今朝取り上げた、伊丹十三監督・脚本の『マルサの女』(1987)という傑作映画の、金持ちが語る金持ちになる方法を、具体的な案件に当てはめる。
まず、その金持ちになる方法を再度述べる。

「どうやったら、あんたのように金を作れるのかな?」
「金貯めようと思ったらね花村さん・・・使わないことだよ。あんた葬式がありゃ1万、結婚式がありゃ2万と出すでしょ?そんなもの出してたら金は残らない」
山崎はさらに続ける。
「ぽたぽた水が垂れている下にコップを置いてるとする。喉が渇いてたら、半分しか溜まってないのに飲むだろ?これ最低だね」
「一杯になってもまだ飲んじゃ駄目だよ。一杯になって溢れて垂れてきたやつ、それを舐めて我慢するの」

これを、引き寄せの本によくある、「お金を引き寄せて欲しい車を買う」ことに当てはめる。
引き寄せで引き寄せる額を、一応1000万円とする。
つまり、上の金持ちの言う、「コップ一杯になった水」を1000万円とする。
このモデルで、上の金持ちの口調で言ってみよう。
「500万円貯まったら、300万円の車買う。これ、最低だね」
「1000万円貯まっても、まだ買っちゃ駄目だよ」
「1000万円貯まって、さらに貯まって溢れて垂れてきた50万円で中古車買うの」
引き寄せの本では、500万円引き寄せたら、400万円以上の車を買ったなんて雰囲気の話が多いと思う。
有名な『THE SECRET』のDVDには、あるスポーツカーを欲しがっている男性が、そのスポーツカーを運転しているフィーリングを感じることで、その車を入手したという話があるが、私はそれを見て何とも胡散臭く感じたし、今では、少なくともこのお話に関して言えば『ザ・シークレット』は、新興宗教のような洗脳ビジネスだと思う。
財産の大きな部分を使って車なんか買ったら、一瞬は楽しいかもしれないが、減った預金額を実感した時に、喪失感を潜在意識に刻み込み、どんどんお金がなくなっていく。
事業で成功したある億万長者は、30代の時には既に数億円の資産があったが、数十万円の中古車に長く乗っていたと言う。
資産10兆円以上と言われるウォーレン・バフェットは、愛国心からずっとキャデラックに乗っているが、常に中古の、それも、品質が十分なら、出来るだけ安いものを選んでいたという。
彼らは、それがお金を貯める鉄則だと知っているのだ。
車のCMは、あなたから金を搾り取るための洗脳と見なして良いと思う。
あなたは洗脳されてはならない。

再度、お金持ちになるための暗記すべき格言を取り上げる。
「ルール1: お金を失わないこと。ルール2: ルール1を忘れないこと」(ウォーレン・バフェット)
「節約せずして誰も金持ちになれない。そして、節約する者で貧しいものはいない」(サミュエル・ジョンソン)

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(1)ジョンソン博士語録
(2)史上最強の投資家 バフェットの教訓 逆風の時でもお金を増やす125の知恵(メアリー・バフェット他)
(3)マルサの女<Blu-ray>

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