「今はうまくいっていないが、引き寄せの法則でいずれ成功するから、慌てずにいこう」と思っている人がいるかもしれない。
今で言う引き寄せの法則と基本的に同じことが書かれた書籍の中で、今でも人気があるラルフ・ウォルドー・トラインの本は、明治末期には日本で翻訳書が出ているし、ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンの本も大正時代には日本で読まれていた。
そして、ジョセフ・マーフィーの本は1960年代後半には日本で多くの読者を掴んでいた。
つまり、引き寄せの法則のようなものは、日本でも100年以上前から読まれ、50年以上前にはかなり読まれるようになったと思う。
では、その読者のどれくらいがうまくいったかというと、そんな統計がないから正確なことは分からない。
だが、アメリカの作家マイク・ハーナッキーが『成功の扉』の中で、独自の調査の結果、成功を100万ドル以上の資産があることと考えると、引き寄せの本の読者で、それを達成出来た者は、ほとんどいないことが分かったと述べている。

だが、100万ドルが成功というのは一面的過ぎるだろう。
ドワンゴ創業者である引きこもり事業家が昔ブログで、自分なんかよりも、引きこもりが最底辺であっても社会でやっていけている方がよっぽど凄いと書いていたが、それも極端としても、自分で「俺はツイているいるなあ」「幸せだなあ」と思うほどにうまくいっていれば良いのだと思う。

引き寄せの本を読んで成功しなかった者が多いのは確かだと思う。
なぜなら、ずっと読み続けている者はほとんどいないからだ。
少ないサンプルになるかもしれないが、引き寄せの本をちょっと読んだ程度の者は全員うまくいっておらず、惨めな状態である場合が多い。
だが、10年以上ずっと読み続けて全く駄目という者は、ちょっと見たことがない。
別に大金持ちではなくても、自分の道でそれなりに楽しく裕福にやっている。
成功した経営者の社長室や自宅の書斎を訪れると、引き寄せ的な本は必ず1冊あり、成功してからは、あまり読んでいない人も多いが、その本には手垢がつき、ページの外側がすり減っている。
沢山の引き寄せの本を持っている者は、あまりぱっとしない者が多いような気はするが、それでもさっぱりということはなく、普通の人とは違うと感じさせる。
そして、おそらく、どんな分野でも、1冊の本を座右の書として長く読み続けている者は必ず成功していると思う。

「引き寄せの本を読んだけど成果はなかったよ」と言う者は、下手したら1冊もきちんと読んでいない者である。
引き寄せの本を長く読み続けて全く駄目というのは考えられない。
そして、世界中で長く読み続けられている引き寄せの本は素晴らしいものばかりである。
出来るだけ少数、出来れば1冊に絞り熱心に読めば、がっかりするようなことはないと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)人生の扉をひらく「万能の鍵」(ラルフ・ウォルドー・トライン)
(2)信念の魔術(C・M・ブリストル)
(3)新装第二版 あなたも金持になれる(ジョセフ・マーフィー)
(4)新装第二版 眠りながら巨富を得る(ジョセフ・マーフィー)
(5)人生を豊かにする法則(フローレンス・スコヴェル・シン)

花束
AIアート3312
「花束」
Kay

  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ