政木和三さんが、小学3年生の時、腹式呼吸で超人化したことは何度か述べた。
これは、「7秒吸い、7秒止め、7秒吐く」から始め、徐々に時間を伸ばし、「20秒吸い、20秒止め、20秒吐く」になるまで行った。
こういった話を聞くと、「大量の空気を吸って、脳や身体の細胞に大量の酸素を送る」ことが重要だと言う者が多いし、呼吸法の本では、ほとんどがそのようなことを主張している。
しかし、政木さんは、その呼吸法で「脳が酸素不足に陥る」と言う。
そりゃ、ちゃんと考えれば、その呼吸法ではそうなるだろう。

知力開発の権威であったウィン・ウェンガー博士の、頭を良くするメソッドのマスキング法では、ビニール袋で口と鼻を覆って呼吸するのだから、明らかに酸素不足になる。
そもそも、ウェンガー博士は潜水で知力が向上することを確認し、意図的に酸素不足を起こす方法を考えたのである。
他にも、世界的に有名な呼吸法の本にも、取り入れる酸素を減らすことを主張するものもある。

吸入する酸素を減らす方法は当然、危険が伴うので、あまり容易に勧められないかもしれない。
しかし、潜水で意識の変革を感じたという話もある。
私も、昔から、即座に高次元に移行するには微かな呼吸をすることを時々書いているが、あまり書かないようにしていたと思う。
私は、プランクをやっていて、大きく呼吸しながらだと、5分やるのはかなり苦しいが、なるべく呼吸せずにやると不思議なことに、5分ならそれほど苦しくないのである。
とはいえ、やはり危険があるので、あまりお勧めしないが。

なるべく静かな呼吸をすれば、あらゆることで向上する。
神や天使は呼吸をしないものだ。
病気等の疾患がある場合を除き、呼吸の音がうるさい者で優れた人間はいない。
言い換えれば、呼吸が静かであるほど優れた人間である。
神は呼吸が静かな人間が好きで、悪魔は呼吸がうるさい人間ほど好きなのである。
また、呼吸が静かな人間は呼吸の数が少ない。
岡田虎二郎は1分に1~2回の呼吸だったらしい。
人間界にいた仙人のような人は、30分に1回しか呼吸しなかったという。
もちろん、呼吸数を減らして苦しければ駄目で、優れた人間は、呼吸が少なくても安楽なのである。

神人や天使のような人は、物音を立てず、人の注意を引こうとしない。当然、呼吸の音など立てない。
フリをすればそうなるが、天使のフリとは呼吸の音を立てないことだ。
それであなたは天使になる。
逆に、物音を立て、周囲の気を引きたがる者は悪魔のフリをしているのである。連中の鼻息は荒い。
ある高位の霊能力者が、鼻先の小さな羽毛が動かないほど静かな呼吸をすれば高次元に入ることができると言っていたものだ
。その一言で言い尽くせるかもしれない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法(パトリック・マキューン)
(2)頭には、この刺激がズバリ効く!(ウィン・ウェンガー)
(3)死と生の記録 真実の生き方を求めて (講談社現代新書)

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