文句を言わなければあっさり叶う : ITスペシャリストが語る芸術

ドイツ人アーチストのベルベル・モーアの引き寄せの手法が、自然で素直でとても良い。
彼氏が欲しければ、彼氏に求める条件と期限を決め、宇宙に「お願い！」と頼む。
モーアは頼んだことも忘れたが、期限には注文通りの彼氏がちゃんと出来たと言う。
ただし、そんなふうにしてオーダーした彼氏とはうまくいかないので、結局、「私にぴったりの彼氏頂戴」で、後は期限を決めて宇宙に頼めば、丁度いい彼氏がやって来る。

さて、モーアは執着のないさっぱりした性格だから良いが、普通は、願望を設定した後で、「現実からの挑戦」を受ける。
疑いや不安を起こさせる出来事が起きたり、情報を見たり、あるいは、何かあるわけではないが、心の中で疑いや不安が起こる。
例えば、１億円を頼んだが、「そんなお金、得られるはずがない」「どうやってそんなお金を得るんだ？」という疑いが心を騒がせる。
それで、どうやって疑いや不安に打ち勝つ、あるいは、消すかだが、早い話が、打ち勝つ必要も消す必要もない。
疑えばいいし、不安になればいい。
また、願望とは何の関係もないと思われることでムカつかされる（不愉快になる、癪に障る）ことが起こることも多い。
そんな時もムカつけばいい。
ただし、文句を言わないことだ。
悪口を言わないこととも言える。
願望を叶える存在・・・モーアは宇宙と言ったが、潜在意識とか魂とか神とか言われるものは、試練を与えた相手が文句を言うかどいうかだけを見ているのだ。
文句を言えば、その分、成就が遅れ、そうしているうちに願望の成就を諦めてしまう。
文句を言わなければ、あっさり叶う。
文句を言う代わりにこう言えば良い。
「どうでもいい」
ただし、「どうでもいい」のは、願望ではなく、文句を言いたい自分の心（思考、感情）である。
ムカついたら、口汚い言葉で罵るような者は、良いものを得ないものである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
（１）星からの宅配便（ベルベル・モーア）
（２）その望みは宇宙がかなえてくれる（ベルベル・モーア）※『星からの宅急便』の別訳
（３）マーフィー100の成功法則（大島淳一＝渡部昇一）
（４）マーフィー成功の法則100（渡部昇一）※『マーフィー100の成功法則』とほぼ同じ