あなたは今、何で困っているだろうか?
「いや、困ってない」と即答するなら引き寄せがうまくいっている証拠だ。

14歳の王女リンネブルク(リーン)の熱烈な弟子入り志願をノールは必死で断る。
だがリーンは「私をお側に置いて下されば、必ずお役に立ちます。何かお困りのことはありませんか?」と食い下がるが、ノールは「いや、困ってない」とあっさり返す。
もし困っていると言うなら、このリーンの弟子入りの懇願だけだという感じである。
※アニメ『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』より
私はこれを見て、「ああノールは本当に凄いなあ」と思った。
尚、リーンの弟子入りも、実際は全く困ったことではなかったのだが。

斎藤一人さんの一番最初の本『変な人が書いた成功法則』の教えはただ1つで「困ったことなんか起こるはずがない」だった。
この最高の本1冊で十分で、確か、本人も、もう本を書くつもりはないと書いてなかったっけ?
だが、斎藤さんはその後も際限なく本を出し続け、それも、どんどん下らない本になるのを見て、私は正直、斎藤さんの人間性を疑ったが、私は最近、斎藤さんは本当に善意でやっているのではないかと思うようになった。
まず、この最初の本を読んでも、うまくいかない人だらけで、次の本で斎藤さんは「私が成功したのは『ツイてる』と言い続けたからだ」と書いても、やっぱりうまくいく人がいない。

どんなにいいことを書いても、読み手に神が降りてこないと駄目なんだ。
こんなたった1つの肝心なことを斎藤さんは知らないのだろうか?

斎藤さんは講演で、
「困ったことなんか起こらない。でも困っている人がいる」
と白状した上で、
「それは困っているんじゃなくて学んでいるんだ」
と言った。
それもいい話なんだが、言い訳と言えば言い訳だ。それじゃ本当には伝わらない。
むしろ、「それは困ってるんじゃなくてチャンスなんだ」と言う方が良い。
上のノールで言えば、彼は、冒険者の養成所で必死で頑張ったが、冒険者と認められるための有効スキルが1つも身に付かなかった。
だが、ノールはそれで困らず、「なら鍛錬しなくては」と厳しい鍛錬に取り組んだ。
それで本人が気付かないうちに最強になったのだ。

斎藤さんの、その最初の本にこんな話がある。
ある男性の弟が、いい歳をしてニートで、その男性は困っていた。
そこで、斎藤さんはその男性に、「弟がニートだと何か困るのか?」と尋ねたら、その男性は、
「いや、俺だって経営者の端くれだ。弟1人くらい一生食わしてやれる」
と答えた。すると、なぜか彼の弟は働くようになった。
斎藤さん流には、弟が働かないことによって、その男性は学んでいることになる。
それもそうなのだが、それよりも、その男性は、焦るのをやめ、弟を長い目で見てやれる広い心を持つことを決意するチャンスを得たのだ。それによって、彼はもっと大きくなり、兄が困らないのを見て、弟の魂は「もういいだろう」と判断して働くようにしたのだろう。
弟のニートは兄のためだったのだ。
ニートというのは、その者の魂が家族のためにその者をニートにしているのである。
斎藤さん流に、家族に「学んでいるんだ」と言っても、それは正しいことなんだが家族は反発する。
しかし、「チャンスだ」と言えば、少しは前向きになるだろう。

太って困っていると言う人は、確かに、そんな生活では駄目だということを学ばなければならないだろう。
しかし、食事と運動習慣を見直して、将来も健康で格好良くなるチャンスだと思うべきだろう。
私も昔、太ってきた時、「おお!これでモテモテになれる」と思って、少食に耐えたものだ。これを「学んでいるんだ」と言われても「うざい」と思って何もしなかっただろう。

超念力で知られた石井普雄さんが、講演会で「脚が痛い」と言う人がいるのを見て、
「脚が痛いのは良いこと」
と皆に言わせたら、会場の空気が変わり、脚の痛みも治ってしまった。
脚が痛いのはチャンスだったのだ。
「脚が痛くて何か困るのか?」と聞かれ、
「いや、おかげで沢山の人が助けてくれて仲良くなれたし、この講演会にも来れた」
と言えば、全て良くなるのである。
竹村健一さん流には、こんな話になる。
「フラれた?それで何か困るのか?」
「まさか!もっといい女の彼女が出来るチャンスだ」

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)俺は全てを【パリイ】する ※Amazon Prime Video dアニメストア
(2)変な人が書いた成功法則(斎藤一人)
(3)超念力ひらめきの行動(石井普雄)

夏の終わりのいろいろ
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「夏の終わりのいろいろ」
Kay

  
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