天才は別として、凡人が際立った存在になるには、「極振り」つまり、1つのことだけを徹底的に磨き上げるしかない。
まして、凡人以下の場合は必須だが、逆に言えば、凡人以下でも極振りで大逆転出来る可能性がある。
だが、学校というものは、徹底的に極振りをさせない場所だ。
ここで、凡人以下の者は人生が終わる。
また、特に大企業は、ゼネラリストの地位を高くし、社員を沢山の部署に回して所属させていき1つに特化する機会を奪う。つまり、極振りと真逆をさせる。
ここで、少しは見込みのあった者も凡庸な人間になる。

『銭形平次』の歌(1966。歌唱:舟木一夫)は、「男だったら 一つにかける」から始まるが、これは銭形平次の仕事の事件捜査のことだと捉えられているだろう。
だが、そんなはずはない。事件捜査はあらゆることを考えてやるものだ。
この歌の作詞者は、あの関沢新一なのだ。
美空ひばりの『柔』の作詞者でもあり、「勝つと思うな 思えば負けよ」と、武道の神髄を語る。
男に限らないが、人生に勝つには、「一つにかける」つまり「極振り」しかないことを訴えているように感じる。

現代では、『キレキャリオン』(ポリスピカデリー feat.初音ミク)の、
「二つ目を捨てろ 予想外になれ」
が勝利に導く宇宙の真理で、私は最初にこれを聴いた時には震えが止まらなかった。
言うまでもなく、「極振り」しか凡人に勝利の道がないことを示している。

学校や大企業の教育を見て分かる通り、日本では、ロボット人間を量産し、チート(反則級に優秀な)能力保有者を決して生み出させない。
ある物理学の天才である高校生は、文系科目が出来なくて日本では大学に入れず、埋もれかけたが、世界最高のMIT(エムアイティー。マサチューセッツ工科大学)の教授と面接したら、教授はすぐにMITへの入学を許可し、さらに「大学院からでもいい」と言ったそうだ。
アインシュタインだって、数学、物理は出来たが、やはり文系科目は駄目で大学受験に合格出来ず、無試験入学制度を利用して入学している。
私は、アインシュタインレベルの天才なんていくらでもいると思うが、埋もれたまま人生を終えているのだ。
アインシュタインも全体で見れば普通の人で、彼自身「長年趣味で続けた物理学も大したものではない」と言い、自分を決して重要人物と見なさず、中学生が数学の宿題を手伝うよう頼みにきたら喜んで応じていた。

大谷翔平のように何でも出来るのも良いが、イチローはまだ単打(特に一塁に出る)に極振りしたところがあった。そこを磨き上げていたからこそ、かなりのオールラウンドプレーヤーになったのだろう。
アニメの『俺は全てを【パリイ】する』では、才能がまるでなく、わずかにパリィ(受け流し)の能力だけあった主人公が、パリィだけを十数年徹底的に磨き、世界最強になる。しかし、主人公は自分が強いことに気付かない。

日本武道館で初めてプロレス興行を行った1966年、メーンイベントでジャイアント馬場の相手を務めたフリッツ・フォン・エリックは、元々は三流レスラーだったが、手で相手の顔や胃袋を掴むクロー攻撃に極振りして、最も成功したプロレスラーの1人になった。彼は常に野球ボールを持ち歩いて握力を鍛えたという話があるが、いかにショービジネスとはいえ実力がものを言う世界であるプロレスでも、やはり極振りは重要であると感じさせる。

ラマナ・マハルシは晩年は、能力が低い者に対し、神になるために、ただ心で「私、私、私」と唱える方法を勧めたのではないかと思う。
それで、私は有難くそれに乗ろうと思う。
ちなみに、私は筋トレではプランクに極振りし、人生最高の身体を作り上げている(笑)。

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(1)ノストラダムスの超法則死活の書(五島勉)
(2)俺は全てを【パリイ】する ※Amazon Prime Video dアニメストア
(3)悪役令嬢レベル99 ※Amazon Prime Video dアニメストア
(4)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ※Amazon Prime Video dアニメストア
(5)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(6)初音ミク「マジカルミライ2019」 (初回限定盤Blu-ray)

あの子は誰のもの
AIアート2909
「あの子は誰のもの」
Kay

  
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