勉強、仕事、引き寄せ・・・これらを高度に行う鍵は集中力だ。
しかし、一般人の集中力は奪われ、無能化している。
これは意図的にやられているのかもしれない。

よくこんな話を聞くと思う。
先進国の中で唯一、30年間、日本は国民の給料が上がっていない。物価は倍化しているので、実質の給料は半分になっていて、国民は貧困化している。
これは政府の無能さが原因だ。
この話は、保守系の新興政党や、保守系政治家、保守系評論家やアナリストと呼ばれる(あるいは名乗っている)者がよく言っている。
これを最低水準の論説と言う。

これより一段階良い論説はこうだ。
国民の給料は上がっていないのに、日本の税収は毎年、過去最高を記録し続けている。
大企業の収益が絶好調であると共に、税率や社会保険料等の国民負担率が高くなっているからだ。
国は国民の幸福など全く考えていない。国は、国民は奴隷として役立つ程度に与えれば良いと思っている。
よって、国は何もしてくれないので、自衛努力しなければ終わりだ。

だが、もっと悪いことが起こってる。
それが、国民が集中力を奪われていることだ。
昔はなかったことだが、Windowsパソコンを起動すると何かの画像が表示され「気に入りましたか?」と聞いてくる。
また、頼みもしないのにニュースが表示される。
パソコンを起動する者は、パソコンで何かをしようという目的があるはずなのに、そんなもので集中力を奪われる。
さらに、パソコンやスマートフォンでウェブサイトやアプリを開くと広告が表示され、中には広告が画面を占有したり、広告動画を見なければ先に進めないというものすらある。
SNSを開くと、目的の情報以外の膨大な情報に誘導する強力な仕組みがあり、これにより集中力は木端微塵にされる。
もはや、パソコンやスマートフォンの使用者の集中力は破壊され尽くしている。
昔からテレビがそうであったが、今やインターネットはテレビ以上だ。
以前は、「脳を破壊されたくなかったらテレビを見るな」と言ったが、今は、スマートフォンを使ってはならない。
スマートフォンを使うと、学校の勉強程度は出来ても、本当に重要な勉強や仕事、そして、集中力が決め手の引き寄せの能力が消え、ますます無能化、貧困化する。

ところが、庶民ながらうまくやっている者もいる。
別に、良い投資をしているとか、資産をドル等の海外の通貨で持っている者というのではない。
仕事が好きな連中だ。
たとえば、あるトラック運転手は、運転が好きで好きでたまらず、ハンドルさえ握っていれば満足である。
この者はとても豊かだ。
昨夜の記事でも書いたが、「運転すればいいでしょう!運転すれば!」である。
こんなふうに仕事をしている者は集中力が高いのである。
ある世界的ミュージシャンが、「街角でハーモニカを吹いてさえいれば満足出来るようなやつじゃないとミュージシャンなんかになれない」と言っていた通りである。
「演奏すればいいでしょう!演奏すれば!」である。
スマホをだらだら見ている一流ミュージシャンなんていない。

10年近くも前に漫画の『灼眼のシャナ』で読んだが、存在の力を失い消滅する寸前の坂井悠二だったが、満足して微笑んでいた。本当に重要なことに気付いたからだ。
それは、「ただやる」ことだった。
それをシャナは「馬鹿な気付き」と笑ったが、嘲ってはいなかった。馬鹿が尊いのである。
つまり、「やればいいでしょう!やれば!」である。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)100%(ジェームス・スキナー)
(2)灼眼のシャナ(1)(漫画:笹倉綾人、原作:高橋 弥七郎、キャラクター原案: いとうのいぢ)
(3)佐川幸義 神業の合気
(4)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)

夏の黄昏時
AIアート3281
「夏の黄昏時」
Kay

  
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