教育者や演説家やエッセイストらが「不安の解消」みたいなことを言ったり書いたりしているが、馬鹿馬鹿しいと感じることが多い。
ウクライナ戦争でのドネツク州、ルハンスク州等や、イラン戦争でのテヘラン、ホルムズ海峡周辺等の人々がどうしようが不安が解消されるはずがない。
アメリカの開拓時代を描いた映画の中で、先住民と共存する地域で白人の10歳位の少女が行方不明になる。先住民は子供でも白人の女を欲しがっていると言われ、少女の親は永遠に不安から解消されるはずがない。
笹沢佐保さんの時代劇小説『木枯し紋次郎』の中で、町人の男が町奉行所(警察機能を含む)に、娘が行方不明であると訴えた。
担当役人が「娘の歳は?」と尋ねると男は「14です」と答え、役人が「娘盛りじゃな?」と言って、男が「へえ」と返事をすると、役人は、もうどうしょうもないと言って対応は終わった。
時が経てば、娘は男にさらわれたにしろ、なんとかうまくやっていることを祈り不安は晴れるかもしれない。
UFO研究家の矢追純一さんが子供の時、母親、2人の妹と当時政情不穏な中国に住んでいたが、4歳の妹が行方不明になる。女の子は高く売れると言われ、誘拐されたのだろうと思われ、絶望的な状況だった。だが、なんと、矢追さんの母親はその妹を取り戻してきた。彼の母親は並の女ではなかった。だが、普通は不安と絶望に苦しむ以外のことは出来ない。
あなたの不安も、これらほどドラマチックとは言えないにしても、同じように深刻で、解消が出来るはずがないものであることが多いだろう。
良寛さんも絶望に陥ったらしい。その中で彼は『荘子』を読んで何かを悟ったらしい。何を悟ったかを解説する人もいるが、そんなこと、自分で『荘子』を読んで自分で分かるしかない。
オグ・マンディーノの『地上最大の商人』に、「どんなことも過ぎ去るのだ」と書かれているが、それだけでは救われない。
結局のところ、神様を見つけて頼るしかない。
見つけてもいない神様に頼れない。
黒住宗忠は、病気で死ぬ間際に神様を見つけ、病が治った。
どうも神様は、瞬間の中にいると感じる。1秒の何分の一とか何十分の一とか、もっと短い時の中にだ。
今この瞬間を意識すると神様が見つかる。
それ以外に救われる道はなさそうに思える。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)新釈 荘子 (PHP文庫)
(2)ヤオイズム(矢追純一)
(3)黒住宗忠 (人物叢書 新装版)

AIアート3137
「見えないもの」
Kay
ウクライナ戦争でのドネツク州、ルハンスク州等や、イラン戦争でのテヘラン、ホルムズ海峡周辺等の人々がどうしようが不安が解消されるはずがない。
アメリカの開拓時代を描いた映画の中で、先住民と共存する地域で白人の10歳位の少女が行方不明になる。先住民は子供でも白人の女を欲しがっていると言われ、少女の親は永遠に不安から解消されるはずがない。
笹沢佐保さんの時代劇小説『木枯し紋次郎』の中で、町人の男が町奉行所(警察機能を含む)に、娘が行方不明であると訴えた。
担当役人が「娘の歳は?」と尋ねると男は「14です」と答え、役人が「娘盛りじゃな?」と言って、男が「へえ」と返事をすると、役人は、もうどうしょうもないと言って対応は終わった。
時が経てば、娘は男にさらわれたにしろ、なんとかうまくやっていることを祈り不安は晴れるかもしれない。
UFO研究家の矢追純一さんが子供の時、母親、2人の妹と当時政情不穏な中国に住んでいたが、4歳の妹が行方不明になる。女の子は高く売れると言われ、誘拐されたのだろうと思われ、絶望的な状況だった。だが、なんと、矢追さんの母親はその妹を取り戻してきた。彼の母親は並の女ではなかった。だが、普通は不安と絶望に苦しむ以外のことは出来ない。
あなたの不安も、これらほどドラマチックとは言えないにしても、同じように深刻で、解消が出来るはずがないものであることが多いだろう。
良寛さんも絶望に陥ったらしい。その中で彼は『荘子』を読んで何かを悟ったらしい。何を悟ったかを解説する人もいるが、そんなこと、自分で『荘子』を読んで自分で分かるしかない。
オグ・マンディーノの『地上最大の商人』に、「どんなことも過ぎ去るのだ」と書かれているが、それだけでは救われない。
結局のところ、神様を見つけて頼るしかない。
見つけてもいない神様に頼れない。
黒住宗忠は、病気で死ぬ間際に神様を見つけ、病が治った。
どうも神様は、瞬間の中にいると感じる。1秒の何分の一とか何十分の一とか、もっと短い時の中にだ。
今この瞬間を意識すると神様が見つかる。
それ以外に救われる道はなさそうに思える。
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(1)新釈 荘子 (PHP文庫)
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「見えないもの」
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鎌でひたすら雑草を刈っていくのですが、刈っても刈っても追いつかなくて、ただ刈ることに集中していると、ある瞬間、目の前の草がキラキラと輝きだします。光を放ち出して、周りもキラキラと輝きだします。
ああ、綺麗だな〜····としばらく見ていると、ふと、終わります。
それが日暮れの頃だと、黄昏のオレンジの光の中で輝きだして、ひときわ綺麗です。
続いている日常の隙間から、ふと何かが現れる、そんな感じです。