保守派とか右派と言われる言論人や政治家には、日本が破滅に向かっているように言う者が多い。
彼らの論旨は、30年以上、日本人の給料が上がっておらず、貧困化が進み、悲惨な家庭が増えているのは政治の責任であるといったことだろう。
ところが、実際は、日本人は新しいスマートフォンや新車をガンガン買い、海外のスマートフォンや自動車をはじめ、多くの分野の企業にとって、日本が大きなマーケットであることに違いはない。
そして、多くの商品やサービスを購入するのは、富裕層だけではない。主な売り込み先は一般庶民で、普通の日本人の購買力は小さくない。
日本はもう終わりだ論は今に始まったことではなく、実はそれがなかったことはなく、高度経済成長期ですら「日本の裏側」として、貧しい人々にスポットを当てる人々やメディアはいたし、特にバブル崩壊後の1990年代以降はそれが盛んであった。

貧困に注目すれば自分や周囲を貧困化させる原因になる。
テレビやネットの宣伝に乗せられて、無闇に新しいスマートフォンや自動車を買う必要もないが、スマートフォンや自動車の進歩はやはり大変なものだ。
まあ、私は、今の自動車の過剰装備には疑問であるが、それはあくまで私個人の感覚であるとみなすべきかもしれない。

金持ちは豊かさに多く目を向け、貧乏人は貧しさに注目し続ける。
言い換えれば、豊かさの印象を心に刻めば豊かになるし、逆に、貧しさに心を占領されていれば、否応なく貧しくなる。
だから、日本の貧困化や貧困層のことを過剰に語る人やメディアは、必要な範囲で見て、あまり注目すべきでない。

ラルフ・ウォルドー・エマーソンも、慈善団体への寄付をすることはあるが、いずれ全面的に断りたいと『自己信頼』で述べている。
これを、冷酷とか非情と言いたい人もいるだろうが、貧しい人達を立ち直らせるやり方としては必ずしも正しくないし、また、多くの人達を貧しい道に誘ってしまう。
正しいやり方とは、自分が豊かさに足ることを信じさせることであるに違いない。
私は、我々の目を貧しいものに注目させようとする言論人やメディアからは距離を置こうと思う。
やたら景気のいい話ばかり好む必要はないが、ゆったりとした豊かさを感じさせるものに目を向けたいと思う。
たとえば、宇宙も地球も限りなく豊かなのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(2)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(3)新装第二版 眠りながら巨富を得る(ジョセフ・マーフィー)
(4)マスターの教え(ジョン・マクドナルド)
(5)老子 (岩波文庫)
(6)無限供給の鍵(谷口雅春 )

咲く花
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「咲く花」
Kay

  
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