アシモフの『アイ・ロボット(われはロボット)』で、グローリアという少女は、幼い時から自分の世話をしてくれたロボットのロビィに愛情を感じ、グローリアの母親が、グローリアが学校に行っている間に、ロビィを売ってしまうことで、グローリアは精神を病んでしまう。
最後は、危機が迫るグローリアをロビィが身を挺して守るという感動的なお話になるが、何のことはない。問題は育児放棄して、グローリアの世話をロビィに押し付けて楽をしたグローリアの母親にあっただけだ。
そして、そんな事態を生んだ、儲かれば何でもありのロボット産業の問題だ。これに関しては、そろそろ現実になる。
IQが低い人達は、イーロン・マスクに騙されてしまうのだろうなあ(笑)。
優秀なIQの持ち主と言われる人達だって、イーロン・マスクと比べれば低能児だ。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)われはロボット(アイザック・アシモフ)
(2)日はまだ昇る: 日本経済不沈の秘密(渡部昇一)
(3)バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)
(4)冨田勲イーハトーヴ交響曲[Blu-ray](初音ミク、東京フィルハーモニー)

AIアート3335
「妖精時代」
Kay
ギリシャ神話にも、風の神、河の神、あるいは、釜戸の神のようなものまであって似ているが、日本はアニミズム(精霊信仰)と言われるほど強烈だ。
八百万神信仰、アニミズムの影響が強い年配者は、物を捨てられない。
あらゆるものに神が宿るのだから、物を捨てることは神を捨てることと感じるのかもしれない。
アニミズムの影響で、ロボットにも神が宿ると感じ、鉄腕アトムに人間以上の親しみを感じる日本人は、工場ロボットにも名前を付けて親しむほどだったので、日本の工業が発達したという論を、渡部昇一氏(哲学博士)や伊藤穣一氏(論文学博士)の著書やブログで読んだことがある。アメリカでは、労働者達は工場ロボットを拒否したり、叩き壊していたのだ。
ただし、日本人がロボットに親しんだのを、渡部氏はアニミズムではなく、鉄腕アトムの作者である手塚治虫氏の功績としている。
世界的音楽家の冨田勲氏が、初音ミクが日本で急速に人気が出たのもアニミズムの影響と言う話を、私は2013年に大阪のオリックス劇場の舞台で直に聞いている。
冨田氏が言うには、人形浄瑠璃の人形に日本人が感情移入するのを、外国の人は理解出来ないらしい。
確かに、初音ミクに対する熱狂の仕方は、日本とアメリカでは、実は全然違う。
また、昔、アメリカの労働者達が工場ロボットを叩き壊したように、初音ミクを嫌悪する年配のアメリカ人の動画を見たことがある。
ギリシャ神話の影響が強いヨーロッパでは、初音ミクに対する愛情は、アメリカより日本に近いように思う。
だが、アニミズムも限度を超えてはならない。
日本では、子供の時に強く親しみ、夜も一緒に寝たぬいぐるみを捨てられない子供が多く、子供が学校に行っている間に親が捨てたりしたら、親が責められる可能性が高い。
まあ普通は、女の子も、ある時期から、小さい時に大事にしていたリカちゃん人形に徐々に愛情を感じなくなり、いつのまにか親が捨てているものだ。
だが、アニメやドラマなどで、捨てられたぬいぐるみや人形を、いかにも可哀想に描くのだから困ったものだ。
人形供養なんてのも自己満足で、燃やした後の人形は、原型が強く残っていようがゴミ捨て場に捨てられるのだ。
物は物なのである。
ぬいぐるみも人形も、ゴミ捨て場にどんどん捨て、一瞬、リアルな心の痛みを感じてあげてこそ、良い供養であるとも言える。
物に魂や神が宿るというのも、人間が与えているのである。
これは不遜でも何でもなく、人間の本体が神なのであり、人間が認識する世界のあらゆるものが神だ。それが純粋な宗教の教えでもある。
ヒンズー教やユダヤ教も純粋にはそうで、ユダヤ教徒であったアインシュタインは、全ては神の現れであり、そのことを明確に述べた『バガヴァッド・ギーター』(ヒンズー教の聖典の1つ)を愛読していたという。
人形浄瑠璃の人形や工場ロボットだけでなく、ただのゴミだって神である。
アイザック・アシモフの『アイ・ロボット(われはロボット)』で、グローリアという少女は、幼い時から自分の世話をしてくれたロボットのロビィに愛情を感じ、グローリアの母親が、グローリアが学校に行っている間に、ロビィを売ってしまうことで、グローリアは精神を病んでしまう。
最後は、危機が迫るグローリアをロビィが身を挺して守るという感動的なお話になるが、何のことはない。問題は育児放棄して、グローリアの世話をロビィに押し付けて楽をしたグローリアの母親にあっただけだ。
そして、そんな事態を生んだ、儲かれば何でもありのロボット産業の問題だ。これに関しては、そろそろ現実になる。
IQが低い人達は、イーロン・マスクに騙されてしまうのだろうなあ(笑)。
優秀なIQの持ち主と言われる人達だって、イーロン・マスクと比べれば低能児だ。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)われはロボット(アイザック・アシモフ)
(2)日はまだ昇る: 日本経済不沈の秘密(渡部昇一)
(3)バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)
(4)冨田勲イーハトーヴ交響曲[Blu-ray](初音ミク、東京フィルハーモニー)

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