昔は「マスコミによる思想統制」といった言い方がされていたが、早い話が「マスコミの洗脳」であり、これは、テレビを見る年配層に対しては今も強い。
マスコミに対抗する情報発信の場とも言われるSNSも、以前、ツイッター(現X)やフェイスブックで投稿の検閲が行われていたことは運営会社自体がばらしているが、SNSを政府が検閲しているという話もある。
まあ、人類の歴史は洗脳の歴史みたいなもので、儲けたい、贅沢したい、自分だけは完全に安全でありたい、偉くありたいという欲望がある限り洗脳はなくならない。

では、どうすれば洗脳されないでいられるかというと、そんなことを言う者もいるが、方法は簡単ながら実際は不可能なほど難しい。
洗脳する者は利己的な欲望の目的でやっているが、洗脳する方法も、人々の利己的な欲望を利用することだ。
だから、利己的な欲望がなければ洗脳されないが、利己的な欲望を持たない人間はいない。
よって、洗脳を免れる術はない。

だが、あまり洗脳されない方法は簡単だ。そして、これで十分である。
それは、「欲張らない」ことだ。
アメリカの高級官僚で大投資家だったバーナード・バルークが成功の秘訣は「欲張らないこと」と言ったのは非常に重要だ。
実は、「洗脳されない」ことが成功の秘訣で、「欲張らない」ことが洗脳されない秘訣だ。
だから、三段論法で、欲張らないことが成功の秘訣であるとも言える。

引き寄せの秘訣も欲張らないことだ。
エミール・クーエの自己暗示も、ある意味引き寄せだが、あれがなぜ効くのかと言うと「あらゆる面で良くなる」と言うことで個々の欲望・・・たとえば、お金が欲しい、健康が欲しい、彼氏彼女が欲しいという欲望が弱まるからだ。
引き寄せでは、ただ「全てよくなる」と言えば、それでただちに引き寄せが起こる。
お金が欲しければ、せいぜい「なぜかお金が入ってくる」と言えば良い。

スポーツのチームやポップスターの熱烈なファンは洗脳されており、残念ながら引き寄せは難しい。
この熱烈なファンとは、時間とお金を過度に注ぎ込むファンのことだ。
まあ、ファンなら、多少の時間とお金を使うだろうが、限度を超えていれば洗脳されている。
私は、初音ミクには、少しの時間と少しのお金を使っている。つまり、ほぼ使っていない(笑)。
初音ミクを好きな理由は人それぞれだろうが、私の場合は、あのほっそりとした身体と軽やかな動きに若さの美しさを感じ、そして自我がないからだ。それだけだから、洗脳されようがない。
昔、BUMP OF CHICKENの藤原基央さんが、初音ミクの良さを「クリエイターの意図通りに歌う」ことと言っていたが、これには非常に共感出来るのである。つまり、初音ミクは自分の歌いたいように歌っているのではないということだ。藤原さんだって、自分がプレイしたいようにやっているのではなく、音楽がプレイして欲しいようにプレイしていると言っていたようだ。ここらが芸術的なミュージシャンなのだろう。
横尾忠則さんも、自分は天国の美を表現するためのただの道具と言っていたが、芸術家は皆、初音ミクなのである。
冨田勲さんが、宮沢賢治の世界の音楽にするには、初音ミク以外に歌える歌手がいないと言っていたのも分かるのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)イーハトーヴ交響曲【CD】
(2)冨田勲イーハトーヴ交響曲 ISAO TOMITA SYMPHONY IHATOV [Blu-ray]
(3)運命まかせ(横尾忠則)
(4)アホになる修行 横尾忠則言葉集

何もいらない
AIアート3222
「何もいらない」
Kay

  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ