『サザエさん』『ドラえもん』『アンパンマン』などの長く継続するアニメは日本人の精神性を作っているが、親も子供も、あまりテレビを見なくなった。それが良いことか悪いことかは分からない。
これらほどではなくても、『ウルトラマン』『仮面ライダー』は、主に父親と息子が同じものを見るという意味がありそうだが、昔のものと今のものは、かなり違うし、親子で一緒にテレビを見る機会は少なくなっているだろう。
『魔法使いサリー』(第1作アニメ1966)や『ひみつのアッコちゃん』(第1作アニメ1969)らは、母親が見たアニメを娘が見るということも狙ったとは思う。
これらのアニメの原作者が、横山光輝さんや赤塚不二夫といった、それぞれ『鉄人28号』、『天才バカボン』といった歴史的作品を創った少年漫画家であるところが面白い。ただ、アニメ版と原作版はかなり異なる。
上に挙げたアニメの、親子での継続性というのは、それほどには実現しなかった思われる。
親子の子供時代の社会環境が全然違うし、そうであれば、作品の味付けや受け取り方も全然違う。
それでも、製作側としては、世代間での継承を狙うが、そのために必要なのが、お話の単純さである。
『サザエさん』『ドラえもん』『アンパンマン』が長く続く大きな要因に、その単純さがある。
アニメは子供の精神性に影響を与えるが、ソニー創業者の1人である井深大さんは、家庭のみならず日本人の精神性を創ることにおける母親の重要性を訴えていた。
それなら、女の子に与えるアニメの影響は重要だ。
『魔法使いサリー』や『ひみつのアッコちゃん』は、少し前の母親の精神性に影響を与えたと思われる。
ところで、『魔法使いサリー』、『ひみつのアッコちゃん』は共に東映動画の作品だが、実は、『ひみつのアッコちゃん』第1作終了直後に、東映動画は『魔法のマコちゃん』という、魔法少女第3弾を製作・放送している。
『魔法のマコちゃん』は、前2作ほどのヒットはしていないが、実は宇宙の意思が働いた作品である(冗談と思って欲しい)。
『魔法のマコちゃん』は浦川しのぶ原作とあるが、そんな漫画家はいないし、実際、原作漫画はない。このあたりからして謎だ。
浦川しのぶというのは、ある男性プロデューサーのペンネームだ。
この作品は、アンデルセンの『人魚姫』を参考にしているが、『魔法使いサリー』ともよく似ている。
サリーは魔法の国の王女だが、人間への興味から、両親の反対を押し切って人間界にやって来る。
マコは、人間の青年に恋するとこは『人魚姫』と同じだが、元々、人間界に強い興味を持っていたのはサリーと同じだ。
サリーが11歳なのに対し、マコが15歳なのは、『魔法使いサリー』を見ていた女の子達が少し成長したことを狙ったと思われる。
マコは幼い面もあるが、大人っぽく美しく描かれ、どこか風来坊のような人間の青年に恋するところは、年頃の女の子らしい。
『魔法のマコちゃん』という作品には、宇宙の意思が流れ、人間の精神が現実を形作ることを示す、実は重要な作品になっている。
ただ、製作スタッフも、それには気付いていない。
宇宙の意思の目的もあり、『魔法のマコちゃん』は『魔法使いサリー』、『ひみつのアッコちゃん』ほどのヒットはせず、東映動画も、この作品で魔法少女ものを事実上終了し、次作は石ノ森章太郎原作の『さるとびエッちゃん』と大きく路線を変えている。
『魔法のマコちゃん』では一途な願いは現実を動かすことが描かれている。
私が子供の時に使った奇跡の力と同じ雰囲気を感じるのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
()魔法のマコちゃん ※Amazon Prime Video
()アンデルセン童話集(3) カラー版 現代に蘇る「洋古書」翻訳シリーズ
()信念の魔術(C・M・ブリストル)

AIアート2268
「願い」
Kay
これらほどではなくても、『ウルトラマン』『仮面ライダー』は、主に父親と息子が同じものを見るという意味がありそうだが、昔のものと今のものは、かなり違うし、親子で一緒にテレビを見る機会は少なくなっているだろう。
『魔法使いサリー』(第1作アニメ1966)や『ひみつのアッコちゃん』(第1作アニメ1969)らは、母親が見たアニメを娘が見るということも狙ったとは思う。
これらのアニメの原作者が、横山光輝さんや赤塚不二夫といった、それぞれ『鉄人28号』、『天才バカボン』といった歴史的作品を創った少年漫画家であるところが面白い。ただ、アニメ版と原作版はかなり異なる。
上に挙げたアニメの、親子での継続性というのは、それほどには実現しなかった思われる。
親子の子供時代の社会環境が全然違うし、そうであれば、作品の味付けや受け取り方も全然違う。
それでも、製作側としては、世代間での継承を狙うが、そのために必要なのが、お話の単純さである。
『サザエさん』『ドラえもん』『アンパンマン』が長く続く大きな要因に、その単純さがある。
アニメは子供の精神性に影響を与えるが、ソニー創業者の1人である井深大さんは、家庭のみならず日本人の精神性を創ることにおける母親の重要性を訴えていた。
それなら、女の子に与えるアニメの影響は重要だ。
『魔法使いサリー』や『ひみつのアッコちゃん』は、少し前の母親の精神性に影響を与えたと思われる。
ところで、『魔法使いサリー』、『ひみつのアッコちゃん』は共に東映動画の作品だが、実は、『ひみつのアッコちゃん』第1作終了直後に、東映動画は『魔法のマコちゃん』という、魔法少女第3弾を製作・放送している。
『魔法のマコちゃん』は、前2作ほどのヒットはしていないが、実は宇宙の意思が働いた作品である(冗談と思って欲しい)。
『魔法のマコちゃん』は浦川しのぶ原作とあるが、そんな漫画家はいないし、実際、原作漫画はない。このあたりからして謎だ。
浦川しのぶというのは、ある男性プロデューサーのペンネームだ。
この作品は、アンデルセンの『人魚姫』を参考にしているが、『魔法使いサリー』ともよく似ている。
サリーは魔法の国の王女だが、人間への興味から、両親の反対を押し切って人間界にやって来る。
マコは、人間の青年に恋するとこは『人魚姫』と同じだが、元々、人間界に強い興味を持っていたのはサリーと同じだ。
サリーが11歳なのに対し、マコが15歳なのは、『魔法使いサリー』を見ていた女の子達が少し成長したことを狙ったと思われる。
マコは幼い面もあるが、大人っぽく美しく描かれ、どこか風来坊のような人間の青年に恋するところは、年頃の女の子らしい。
『魔法のマコちゃん』という作品には、宇宙の意思が流れ、人間の精神が現実を形作ることを示す、実は重要な作品になっている。
ただ、製作スタッフも、それには気付いていない。
宇宙の意思の目的もあり、『魔法のマコちゃん』は『魔法使いサリー』、『ひみつのアッコちゃん』ほどのヒットはせず、東映動画も、この作品で魔法少女ものを事実上終了し、次作は石ノ森章太郎原作の『さるとびエッちゃん』と大きく路線を変えている。
『魔法のマコちゃん』では一途な願いは現実を動かすことが描かれている。
私が子供の時に使った奇跡の力と同じ雰囲気を感じるのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
()魔法のマコちゃん ※Amazon Prime Video
()アンデルセン童話集(3) カラー版 現代に蘇る「洋古書」翻訳シリーズ
()信念の魔術(C・M・ブリストル)

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