『古事記』が、どんな経緯で書かれたのかの大雑把な話は知られているが、正確なところは分からないのだと思う。
著者(編纂者等と言われることが多い)は太安万侶(おおのやすまろ)で変体漢文というもので書かれているとされるが、実際の詳しいことは分かっていないのだと思う。
太安万侶は、何かの膨大な資料を編纂して『古事記』にしたのだろう。
渡部昇一は『古事記』について、講演で、こんなことを述べている。
「太安万侶は、それまで誰も読めなかった古事記(の元になって資料のことだと思う)を繰り返し読んだ時にオカルト体験(神秘体験、超常体験)をして、それを古事記に書いた」
渡部もたどたどしく語っていたので、やはり正確なことは不明なのだろう。
だが、大事なことは、古事記の著者(編纂者)は、何かの文章を繰り返し読んで神秘体験をした・・・これは天啓とも言え、それにより真理が見えたということだ。

偉大な書を何度も読んで天啓を受けた話は多い。
中山正和は、岡潔が『正法眼蔵』を意味が分からないまま20年も座右の書としていたが、ある日突然、意味が分かったと書いていたが、中山自身も『正法眼蔵』を読んで似た体験をしたと言う。
マリア・ワルトルタ(1897~1961)という女性は、新約聖書の福音書を繰り返し読んでるうちに神秘体験をして、イエスやマリアらの当時の様子が「見える」ようになってしまい、それを書にしている。
他にも、仏典、老子、荘子、バガヴァッド・ギーターといった書に関しても、そんな話があると思う。

渡部昇一が、古事記によって太安万侶が神秘体験をしたと言うのは、自分にも何らかしらの、そんな体験があったからではないかと推測する。
たとえば、彼がロンドンに留学していた時にジョセフ・マーフィーの『あなたも金持ちになれる』の原本を5、6回読んだと言うが、その時である。
それなら、我々も、彼が書いた、あるいは、翻訳したジョセフ・マーフィーの本を繰り返し読めば、何かの力に目覚め、初めて引き寄せの力を得ることが出来るかもしれない。彼も、それらの本を20回読むよう勧めている。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)マーフィー成功の法則100(渡部昇一)
(2)眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー著。翻訳:大島淳一=渡部昇一)
(3)眠りながら巨富を得る(ジョセフ・マーフィー著。翻訳:大島淳一=渡部昇一)
(4)あなたはこうして成功する (大島淳一=渡部昇一)
(5)古事記の読み方(渡部昇一)
(6)正法眼蔵(道元著。ひろさちや訳)
(7)悟りの構造: 正法眼蔵の解明(中山正和)
(8)聖母マリアの詩 上(マリア・ワルトルタ、フェデリコ・バルバロ

古い煉瓦の家
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「古い煉瓦の家」
Kay

  
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