世界的に著名な心理療法家であったエミール・クーエについて、こんな話がある。
病気だったか事故だったか忘れたが、歩くことが出来ない人が、クーエの診療所に担ぎ込まれた。
クーエの暗示療法を受け、その人は10分後には元気に走り回っていた。
こんなことが書かれた本を読んで、多くの人が誤解するのは、
「歩けない人がクーエの診療所で全員、すぐに走れるようになる」
と思うことだ。
上の成功例は千に一つだったり、唯一の例かもしれない。
ディベートと言うか詭弁術みたいなものだが、一例しかないのに、「一例を上げれば」という言い方は案外に効く。
あるいは、何か質問されたら、即座に「ポイントは3つです」と言い、その後で3つのポイントらしきものをでっち上げる人もいる。これも、説得力を上げる詭弁術の1つだ。
これらは、ひろゆきのストローマン論法よりは、まだずっと良いのだが、聞く者の頭が悪いので、ひろゆきのストローマン論法程度までしか良いと感じないのである。現代人はどんどん頭が悪くなっている(1960年代くらいまでは良くなっていたらしい)。
実際は、クーエの心理療法は、そこそこ有効だったのだろうと思う。だから、こんなに有名なのだ。だが、上で述べたように、極端な信じ方をしてはならない。
クーエのやり方はこうだ。
早口で「治る、治る、治る、・・・」と10回言い、「治った」と言う。
やってみたら、やはり、結構効く。
ポイントは、「脚の疾患が治る」みたいに長い言葉を使わず「治る」と短く言うことだろう。
モテモテになりたいなら、「モテる、モテる、モテる・・・・、モテてる」みたいな感じだ。
要は、思考の影響を消し、暗示を潜在意識に送り込んでいるわけだ。
だが、重い病気とか、深刻にモテない場合は、なかなかうまくいかないだろう。
そんな場合は、従来のアファーメーションを使うことが教えられる。
たとえば、病気なら、「私は健康だ」とか、そのバリエーション(「私は健康になりつつある」等)である。
だが、「私は健康だ」と言う病人の表情は暗い。
ところが、「嘘だけど、私は健康だ」と言えば、病人の顔が明るくなるのである。
それだと、回復してしまう可能性が高いと思う。
お金に困っている者が「私の銀行預金は1億円だ」と言う顔の苦しそうなこと・・・。そんな顔ではお金はやってこない。
だが、「嘘だけど、私の銀行預金は1億円だ」と言えば、陽気な顔になる。
明るいこと、陽気なこと(同じことだ)が願いを叶える波動である。
「嘘だけど」が、テクニックと言うなら最上のテクニックと思う。これほど楽しい方法はない。
だが、小さなことなら、クーエの方法も悪くないだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)自己暗示(C.H.ブルックス。エミール・クーエ)
(2)自己暗示術(多湖輝)
(3)眠りながら成功する ~自己暗示と潜在意識の活用~(ジョセフ・マーフィー)
(4)信念の魔術(C・M・ブリストル)

AIアート3045
「集中」
Kay
病気だったか事故だったか忘れたが、歩くことが出来ない人が、クーエの診療所に担ぎ込まれた。
クーエの暗示療法を受け、その人は10分後には元気に走り回っていた。
こんなことが書かれた本を読んで、多くの人が誤解するのは、
「歩けない人がクーエの診療所で全員、すぐに走れるようになる」
と思うことだ。
上の成功例は千に一つだったり、唯一の例かもしれない。
ディベートと言うか詭弁術みたいなものだが、一例しかないのに、「一例を上げれば」という言い方は案外に効く。
あるいは、何か質問されたら、即座に「ポイントは3つです」と言い、その後で3つのポイントらしきものをでっち上げる人もいる。これも、説得力を上げる詭弁術の1つだ。
これらは、ひろゆきのストローマン論法よりは、まだずっと良いのだが、聞く者の頭が悪いので、ひろゆきのストローマン論法程度までしか良いと感じないのである。現代人はどんどん頭が悪くなっている(1960年代くらいまでは良くなっていたらしい)。
実際は、クーエの心理療法は、そこそこ有効だったのだろうと思う。だから、こんなに有名なのだ。だが、上で述べたように、極端な信じ方をしてはならない。
クーエのやり方はこうだ。
早口で「治る、治る、治る、・・・」と10回言い、「治った」と言う。
やってみたら、やはり、結構効く。
ポイントは、「脚の疾患が治る」みたいに長い言葉を使わず「治る」と短く言うことだろう。
モテモテになりたいなら、「モテる、モテる、モテる・・・・、モテてる」みたいな感じだ。
要は、思考の影響を消し、暗示を潜在意識に送り込んでいるわけだ。
だが、重い病気とか、深刻にモテない場合は、なかなかうまくいかないだろう。
そんな場合は、従来のアファーメーションを使うことが教えられる。
たとえば、病気なら、「私は健康だ」とか、そのバリエーション(「私は健康になりつつある」等)である。
だが、「私は健康だ」と言う病人の表情は暗い。
ところが、「嘘だけど、私は健康だ」と言えば、病人の顔が明るくなるのである。
それだと、回復してしまう可能性が高いと思う。
お金に困っている者が「私の銀行預金は1億円だ」と言う顔の苦しそうなこと・・・。そんな顔ではお金はやってこない。
だが、「嘘だけど、私の銀行預金は1億円だ」と言えば、陽気な顔になる。
明るいこと、陽気なこと(同じことだ)が願いを叶える波動である。
「嘘だけど」が、テクニックと言うなら最上のテクニックと思う。これほど楽しい方法はない。
だが、小さなことなら、クーエの方法も悪くないだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)自己暗示(C.H.ブルックス。エミール・クーエ)
(2)自己暗示術(多湖輝)
(3)眠りながら成功する ~自己暗示と潜在意識の活用~(ジョセフ・マーフィー)
(4)信念の魔術(C・M・ブリストル)

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