もし、人間が野生動物なら、25歳くらいが寿命かもしれない。
無論、人間は野生動物ではなく、知恵があるので肉体的な強さのみが価値ではないが、それでも、どこか動物であるという部分は残っている。
簡単な例で言えば、今は30歳前後の女性の出産は難しくないが、もし、産婦人科がなければ、やはり安全に出産出来るのは二十代半ばまでと思う。
また女性の話で恐縮だが、婚活市場では30代になった女性は途端に結婚が難しくなるし、25歳より20歳の方がモテるのも、やはり人間が動物であることを示している。
それどころか、渡部昇一さんの昔の著書だが『知的風景の中の女性』で、女性が一番モテるのは、明らかに十代半ばであることが述べられている。
概ね、未開民族では、女性が最も美しいのは十代前半であるという説もある。
スポーツの世界では、今は25歳というのは若手に分類されることもあるが、それは、体力を超える技術の開発ということもあるが、それぞれのスポーツ競技に有効な体力を向上させる医学的・栄養学的な進歩もある。
しかし、プロ格闘選手だって、より体力が勝敗を決めるアマチュアルールでは、35歳のプロチャンピオンも20歳のアマチュアの上位選手に敵わないものらしい。
体力だけでなく、純粋な知的能力も十代後半が最も高く、数学者は20歳の時のインスピレーションを形にすることで成功するという話がある。
コンピューターの能力がまだ低かった1969年に、初めて人類が月面に到達したアポロ11号をサポートしたNASAのスタッフの平均年齢は24歳だった。それも、かなりの知識が必要だったからで、単なる頭の良さでは、彼らすら十代の時よりは衰えていたはずなのだ。
ところで、原始時代でも、長く現役でいられた人間が稀にいたらしい。
一般には、身体が大きく体力がある者だが、猿の群れでも、体力があってボスになる雄猿も、そう長くはボスの地位に居られないと言う。つまり、少々身体が大きく、力が強くても「若いもんには叶わない」。
ところがそれは、総合的な体力の場合で、身体の一部が極端に発達した個体は長く生き延びるらしい。
例えば、腕が極端に長かったり、頭蓋骨が極端に分厚く丈夫だったりだ。
我々も、歳を取っても若い者に負けまいとしてボディビルに励んだところで、所詮、総合的体力では普通の若い者に負ける。
これは、柔道やレスリングをかなりやった者ほど感じることだ。競技そのものでは若い選手に勝てても、若い者のトレーニングにはついていけない。そして、試合でも、すぐに若い後輩に敵わなくなる。
ところが、競技によるが、極端に握力が強いとか、指の力が強い者が、ずっと若い選手を翻弄することがある。
漫画の話であるが、ある有名な空手家が、指2本で逆立ちが出来る間は誰にも負けないと言う場面があったり、ブルース・リーが指2本の片手腕立て伏せをする映像があるが、ああいったことが出来る者は、実際に、年齢を超えて強いと思う。
知性においても、特定のことに徹底的に強い者は、やはり若者を超えることがある。
簡単な例で言えば、福音書や論語を暗記するまで読み込んでいる者の知性はやはり凄い。
大数学者の岡潔も息の長い数学者だったが、彼が20年以上、道元の『正法眼蔵』を読んでいたことと無関係ではないと思う。
天才発明家の中山正和は、旧制中学卒業の歳、教師に『正法眼蔵』の『現成公案』だけ一生読めと言われたことを憶えていた。
やはり、極振りが天才・超人の鍵である。
これならいかなる人類にも負けないというものを何か1つ作ることを強くお勧めする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)禅と脳 大脳生理学と宇宙物理学から「さとり」を科学する(中山正和)
(2)現代訳 正法眼蔵(禅文化学院)
(3)[新訳]正法眼蔵(ひろさちや翻訳)
(4)佐川幸義 神業の合気
(5)知的風景の中の女性(渡部昇一)

AIアート2970
「乙女盛り」
Kay
無論、人間は野生動物ではなく、知恵があるので肉体的な強さのみが価値ではないが、それでも、どこか動物であるという部分は残っている。
簡単な例で言えば、今は30歳前後の女性の出産は難しくないが、もし、産婦人科がなければ、やはり安全に出産出来るのは二十代半ばまでと思う。
また女性の話で恐縮だが、婚活市場では30代になった女性は途端に結婚が難しくなるし、25歳より20歳の方がモテるのも、やはり人間が動物であることを示している。
それどころか、渡部昇一さんの昔の著書だが『知的風景の中の女性』で、女性が一番モテるのは、明らかに十代半ばであることが述べられている。
概ね、未開民族では、女性が最も美しいのは十代前半であるという説もある。
スポーツの世界では、今は25歳というのは若手に分類されることもあるが、それは、体力を超える技術の開発ということもあるが、それぞれのスポーツ競技に有効な体力を向上させる医学的・栄養学的な進歩もある。
しかし、プロ格闘選手だって、より体力が勝敗を決めるアマチュアルールでは、35歳のプロチャンピオンも20歳のアマチュアの上位選手に敵わないものらしい。
体力だけでなく、純粋な知的能力も十代後半が最も高く、数学者は20歳の時のインスピレーションを形にすることで成功するという話がある。
コンピューターの能力がまだ低かった1969年に、初めて人類が月面に到達したアポロ11号をサポートしたNASAのスタッフの平均年齢は24歳だった。それも、かなりの知識が必要だったからで、単なる頭の良さでは、彼らすら十代の時よりは衰えていたはずなのだ。
ところで、原始時代でも、長く現役でいられた人間が稀にいたらしい。
一般には、身体が大きく体力がある者だが、猿の群れでも、体力があってボスになる雄猿も、そう長くはボスの地位に居られないと言う。つまり、少々身体が大きく、力が強くても「若いもんには叶わない」。
ところがそれは、総合的な体力の場合で、身体の一部が極端に発達した個体は長く生き延びるらしい。
例えば、腕が極端に長かったり、頭蓋骨が極端に分厚く丈夫だったりだ。
我々も、歳を取っても若い者に負けまいとしてボディビルに励んだところで、所詮、総合的体力では普通の若い者に負ける。
これは、柔道やレスリングをかなりやった者ほど感じることだ。競技そのものでは若い選手に勝てても、若い者のトレーニングにはついていけない。そして、試合でも、すぐに若い後輩に敵わなくなる。
ところが、競技によるが、極端に握力が強いとか、指の力が強い者が、ずっと若い選手を翻弄することがある。
漫画の話であるが、ある有名な空手家が、指2本で逆立ちが出来る間は誰にも負けないと言う場面があったり、ブルース・リーが指2本の片手腕立て伏せをする映像があるが、ああいったことが出来る者は、実際に、年齢を超えて強いと思う。
知性においても、特定のことに徹底的に強い者は、やはり若者を超えることがある。
簡単な例で言えば、福音書や論語を暗記するまで読み込んでいる者の知性はやはり凄い。
大数学者の岡潔も息の長い数学者だったが、彼が20年以上、道元の『正法眼蔵』を読んでいたことと無関係ではないと思う。
天才発明家の中山正和は、旧制中学卒業の歳、教師に『正法眼蔵』の『現成公案』だけ一生読めと言われたことを憶えていた。
やはり、極振りが天才・超人の鍵である。
これならいかなる人類にも負けないというものを何か1つ作ることを強くお勧めする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)禅と脳 大脳生理学と宇宙物理学から「さとり」を科学する(中山正和)
(2)現代訳 正法眼蔵(禅文化学院)
(3)[新訳]正法眼蔵(ひろさちや翻訳)
(4)佐川幸義 神業の合気
(5)知的風景の中の女性(渡部昇一)

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