私は、株式投資は、投資したお金が無くなっても良いとまで覚悟しなくてもいいが、もし無くなっても別にいいと思うことが出来るお金でやらないといけないと思う。
つまり、投資したお金がなくなったと仮定し、そうなったら致命的と思うなら、やってはいけないと確信する。
簡単に言えば、株で危険なギャンブルをしてはならない。

YouTubeで、ひろゆきさんや堀江貴文さんらは、「株はこれまでずっと上がり続けた。これからも上がり続ける可能性が非常に高い。だから株を買わないのは馬鹿だ」と言う。彼らの主張は、こんなに簡単なものだ。
それに対し、株はやめた方が良いと言う人達が、なぜか反論出来ない。おかしなものだ。
ひろゆきさんや堀江貴文さんの主張は、それほどおかしなものだからだ。

そりゃ、総合的には、株価は昔からずっと上がっている。そうでなければ資本主義が続いていないのだから当たり前だ。
では、株を買った人が全員儲かったかというと、そうでないことは、どんな馬鹿でも分かる。
ひろゆきさんはデータが大好きそうだから、それなら、どれだけの人が、どんなふうにどれだけ儲かったかの統計を出せばいいし、上のような主張をするならそれが義務のはずが、それをしない。だが、おそらく、それは不可能だろう。複雑過ぎるからだ。
だが、簡単に言えば、株価全体が上がろうが、自分が儲かるかどうかは分からないのだ。それは、自分が損するかどうかも分からないということだ。
我々よりずっと勉強し、損をして経験を積んだ投資家すら、損で終わっている人もザラにいるのである。
大儲けを狙わない、安全で堅実な投資をしろと言う人もいるが、そのつもりで損をした人もいくらでもいる。
安全で堅実な投資というものは実際にはない。

素人が投資するパターンの1つに、最初に大きな利益が出て、調子に乗って大金をつぎ込み、最後に大損をして大切な老後資金数千万円を失ったというものがある。自分がそうならないと、なぜ言えるのだろか?

若い時から新NISAに地道に投資し、限度額いっぱいの1800万円まで投資したら、株価の大暴落が起こり、100万円の価値になるということもありうる。元の株価に戻るには10年も20年もかかるものだし、戻らないかもしれない。

また、1つの企業の株だけを買うのは危険だから、複数の企業に分けて投資しろという人も多い。
もうこれで、素人が株をやるのは危険過ぎると言って良いだろう。
投資した複数の会社の株の多くが下がらないなどと言えるはずがない。

銀行預金すら危ないと言う人もいる。ひろゆきさんも言ってたと思う。
つまり、何らかの理由で、銀行に預けたお金が消えてしまう可脳性があるということだ。
それもないとは言えない。
しかし、株でお金を失うことと比べれば、可能性は極めて少ない。
それなのに、銀行の危険性を訴えながら株を勧めるというのは、私の感覚では嘘つきである。

「投資をしておけば、数千万円の利益を得ていたのに。あの人はそうなっている」
と言うことになる人もいると思う。
しかし、それなら、
「あの人は投資で3000万円失った。私も投資をしていれば、そうなったかもしれない」
と言う人がいるとなぜ言わないのだろう?
むしろ、こっちの方が多いかもしれないのに。
堀江貴文さんが、老後破綻した(しそうな)人達に対し、
「なんで株を買わなかったの?買ってたら今頃、数千万円手にしていたのに」
と言ったことがあったが、それはあくまで可能性の話で、株を買ったから数千万円失った人もいるのである。
普通の、頭が良くないオッサンの場合、そっちの可能性の方が高いと思う。

株をやる条件は、投資したお金が消えても、それほどの問題がないこと。
そして、頭が良くて勉強と研究を熱心にするのが好きなこと。
そこそこ程度の頭脳であれば、投資の他に趣味がないというほどで、起きている時間全部、投資につぎ込んでも平気な人でなければ難しいと思う。
私にも、証券会社の投資のプロの知り合いがいて、その中には、顧客の利益を守るために本当に真面目に研究・分析をし、そのために新しい手法を取り入れ、さらに、自分で開発している人もいる。だが、そんな人ですら、顧客を損させることもあるのだ。
そして、証券マンが皆、そんなふうに誠実にやっているのではなく、むしろハイエナのような者が多いとも言われる。
私は大切なお金は預金する。
少なくとも、頭がかなり良くない限り投資はしない方が良いとは言える。
頭がとても良くても損する人は多い。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学(森永卓郎)
(2)投資依存症 こうしてあなたはババを引く(森永卓郎)
(3)新NISAという名の洗脳(森永卓郎)
(4)新・臆病者のための株入門(橘玲)
(5)新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方(橘玲)

陰りなく
AIアート2286
「陰りなく」
Kay

  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ