画家や漫画家になれる者は、子供の時からずっと絵を描いていたはずだし、ミュージシャンになれる者は、やはり子供の時かごく若い時から、暇さえあれば音楽をやっていた。
私が史上最高の野球選手だと思うテッド・ウィリアムズ(メジャー最後の4割打者。2人しかいない三冠王2回達成の1人。生涯出塁率歴代1位)は、子供の時から起きている時間はずっとバットを振りたがった。
サッカーの本場イタリアでは、良いサッカー選手になれる者は、子供の時から1日中サッカーボールに触っている者だと言われ、また、サッカー選手になりたかったら、出来るだけ長い時間サッカーボールに触れることを勧めるらしい。
私が何年か前に個展を見に行った若い女性イラストレーターは、子供の時から1日中描いていたと言っていたので、成功していると思う。
岡本太郎は、「描けなかった時期がある」と言っていたらしいが、だから、こと絵に関しては横尾忠則さんに酷評されることになるのだろう。岡本太郎は、本人が言う通り、彼自体が最高傑作なのである。
彼は、子供の時、授業中、教師の汚れた声が神聖なる脳に入ってこないよう、両手で堅く両耳を塞ぎ、岡本太郎という傑作を作り続けたのだ。
イギリスの作家コリン・ウィルソンは、「人間のことばかり考えていた」と言ったらしいが、なるほどと思う。彼はそんな作家だ。
『魔王学院の不適合者』で、「錬魔の剣聖」レイ・グランズドリィは、母親(継母)が、レイは子供の時から暇さえあれば剣を振っていたと言っていたが、良い設定だ。
私は、小さな小さな会社で事務員をしていた時、寝ても覚めてもプログラミングのことを考えていたが、それで大手企業に入り、さらに有力ベンチャーにスカウトされたのである。
プロレスのジャイアント馬場さんが最高のレスラーと言っていたバディ・ロジャースは、馬場さんが言うには、他のレスラー達が酒を飲んだりゲームに興じている時もずっとプロレスのことを考えていたらしい。馬場さんは「そりゃ、ずっと考えている人間とそうでない人間では差が出る」と言っていたようだ。

どこの国のことか知らないが、「神様を探しに行って神様になって帰って来た」という話があるらしいが、神様を探しに行くとは、1日中神様のことを考えることだ。
法然は1日中念仏を唱えて菩薩になったし、ある強大な神通力を持つ修験者は常に明王か何かの真言を唱えていた。
仙人はいつも呪文を唱えている。
ラマナ・マハルシは、常に「私、私、私」と心で言えと言った。「私」が神の名前だからだ。
伝説によれば、玄奘三蔵は常に般若心経を唱えることで、奇跡的に単独で中国からチベット経由でインドに到達した。
さて、あなたは1日中何をしているだろうか?

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)選択本願念仏集(法然)
(2)神通力の秘密(中岡俊哉)
(3)「般若心経」を読む(紀野一義)
(4)ずっと、人間のことばかり考えていた。(コリン・ウィルソン)
(5)あるがままに 改訂版 ―ラマナ・マハルシの教え―
(6)魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ※Amazon Prime Video dアニメストア

春はあけぼの
AIアート3095
「春はあけぼの」
Kay

  
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