ラマナ・マハルシの27の教えを記述した小冊子『私は誰か?』の第9番目の中にこうある。

絶えず「私」、「私」と考えても、人はその場所に導かれていくだろう。

「その場所」とは、身体の中の、「私」という想念が最初に現れる場所で、マハルシは「ハートの中」と言うが、マハルシの他の教えから考えるに、胸の中央から指2本分右の場所と思う。
だが、マハルシは、この小冊子の、その箇所について、こう述べたことがある。

この小冊子の中に、「もし『私、私』と絶えず想い続ければ、それは真我へと導くだろう」とあるように、自分自身に向かって「私、私」と言い続けなさい。
あなたが何の仕事をしていようとも、坐っていようと、立っていようと、歩いていようと、それを繰り返しつづけなさい。「私」とは神の名前である。それは第一番目の、そして最も偉大なマントラである。オームでさえそれに次ぐものである。

尚、マハルシは、「私、私」と言うことは、口に出さず、心の中で唱えるよう教えており、心で唱えることは口で唱えるより優れていると述べている。
つまり、絶えず、心の中で「私」、「私」と唱えることで真我の実現(解脱、悟り)を得られる。
最も簡単な、悟りを開く方法と思う。

小冊子『私は誰か?』は、マハルシが若い頃(二十歳位と思われる)、沈黙の行をしていた彼は、質問を受けて、砂の上で指で記述して答えた言葉を書き取ったものだ。
『私は誰か?』は、『あるがままに』『真我』(共にナチュラルスピリット)や『ラマナ・マハルシの教え』(新泉社)に収録されている。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)あるがままに 改訂版 ―ラマナ・マハルシの教え― (ナチュラルスピリット)
(2)真我(ナチュラルスピリット)
(3)ラマナ・マハルシの教え(新泉社)
(4)さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる(エックハルト・トール)

優美と気高さ
AIアート2344
「優美と気高さ」
Kay

  
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