引き寄せで、願いが叶った状態に設定することを、昔は「潜在意識に願望を送り込む」という言い方をしたものだ。
しかし、「設定」の方が明らかに有利と思う。
なぜなら、まず、願いは「私」に叶うものである。
そして、「私」に対して、「美しい」「健康」「お金持ち」という望ましい属性を与えることが設定だ。
一方、願望を潜在意識に送り込むというのは、曖昧過ぎて難しいことが分かる。
だが、「設定」であれば、感覚を掴めば簡単である。
それで、その設定をどのようにするかだが、単に「気持ちの上でなれば」良いのである。
気持ちの上で美人になってしまえば美人になるし、気持ちの上で金持ちになれば金持ちになる。

なった後は、設定通りの私として、普通に生活する。
別に、美人のふりをして生活するわけでも、金持ちになったふりをして生活するわけでもない。
美人が美人のふりをしたりしないし、金持ちが金持ちのふりをする必要はない。
美人は、普段は自分が美人であることなど意識しない。
ただ、自分が美人であると思いだして、「じんわりと」嬉しかったり、「美人でよかった」とちょっと喜ぶことはある。
だから、同じように、じんわりと嬉しく思ったり、「よかった」と喜ぶくらいにすれば良い。
どんな願いであっても、既に願いは叶っているので、味わうなら、「じんわり」「よかった」と喜べば良いだけである。
念願のものを得たら、「ひゃっほー!」と思うかもしれないが、そんなものは得てしまえばさほどではないものだ。
「じんわり」「よかった」と感じるものが、本当の願いなのである。

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(2)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
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