吉野さんというSNSなどで情報発信を行っている歯科医、歯学博士がいて、日本人がパンやケーキ等の小麦食品を食べると身体に悪いということを、医学的根拠やデータを上げながら上手に話すので、信じてしまう人や、熱心なファンになる人も多いのだと思う。

小麦が身体に悪いと信じてしまうと、小麦食品を食べると身体が悪くなったり、最悪、死ぬこともあると思う。
一方、小麦は身体に良いと信じていると、小麦食品をいくら食べても健康であるのかもしれない。

渡部昇一(大島淳一)さんの『マーフィー100の成功法則』『マーフィー成功の法則100』(基本的に同じ本)に、こんな話がある。
幼い時から、バナナは自分に悪いと信じ込まされた男が、バナナを使った料理をした鍋を洗わずに使って料理したものを食べたことを知った途端、体調が急激に悪化し、死んでしまった。
また、『トーチェ氏の心の法則』(トーチェ夫妻著)に、昔のエスキモーがトナカイの肉しか食べないのに健康だが、彼らに栄養学の知識を与えたら病気が広まったという話が紹介されている。

私も、10年以上前だが、超少食を実践していた時、毎日、カップヌードル1つだけという、吉野さんに死ぬと言われそうな食事を数か月続けたが、健康診断はオールAの判定が出て、実際、どこも悪くなかった。

これからから考え、個人的には、日本人の健康を害しているのは吉野さんではないかとすら思うのである。
どうしたって、日本人は、吉野さんが四毒と言う、小麦、植物油、乳製品、砂糖を食べないようになることは考えられないので、これらを食べても健康でいるのが良いのだし、実際に、沢山の人が、これらを食べても健康である。

健康とか元気ということに関し、誤解をしている人が多いことも、吉野さんのような人の話が信じられる原因と思う。
何か、健康であるとか元気であるということを、ロボットの身体にでもなったように、どこにも不調がなく、どこも痛くない状態であると思い違いをしている人が多いと思う。
動物である限り、どれだけ健康でも、どこか痛かったり、しんどかったりして当たり前である。
運動不足だったり姿勢が悪いと、だるいなど何らかの体調不良を起こすことで動いたり姿勢を正すことを促したり、身体に悪いものが入ると、熱を出して悪いものをやっつけようとしたりといった働きがあるから健康なのである。

病気の原因は、小麦や砂糖より、寝不足、食べ過ぎ、過度の飲酒、姿勢の悪さ、ディスプレイの見過ぎ、運動不足、ストレスということが多いと思う。
白砂糖についても三石巌さんが『医学常識はウソだらけ』で書いているが、「砂糖は白も黒も中身は同じで、脳には絶対に必要」で、要は、過度に摂るのが悪いのである。
尚、体質によっては、小麦や乳製品などが身体に悪い人はいるので、その場合はそれらを控えるといった常識的なことは、いちいち言う必要はないのだが、極端論を持ち出したがる人も多いのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)マーフィー100の成功法則(大島淳一=渡部昇一)
(2)マーフィー成功の法則100(渡部昇一)
(3)トーチェ氏の心の法則(トーチェ夫妻)
(4)医学常識はウソだらけ(三石巌)

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「眼差し」
Kay

  
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