法然上人や親鸞聖人の教えは、間違いなく、そして、優れた潜在意識の法則の教えであると思う。
その教えには、阿弥陀如来というストーリーが設定されているが、これは、グリムやペローの童話と同じように、民間から自然に生まれたもので、そのようなものは人間の精神性に非常に適合する。
特に、そのお話が生まれた国や地域ではそうなのだが、法然や親鸞は、インドから中国に渡った阿弥陀如来のストーリーを日本向けにうまく設定し直している。
よって、このストーリーは採用すべきと思う。
親鸞の著書の『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』は難しいが、弟子の唯円が書いた『歎異抄』に親鸞の教えは見事に記されていると思って良いと思う。
法然や親鸞の教えは、南無阿弥陀仏という念仏を唱えれば、「死後、極楽浄土に行ける」「現世でも救われる」である。
だが、一般には、この2つ目の「現世でも救われる」を言わないことが多い。
しかし、現世で救われる・・・大いなる利益を受けることは、法然の『選択本願念仏集』や親鸞の『現世利益和讃』を見ても明らかである。
ただ、なぜ現世でも守られ恵まれるのかについての理屈や根拠は、法然と親鸞ではやや異なるように思える。
ただし、両方共、阿弥陀如来に至高の力があり、念仏が無上に尊いものであることを前提とするところは同じだ。
法然の場合は、この上なく尊い念仏を唱える者は、それを障害なく行えるよう、沢山の仏や菩薩が守るからという理屈だ。
親鸞の場合は、念仏があまりに尊いので、それを唱えれば、神や菩薩が総動員して守ってくれるという理屈である。
それを、法然は格調高く風格ある文章で、親鸞は見事な和讃(仏教歌)で書き、これらを読んでインストールすれば完璧に機能する。
親鸞の『現世利益和讃』は、『三帖和讃(さんじょうわさん)』の1つ『浄土和讃』の中に含まれる、わずか15歌の短いものである。
『三帖和讃』は総合研究所教学伝道研究室が分かり易く簡易な和訳を出してくれているのでありがたい。
法然の『選択本願念仏集』は、やや硬い文章であるが、やはり効果的である。
『選択本願念仏集』『歎異抄』『現世利益和讃』を読めば間違いないと思う。
ただ、やはり『選択本願念仏集』は、やや取っつき難いところもあり、『歎異抄』『現世利益和讃』を先に読むのも手かと思う。
『歎異抄』について、司馬遼太郎や日本の高名な哲学者らが、「無人島に一冊持っていけるならこれ」「戦争に行くのに一冊持って行けるならこれ」「全ての本を失ってもこの1冊が残れば我慢出来る」と言ったらしい。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)歎異抄 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
(2)三帖和讃(浄土真宗本願寺派総合研究所著・和訳)
(3)選択本願念仏集 法然の教え (角川ソフィア文庫)

AIアート2298
「待ち合わせ」
Kay
その教えには、阿弥陀如来というストーリーが設定されているが、これは、グリムやペローの童話と同じように、民間から自然に生まれたもので、そのようなものは人間の精神性に非常に適合する。
特に、そのお話が生まれた国や地域ではそうなのだが、法然や親鸞は、インドから中国に渡った阿弥陀如来のストーリーを日本向けにうまく設定し直している。
よって、このストーリーは採用すべきと思う。
親鸞の著書の『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』は難しいが、弟子の唯円が書いた『歎異抄』に親鸞の教えは見事に記されていると思って良いと思う。
法然や親鸞の教えは、南無阿弥陀仏という念仏を唱えれば、「死後、極楽浄土に行ける」「現世でも救われる」である。
だが、一般には、この2つ目の「現世でも救われる」を言わないことが多い。
しかし、現世で救われる・・・大いなる利益を受けることは、法然の『選択本願念仏集』や親鸞の『現世利益和讃』を見ても明らかである。
ただ、なぜ現世でも守られ恵まれるのかについての理屈や根拠は、法然と親鸞ではやや異なるように思える。
ただし、両方共、阿弥陀如来に至高の力があり、念仏が無上に尊いものであることを前提とするところは同じだ。
法然の場合は、この上なく尊い念仏を唱える者は、それを障害なく行えるよう、沢山の仏や菩薩が守るからという理屈だ。
親鸞の場合は、念仏があまりに尊いので、それを唱えれば、神や菩薩が総動員して守ってくれるという理屈である。
それを、法然は格調高く風格ある文章で、親鸞は見事な和讃(仏教歌)で書き、これらを読んでインストールすれば完璧に機能する。
親鸞の『現世利益和讃』は、『三帖和讃(さんじょうわさん)』の1つ『浄土和讃』の中に含まれる、わずか15歌の短いものである。
『三帖和讃』は総合研究所教学伝道研究室が分かり易く簡易な和訳を出してくれているのでありがたい。
法然の『選択本願念仏集』は、やや硬い文章であるが、やはり効果的である。
『選択本願念仏集』『歎異抄』『現世利益和讃』を読めば間違いないと思う。
ただ、やはり『選択本願念仏集』は、やや取っつき難いところもあり、『歎異抄』『現世利益和讃』を先に読むのも手かと思う。
『歎異抄』について、司馬遼太郎や日本の高名な哲学者らが、「無人島に一冊持っていけるならこれ」「戦争に行くのに一冊持って行けるならこれ」「全ての本を失ってもこの1冊が残れば我慢出来る」と言ったらしい。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)歎異抄 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
(2)三帖和讃(浄土真宗本願寺派総合研究所著・和訳)
(3)選択本願念仏集 法然の教え (角川ソフィア文庫)

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