D.L.シュワルツの『大きく考えることの魔術』の冒頭に、こんな話がある。
普通のセールスマンの5倍の売り上げを上げたセールスマンがいたが、そのトップセールスマンは、他のセールスマンより5倍頭が良かったわけでも、5倍働いたわけでも、5倍条件に恵まれていたわけでもなく、ただ、5倍大きく考えただけだった。
どんなふうに大きく考えるか?
それはなかなか楽しい・・・と思えると良い。
本宮ひろ志さんの『俺の空』という、昭和の漫画がある。
その中で、昭和のかぐや姫とも言える令嬢に、大金持ち達が求婚のためにプレゼントを用意した。これこそ、大きく考えることが出来る器を示す機会である。
あなたなら、巨万の富があれば何をプレゼントするだろうか。
それらの大富豪達は、ある者は高級ゴルフ場、ある者はアラブの大富豪が大事にしていた宝玉、ある者は親会社を買い上げることで人気野球球団をプレゼントした。
だが、ある大富豪の青年は、それらを小さいと笑う。
その青年がプレゼントを約束したのは世界の支配権で、今でいうネオコンとかディープステートのトップになることだった。
なるほど、これならなかなか大きい(笑)。
ところが、主人公の東大1年生がプレゼントを約束したのは、剣道日本選手権のタイトルで、彼は見事、全日本剣道選手権で優勝する。
まあ、漫画であるが、こういった妄想の練習も良いかもしれない。
だが、大きな考え方を間違えている、あるいは、あまりにもズレている、いや、壊れている馬鹿が沢山いる。
たとえば、上の令嬢へのプレゼントで、主人公が剣道日本一なら、自分は金魚20匹飲み干すとか、一か月断食するとかだ。
その令嬢からすれば、私が知らないところで勝手にやってであろう。
もっとありふれた例で言えば、30歳過ぎの安月給の派遣社員が、大きく考えることが大切と言われ、彼女にするのは20歳の超可愛いコがいいとか、社長になりたいとか言い出すようなものだ。
ここまで壊れたら修復不可能らしいが、そうかもしれない(知らんけど)。
要は壊れないことだ。
新約聖書で、へロディアの娘サロメは、ヘロデ王に「何でも欲しいものをやる」と言われ、母親のへロディアに「ヨハネ(洗礼のヨハネ)の首と言え」と言われてその通りにし、ヘロデ王は止む無くそれを叶えた。
サロメは母親の手を離れないと、大きく考えることが出来ない。
我々もまたサロメと同じなのである。
ラルフ・ウォルドー・エマソンは、『歴史』の中で、英雄の物語を読む時は、それが自分の話であると見なさなければならないと述べている。
自分はイエスであり、アーサーであり、クリシュナであり、ジュピター(ゼウス)である。
まあ、その弟、妹、息子、娘から始めると良いかもしれない。しかし、いつまでもそうではいけない。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)大きく考えることの魔術【新装版】(ダビッド・J・シュワルツ。桑名一央訳)
(2)完訳版 大きく考える魔法(デイヴィッド・J・シュワルツ)
(3)エマソン名著選 精神について(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(4)俺の空 第1巻(本宮ひろ志)

AIアート2290
「シュガー・ベイビー」
Kay
普通のセールスマンの5倍の売り上げを上げたセールスマンがいたが、そのトップセールスマンは、他のセールスマンより5倍頭が良かったわけでも、5倍働いたわけでも、5倍条件に恵まれていたわけでもなく、ただ、5倍大きく考えただけだった。
どんなふうに大きく考えるか?
それはなかなか楽しい・・・と思えると良い。
本宮ひろ志さんの『俺の空』という、昭和の漫画がある。
その中で、昭和のかぐや姫とも言える令嬢に、大金持ち達が求婚のためにプレゼントを用意した。これこそ、大きく考えることが出来る器を示す機会である。
あなたなら、巨万の富があれば何をプレゼントするだろうか。
それらの大富豪達は、ある者は高級ゴルフ場、ある者はアラブの大富豪が大事にしていた宝玉、ある者は親会社を買い上げることで人気野球球団をプレゼントした。
だが、ある大富豪の青年は、それらを小さいと笑う。
その青年がプレゼントを約束したのは世界の支配権で、今でいうネオコンとかディープステートのトップになることだった。
なるほど、これならなかなか大きい(笑)。
ところが、主人公の東大1年生がプレゼントを約束したのは、剣道日本選手権のタイトルで、彼は見事、全日本剣道選手権で優勝する。
まあ、漫画であるが、こういった妄想の練習も良いかもしれない。
だが、大きな考え方を間違えている、あるいは、あまりにもズレている、いや、壊れている馬鹿が沢山いる。
たとえば、上の令嬢へのプレゼントで、主人公が剣道日本一なら、自分は金魚20匹飲み干すとか、一か月断食するとかだ。
その令嬢からすれば、私が知らないところで勝手にやってであろう。
もっとありふれた例で言えば、30歳過ぎの安月給の派遣社員が、大きく考えることが大切と言われ、彼女にするのは20歳の超可愛いコがいいとか、社長になりたいとか言い出すようなものだ。
ここまで壊れたら修復不可能らしいが、そうかもしれない(知らんけど)。
要は壊れないことだ。
新約聖書で、へロディアの娘サロメは、ヘロデ王に「何でも欲しいものをやる」と言われ、母親のへロディアに「ヨハネ(洗礼のヨハネ)の首と言え」と言われてその通りにし、ヘロデ王は止む無くそれを叶えた。
サロメは母親の手を離れないと、大きく考えることが出来ない。
我々もまたサロメと同じなのである。
ラルフ・ウォルドー・エマソンは、『歴史』の中で、英雄の物語を読む時は、それが自分の話であると見なさなければならないと述べている。
自分はイエスであり、アーサーであり、クリシュナであり、ジュピター(ゼウス)である。
まあ、その弟、妹、息子、娘から始めると良いかもしれない。しかし、いつまでもそうではいけない。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)大きく考えることの魔術【新装版】(ダビッド・J・シュワルツ。桑名一央訳)
(2)完訳版 大きく考える魔法(デイヴィッド・J・シュワルツ)
(3)エマソン名著選 精神について(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(4)俺の空 第1巻(本宮ひろ志)

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