「学生気分」と言う言葉がある。
だが、学生でありながら、学生気分でない者もいる。
典型的には、学生であっても、芸能人であるとか、プロスポーツ選手である場合だ。
あるいは、学生だが起業した事業家だったり、アルバイトとはいえ責任ある立場の者である。
だが、本来は、アルバイトをしている者全員がそうであるはずなのだ。
「バイト気分じゃ困るよ」と言うことがあるが、超が付くほど馬鹿げた言葉だ。
本来なら、中学生、あるいは、小学生の時に、「たとえあなたが小学生でも、お金をもらう限りは責任がある」ことを理解させなければならない。それが真実なのだからだ。
AKB48等のアイドルグループをプロデュースしている秋元康氏が昔、おニャン子クラブという、普通の女子学生を集めたようなアイドルグループを作り、おニャン子クラブは大人気だった。
「部活感覚でやっている」ことを売り物にし、収録の時、「学校の用事で遅れちゃいます」と平気で電話してくる軽さが良いのだということが言われた。
しかし、実際は、いかなる理由でも収録に遅れたらペナルティーを課されたはずだ。
たまたま重大な事情で収録に遅れたメンバーがいた時、それを学校の用事だったことにしてビジネス的な受けを狙ったのかもしれない。
学生気分からは、ある程度のお金を継続的に稼がない限り脱せない。
ニートがなぜ悪いのかというと、学生気分だからだ。
30歳だろうが40歳だろうが、ずっとニートだったら学生気分のままである。
それは大人ではない。大人でないから、何の役にも立たない。それどころか迷惑がかかる。
居なくていい、あるいは、居てはいけない存在である。
受験に失敗したら慰められることが多いし、失敗した者も落ち込んで見せたり、同情を買うような言動をする。
これこそ学生気分、子供の扱い、子供の態度だ。
落ちた者に対しては「馬鹿者」と言うのが本来当たり前だ。
たとえ、いちかばちかで、受かるはずがない難関校を受けた場合でもだ。
こんな話がある。
その会社はIT系ではなかったが、社員にITスキルをつけさせる目的で、原則全社員に、あるIT資格試験を受けさせた(受験拒否は出来た)。
その試験は、経済産業省の初心者向けIT資格と違い、そこそこ難しいもので、合否だけでなく成績も通知される。
その会社のIT部門の1人がこのIT資格試験受験のリーダーに任ぜられ、このリーダー自ら試験を受けると同時に、社員を合格させる必要があった。
試験が近付くと、社長がこのリーダーに「お前は合格するだろうな?」と言うと、リーダーは「はい大丈夫です」と即答した。
リーダーは専門家とはいえ、資格試験となると話は別で、実際は、受かるかどうか分からなかった。
しかし、立場上、絶対に落ちるわけにはいかなかった。
結果、リーダーはほぼ満点で合格し、社内の他の合格者の成績を圧倒した。しかし、それは当然の結果で、それよりも、何人合格したかの責任があった。
面白いのは、ITには素人の、この試験の共同リーダーのそこそこの年齢の役員がリーダーに次ぐ成績で合格したが、リーダーの上司であるIT部門の部長は落ち、課長は受験拒否していた。この部長と課長は、そのしばらく後に会社をやめた。当然である。
尚、この試験は、主催団体から管理者を派遣してもらい、この会社の広い会議室で行われたが、リーダーは、午前と午後の両方の試験で、半分の試験時間で颯爽と試験を終え、軽々と合格したという雰囲気を見せたが、実は猛勉強したのだった。
他の者にしたって、受ける限りは受かって当たり前なのであるが、合格したのは半分にも遠く満たなかった。
これに関しては、リーダーは責任を果たせなかった。
会社で遅刻した時「電車が遅れた」と言い、自分には責任がないという顔をするのは、学生気分もいいところで、バイトの経験もないのと同じである。
せめて、電車が遅れたことは言ってもいいが「申し訳ありませんでした」と上司に深々を頭を下げて謝るべきだろう。
こう言うと、「なんで?電車が遅れたんだから仕方ないじゃん?」と言う者も多いが、それも学生気分だ。
それが客先への納品であっても、交通機関の遅れや、道路の渋滞で言い訳するのだろうか?
日本マクドナルド創業者の藤田田は、海外への納品が搬送予定の飛行機の欠航によって出来なくなった時、大金を払ってジャンボジェットをチャーターして間に合わせた。ビジネスは大赤字になったが、信用を失わずに済み、これはたまたまだが、ジャンボジェットをチャーターして納期を守ったことが知られ、評判を得てビジネスが広がった。
「遅れそうになったら、いちいちジャンボジェットをチャーターするのですか?」というIQが低いことを言う者も増えている。それが日本の衰退の要因である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ユダヤの商法(藤田田)
(2)金持ちだけが持つ超発想(藤田田)

AIアート3041
「甘えない」
Kay
だが、学生でありながら、学生気分でない者もいる。
典型的には、学生であっても、芸能人であるとか、プロスポーツ選手である場合だ。
あるいは、学生だが起業した事業家だったり、アルバイトとはいえ責任ある立場の者である。
だが、本来は、アルバイトをしている者全員がそうであるはずなのだ。
「バイト気分じゃ困るよ」と言うことがあるが、超が付くほど馬鹿げた言葉だ。
本来なら、中学生、あるいは、小学生の時に、「たとえあなたが小学生でも、お金をもらう限りは責任がある」ことを理解させなければならない。それが真実なのだからだ。
AKB48等のアイドルグループをプロデュースしている秋元康氏が昔、おニャン子クラブという、普通の女子学生を集めたようなアイドルグループを作り、おニャン子クラブは大人気だった。
「部活感覚でやっている」ことを売り物にし、収録の時、「学校の用事で遅れちゃいます」と平気で電話してくる軽さが良いのだということが言われた。
しかし、実際は、いかなる理由でも収録に遅れたらペナルティーを課されたはずだ。
たまたま重大な事情で収録に遅れたメンバーがいた時、それを学校の用事だったことにしてビジネス的な受けを狙ったのかもしれない。
学生気分からは、ある程度のお金を継続的に稼がない限り脱せない。
ニートがなぜ悪いのかというと、学生気分だからだ。
30歳だろうが40歳だろうが、ずっとニートだったら学生気分のままである。
それは大人ではない。大人でないから、何の役にも立たない。それどころか迷惑がかかる。
居なくていい、あるいは、居てはいけない存在である。
受験に失敗したら慰められることが多いし、失敗した者も落ち込んで見せたり、同情を買うような言動をする。
これこそ学生気分、子供の扱い、子供の態度だ。
落ちた者に対しては「馬鹿者」と言うのが本来当たり前だ。
たとえ、いちかばちかで、受かるはずがない難関校を受けた場合でもだ。
こんな話がある。
その会社はIT系ではなかったが、社員にITスキルをつけさせる目的で、原則全社員に、あるIT資格試験を受けさせた(受験拒否は出来た)。
その試験は、経済産業省の初心者向けIT資格と違い、そこそこ難しいもので、合否だけでなく成績も通知される。
その会社のIT部門の1人がこのIT資格試験受験のリーダーに任ぜられ、このリーダー自ら試験を受けると同時に、社員を合格させる必要があった。
試験が近付くと、社長がこのリーダーに「お前は合格するだろうな?」と言うと、リーダーは「はい大丈夫です」と即答した。
リーダーは専門家とはいえ、資格試験となると話は別で、実際は、受かるかどうか分からなかった。
しかし、立場上、絶対に落ちるわけにはいかなかった。
結果、リーダーはほぼ満点で合格し、社内の他の合格者の成績を圧倒した。しかし、それは当然の結果で、それよりも、何人合格したかの責任があった。
面白いのは、ITには素人の、この試験の共同リーダーのそこそこの年齢の役員がリーダーに次ぐ成績で合格したが、リーダーの上司であるIT部門の部長は落ち、課長は受験拒否していた。この部長と課長は、そのしばらく後に会社をやめた。当然である。
尚、この試験は、主催団体から管理者を派遣してもらい、この会社の広い会議室で行われたが、リーダーは、午前と午後の両方の試験で、半分の試験時間で颯爽と試験を終え、軽々と合格したという雰囲気を見せたが、実は猛勉強したのだった。
他の者にしたって、受ける限りは受かって当たり前なのであるが、合格したのは半分にも遠く満たなかった。
これに関しては、リーダーは責任を果たせなかった。
会社で遅刻した時「電車が遅れた」と言い、自分には責任がないという顔をするのは、学生気分もいいところで、バイトの経験もないのと同じである。
せめて、電車が遅れたことは言ってもいいが「申し訳ありませんでした」と上司に深々を頭を下げて謝るべきだろう。
こう言うと、「なんで?電車が遅れたんだから仕方ないじゃん?」と言う者も多いが、それも学生気分だ。
それが客先への納品であっても、交通機関の遅れや、道路の渋滞で言い訳するのだろうか?
日本マクドナルド創業者の藤田田は、海外への納品が搬送予定の飛行機の欠航によって出来なくなった時、大金を払ってジャンボジェットをチャーターして間に合わせた。ビジネスは大赤字になったが、信用を失わずに済み、これはたまたまだが、ジャンボジェットをチャーターして納期を守ったことが知られ、評判を得てビジネスが広がった。
「遅れそうになったら、いちいちジャンボジェットをチャーターするのですか?」というIQが低いことを言う者も増えている。それが日本の衰退の要因である。
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