自己啓発や脳力開発の指導者のことをコーチという言い方をするらしいが、世界で最も有名なコーチはトニー・ロビンズ(本名のアンソニー・ロビンズの名で呼ばれることもある)だと思う。
彼は現在(2026年5月)は66歳だが、二十歳位の時に「火渡り男」として有名なコーチだったと思う。
最近、私が彼の姿を見たのは、AIロボットのソフィーと対話するYouTube動画で、今でも若々しく活気があった。
パム・グラウトの本では、ロビンズは呼吸法でダイエットしたらしいが、ロビンズの呼吸法も有名だ。

ロビンズを有名にした火渡りとは、燃える炭の上を素足で歩くというものだ。
そして、彼はそれを自分でやるだけでなく、一般の人にもそれをやらせ、非常に沢山の人が行ったはずだ。
このロビンズの火渡りに対し、世間では「あれはトリック」「誰でも出来る」という批判が寄せられた。
その中で興味深い批判は、リチャード・バンドラーというNLP(神経言語プログラミング)の共同開発者の『神経言語プログラミング』という本の中でのものだ。
実は、ロビンズは、バンドラーの弟子で、火渡りの指導をしていた時も、NLPのコーチとして行っていたのだと思う。
バンドラーは、その本の中で、「ロビンズの火渡りは、足を置くタイミングをうまくやれば簡単なものだ」と言い、あれはNLPでも何でもないといった言い方をした。

ところが、『ザ・シークレット』の本やDVDに登場して、引き寄せ分野でも有名になった物理学者のフレッド・アラン・ウルフは、自身でこの火渡りセミナーに参加し(ロビンズのものではなかったと思うが)、物理学者として冷静に分析・考察した結果、これはテクニックだけで出来るとは思えないと述べた。つまり、ウルフ博士の見解では、未知の力、人間の潜在能力が働いた可能性があるということだ。

私は、NLPは、バンドラーの最初の本である『神経言語プログラミング』は良かったと思うが、その後のNLPはバンドラーのものも含めてやたら複雑化し、個人的には良いものと思わない。
元々、バンドラーは、精神科医のミルトン・エリクソンの技術からNLPを開発したのだが、まさに、エリクソンの技術を簡単に使える方法を考えたのだと思う。
医学や催眠の研究者らが、エリクソンの手法を本にしたりしているが、どれもぱっとしない。
実はエリクソンは精神科医ではあっても、大学で精神医学を学んではおらず、その「魔法を使って治している」とまで言われた驚異的な治療技術は、おそらく経験的に自然に得たものだ。それを、既存の医学や科学で説明出来るとは思えない。
私が思うに、エリクソンの学歴のない農夫の父親こそ精神技術の達人だった。
エリクソンは不良高校生を一言の対話で更生させ、高校教師であった彼の娘は、凶暴な不良高校生を一瞬で忠実な僕にした。
そんなことは医学や科学では不可能であろう。
必要なことは、シドニー・ローゼンの『私の声はあなたとともに~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~』に書かれていると思う。これほどの価値がある本は滅多にないと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)私の声はあなたとともに~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(2)大きく考えるための小さな本(フレッド・アラン・ウルフ)
(3)聖なる量子力学9つの旅: 魂の魔界をひらくサイエンス(フレッド・アラン・ウルフ)
(4)新装版 神経言語プログラミング―頭脳をつかえば自分も変わる―(リチャード・バンドラー)
(5)アンソニー・ロビンズの運命を動かす(アンソニー・ロビンズ)

天使のフリ
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「天使のフリ」
Kay

  
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