旧約聖書の預言者モーセ(モーゼ)は紀元前13世紀の人と言われるが、彼が神から授かった十戒には「盗むな」「殺すな」「父母を敬え」「姦淫するな」「偽証するな」といった倫理・道徳に関わる根本的なものがあり、それは当時の人間にそんなことが理解出来たことを示している。
つまり、そんな大昔にだって、人格者と言われる人間がいて、邪悪な人間が蔑まれていたことが分かるのである。
ところが、何といまだ、若い間は多少未熟であるのは仕方がないとしても、度を超えて精神レベルが低い子供や若者、それどころか、昔ならとっくに寿命が尽きていた40代や50代を過ぎて尚、利己的で善意が見られない人間がいくらでもいる。
その理由は、転生の度に記憶がリセットされることではないかと思わざるを得ない。
文明の進歩は恐るべきものだが、人間1人の寿命はせいぜい百年で、その中で活躍出来るのは、普通60年程度である。
その短い寿命の中で人類を前に進めてきた人達は、人生の最初の20数年で人類の過去の叡智を学び、試行錯誤を重ねて経験を積み、それから、その知識や知恵を応用したのである。
よって、1人の人間が関わる分野は非常に狭く、いかに優れた人間でも、知らないことの方が圧倒的に多い。
数学であれば、才能ある優秀な者ですら、これまで作られた理論を学ぶだけであまりに長い期間を要し、アインシュタインが数学に関わらなかった理由が「数学の一分野を探求するだけで一生でも足りない」と思ったからだという話がある。
こんなことになるのもまた、転生の度に記憶がリセットされてしまうからと思ってしまうのだ。
ローレンス・スペンサーの『エイリアン・インタビュー』によれば、そのように、転生の度に記憶がリセットされるのは地球だけで、そうなっているのは、太古の昔に、ある宇宙人グループによって、それを行う装置が地球のどこかに設置されているかららしい。
これをただの空想と思う人が多いが、それを聞いて心から納得する人も少なくない。
その装置は、転生の度に、魂から記憶を奪うが、一生の間にも、人間精神に悪影響を与えている。
この装置の束縛から脱したのが、釈迦、老子らの賢者であるらしい。
政木和三さんは、魂から記憶が消されるわけではなく、実際には、魂の中に過去世の記憶は残っていて、政木さんは記憶を取り戻したと言う。
政木さんにしろ、『エイリアン・インタビュー』にしろ、本物の賢者達が言うには、魂の力は神に匹敵するということである。
だから、その力の一端でさえ驚異的である。
魂の力を取り戻す方法は、少なくともその一部に関しては十分に分かっている。
なのに、それをしようと全く思わない人間を見ると何とも情けなく残念に思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(2)老子 (岩波文庫)
(3)中国の思想(6) 老子・列子(改訂版) (徳間文庫)
(4)老子(全)
(5)現代日本語訳 法華経
(6)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳 (角川ソフィア文庫)

AIアート2164
「花と混じり合う香り」
Kay
つまり、そんな大昔にだって、人格者と言われる人間がいて、邪悪な人間が蔑まれていたことが分かるのである。
ところが、何といまだ、若い間は多少未熟であるのは仕方がないとしても、度を超えて精神レベルが低い子供や若者、それどころか、昔ならとっくに寿命が尽きていた40代や50代を過ぎて尚、利己的で善意が見られない人間がいくらでもいる。
その理由は、転生の度に記憶がリセットされることではないかと思わざるを得ない。
文明の進歩は恐るべきものだが、人間1人の寿命はせいぜい百年で、その中で活躍出来るのは、普通60年程度である。
その短い寿命の中で人類を前に進めてきた人達は、人生の最初の20数年で人類の過去の叡智を学び、試行錯誤を重ねて経験を積み、それから、その知識や知恵を応用したのである。
よって、1人の人間が関わる分野は非常に狭く、いかに優れた人間でも、知らないことの方が圧倒的に多い。
数学であれば、才能ある優秀な者ですら、これまで作られた理論を学ぶだけであまりに長い期間を要し、アインシュタインが数学に関わらなかった理由が「数学の一分野を探求するだけで一生でも足りない」と思ったからだという話がある。
こんなことになるのもまた、転生の度に記憶がリセットされてしまうからと思ってしまうのだ。
ローレンス・スペンサーの『エイリアン・インタビュー』によれば、そのように、転生の度に記憶がリセットされるのは地球だけで、そうなっているのは、太古の昔に、ある宇宙人グループによって、それを行う装置が地球のどこかに設置されているかららしい。
これをただの空想と思う人が多いが、それを聞いて心から納得する人も少なくない。
その装置は、転生の度に、魂から記憶を奪うが、一生の間にも、人間精神に悪影響を与えている。
この装置の束縛から脱したのが、釈迦、老子らの賢者であるらしい。
政木和三さんは、魂から記憶が消されるわけではなく、実際には、魂の中に過去世の記憶は残っていて、政木さんは記憶を取り戻したと言う。
政木さんにしろ、『エイリアン・インタビュー』にしろ、本物の賢者達が言うには、魂の力は神に匹敵するということである。
だから、その力の一端でさえ驚異的である。
魂の力を取り戻す方法は、少なくともその一部に関しては十分に分かっている。
なのに、それをしようと全く思わない人間を見ると何とも情けなく残念に思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(2)老子 (岩波文庫)
(3)中国の思想(6) 老子・列子(改訂版) (徳間文庫)
(4)老子(全)
(5)現代日本語訳 法華経
(6)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳 (角川ソフィア文庫)

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