私は投資というものを全くしないが、YouTube等を見ていると、投資をしないのは馬鹿で、ほとんどの人が投資をしない日本人は金融リテラシーが低く、国際的に恥ずかしいと国民だと言う人も少なくない。
また、老後資産形成といった話になると、かなり多くの者が投資の話を当たり前のことのように言う。

新NISAでは、配当率が4~6%以上の銘柄も多く存在するとよく言われる。
積み立てなくても、1000万円を新NISAに投資すれば、1年で40万~60万円の利益が出るというわけだ。
しかし、どれが高配当率の銘柄かなんて分からない。
予想屋は沢山いるが、あたる人もいれば外れる人もいる。同じ予想屋でも、当たることもあれば外れることもある。
そして、投資した株価は、上がることもあれば下がることもあり、どれが上がり続けるかは分からない。
1000万円の株を買っても、株価が下がって800万円になることもある。
その場合は、また上がるまで待てと言われ、そもそも株は長期保有すれば上がる場合が多いとよく言われる。
しかし、自分が買った株がどうなるかは分からない。
専門家が株価変動のグラフを見せ、いろんな解説をするが、それを聞いても、自分が買った株の値段が上がるわけではない。
そして、多くの人が株で大損し、老後資金を投資につぎ込んで、それを失くしてしまった人も沢山いる。

私は以前、金持ちの事業家に、あるIT関連企業の株を買うよう勧められたことがある。
その事業家は、投資のベテランだが、ITに強くなかった。
私は、その会社について調べたら、業績が落ちる可能性が高いと、かなり確信した。
そして、その通りになった。
投資のベテランすら、業界を知る投資の素人の私に軽く負けることがあるのだ。

経済アナリストの森永卓郎さんが、ずっと「新NISAは今すぐやめろ」と力説していた理由は、株の大暴落が起こる可能性が高いことを予想していたからだった。
新NISAとはいえ、1000万円で買った株が、突然に100万円になることは、当たり前に起こると言うのである。
そして、それが元の株価に戻るには、20年くらいかかるかもしれないし、そもそも戻らないかもしれない。
「老後の資金は新NISAで作りましょう」と言って、60歳で2000万円を投資すれば、10年後に3000万円、20年後に5000万円になる可能性があるなどと「しゃあしゃあ」と言う専門屋が多いが、10年後に500万円になる可能性があるとは言わない。

引き寄せが投資に役立つかというと、もちろん役立つが、実際にはマイナスを引き寄せる。
と言うのは、素人投資には不安がつきもので、引き寄せは不安なことを引き寄せやすいからだ。

経済は成長するものなので、全体的に言えば投資は利益をもたらす。
しかし、長期に渡って利益を得るのは、しっかり勉強した上で経験を積んだ者だけだ。
そして、普通の人とは比べ物にならないほど勉強し、経験を積んだ者でも失敗して大損するなんて、少しも珍しくはない。
私は、人が投資をすることに対しては何も言わないし、経済全体から見れば、沢山の人が素人を含め投資をすることは疑うことなく良いことである。沢山の馬鹿な素人が大損するから経済が活気付き、企業が儲けるのである。経済の肥料になるのは良いことだ。
私は、あるだけで満足するので、今後も投資をする気は全くない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)詐欺師たち(森永卓郎)
(2)日本人「総奴隷化」計画 1985ー2029(森永卓郎)
(3)投資依存症(森永卓郎)
(4)運とつきあう(マックス・ギュンター)

彼女の部屋
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「彼女の部屋」
Kay

  
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