今朝も書いた通り、結局、根気よく深呼吸を続ければチート(反則級の強力な)能力を得られる。
問題は、呼吸法は単調で刺激がなく、根気がないと続かないということだ。
ところで、なぜ深呼吸をすれば能力が向上するのかについて、よく言われるのは、こういうことだ。
まず、我々は肺の能力の一部しか使っていない。
人間の身体は、一部の能力が上がると、それに連動して他の能力も上がるという仕組みがあり、肺の能力をより多く使うことで、他の機能も上がるというものだ。
もう1つは、単純に、脳への酸素供給が増えることで、脳を働かせるエネルギーが増えるというものだ。

ところが、この説と反する面白い説がある。
上の論では、一部の能力が上がると、連動して他の能力が上がる。
それは、普通の能力に関しては、ある程度正当性があるかもしれない。
しかし、チート能力に関してはそうではない。
たとえば、ある7歳の女の子が、習ったわけでもないのに、天才的な絵の能力を発揮した。
実は、彼女は言語能力の発達が遅れていて、言葉をうまく話せなかった。
この言語能力が劣ることの補完として、天才的な絵の能力が発揮されたのだ。
そして、確かに、彼女の言語能力が発達すると、彼女の絵の能力は失われた。
アインシュタインも言葉を話すのが遅く、普通の人にない能力を得たが、彼の場合は、大人になってからも周囲の人にからかわれるほど言葉少なだった。高校時代は、そのせいで教師に怒られたり、同級生に馬鹿にされたこともあった。
余計なことを話さないことも良いことかもしれない。

つまり、こういうことだ。
息を吸って止めると、呼吸能力を制限したことになり、その分、生命に関わる重要な能力が上がるのである。
実際、密教的な修行者には、微かな呼吸をすることで驚くべき能力を発揮する者がいるが、このように、微かな呼吸をすることで呼吸を制限することでも不可思議な能力を発揮出来る。
『荘子』の中にも、坐忘といって、生気を失ったような状態で高次の世界と合一する者が登場するが、ここでも、やはり呼吸は極めて微かになっていると思われる。
ただし、言うまでもなく、危険が伴うので注意深く行う必要がある。
なるべく静かな呼吸をすることでも、十分に能力を高めることが出来る。

心で「私、私、私」と言えば、思考能力を大幅に制限し、言語を要しない脳や生命に直結する能力が上がる。その中には、超能力的なものや引き寄せ能力も含まれる可能性があるが、この方法を勧めたラマナ・マハルシの主旨はそんなレベルではない。
しかし、確かに、セレンディピティ(幸運な偶然)であるとか、直観、精神加速能力も向上すると思われるのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(2)新釈 荘子 (PHP文庫)
(3)自分でできる超能力ヨガ(本山博)

未来の種
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「未来の種」
Kay

  
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