クリスマス商戦の季節とはいえ、国民の生活の苦しさからか、昔のような活気はない。
私には、クリスマスは、ディケンズの『クリスマス・キャロル』を思い出す時である。

『クリスマス・キャロル』のお話は、エゴイストの守銭奴スクルージが作り出した幻だと私は思っている。
彼は人間なのだ。あのような生き方が楽しいはずがない。
表向きは強欲で冷淡な老人を装っていても、心の中は苦しいはずなのだ。
その苦しい心の中を、魂の光が照らして、彼にあのような幻想を見せた・・・私はそう思っている。

クリスマスのお話ではないらしい(大晦日のお話)が、アンデルセンの『マッチ売りの少女』で、マッチ売りの少女が死の間際に見た幻も同じようなものだった。
アンデルセンは、「誰も知らないが、少女は美しいものを見たのだ」と強調していたように思う。

我々も、スクルージ爺さんと同じように幻を見た方が良い。つまり、心の中に作り上げた恐怖を伴う誤った価値観や教義に気付くべきだろう。
スクルージは、それを見ることで浄化された・・・つまり、心の中のガラクタは溶けて消えた。
だが、心の闇の中は、見ようとして見れるものではない。
苦しさが限界に達した時、魂の火花が心の闇を照らし、幻想のような形でそれを見せてくれる。

『クリスマス・キャロル』を読んだり、1938年の白黒映画『クリスマス・キャロル』を見れば、そんな幻を見ることが出来る。明確には気付かないかもしれないが。
我々もスクルージなのである。
それと、クリスマスに歌われるキャロル(祝歌。賛美歌)には、魂と通じる独特の響き(波動)がある。
『きよしこの夜(Silent night)』『おめでとうクリスマス(We Wish You a Merry Christmas)』『ジングルベル(Jingle Bells)』などである。

心の恐怖を放置したままで引き寄せを行うと、少々辛いことになる。
今回のクリスマスへの備えをすると良いだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)クリスマス・キャロル (角川文庫)
(2)クリスマス・キャロル(字幕版) ※Amazon Prime Video
(3)マッチ売りの少女/人魚姫: アンデルセン傑作集 (新潮文庫)
(4)マッチ売りの少女 ※100円。クリエイティブコモンズ
(5)クリスマス! / RIAS室内合唱団
(6)マーフィー100の成功法則(大島淳一=渡部昇一)
(7)マーフィー成功の法則100(渡部昇一)

聖夜の精霊
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「聖夜の精霊」
Kay

  
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