願いを叶える、即ち、引き寄せを行うには、
1.願いが叶ったと設定する
2.普通に生きる
の2つをやれば自動的に達成される。
願いが叶ったと設定する方法は沢山あり、引き寄せ界で最も知られているのがアファーメーション(肯定的確言)とイメージングであるが、これらは、意思の強さや想像力を必要とする。
出来る人達は「設定してしまえばいい」「決めればいい」「なればいい」と、ふわっとしたことを言うが、本当にふわっとやるのが良い。
漫画やアニメの魔法使いの魔法のイメージが案外に正解だと思う。
『ヒマラヤ聖者の生活探求』で、大師の母が、あばら家を一瞬で快適で美しい家に変えてしまう場面があるが、『魔法使いサリー』では、11歳の魔法使いサリーが「えい!」とやれば、木の切り株が邸宅に変わる。
2人とも、別に「立派な家よあれ」と言ったわけではなく、願いを意識し、「そうなれ」と言葉もなく命じただけだ。
それで設定したら、後は偏在するスピリットが自動で行う。
もっと簡単な言い方をすれば、願った瞬間に何でも叶っているのである。
叶っていないように見えるのは、叶っていないように見える仕組みがあるからだ。
その仕組みを一瞬で壊せればいいのだが、それには時間がかかる。私の場合は数秒もかかる(笑)。
魔法使いなら、サリーちゃんのように瞬間で出来る。実際には、魔法使いは、叶っていないように見える仕組みがない。
叶っていないように見える仕組みを壊すのが、普通に生きることだ。
これについて、執行草舟(しぎょう そうしゅう。事業家、作家)さんが非常に良いことをYouTube動画で言っていた。
偉大な人物に共通することがあり、歴史的にも例外がない。
それは、生活が極端にルーチン化していることだ。
毎日、同じ時間に起き、同じことをやり、同じ時間に寝る。
スティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着て、何を着ようかなどと考えなかった。
執行さんは、30歳くらいまで、母親が買ってきた服を着るだけで、それ以降も、まとめ買いをした服を順番に着ていると言う。
それで私も思い出したが、J.F.ケネディーは学生時代、2人部屋の寮に住んでいたが、部屋の中央に服を積み上げ、2人とも、それを上から順番に着ていたらしい。
食べるものも偉大な人は毎日同じものを食べる。イチローさんや大谷翔平さんがそうであることはよく知られているが、彼らは生活全般が超ワンパターンでルーチン化されているようだ。
もちろん、ロボットではないので、その通りにならないこともあるが、可能な限りそのように生活し、大谷翔平さんは誘われて飲みに行ったり食事をすることもないそうだ。
生活がルーチン化していれば、それを守るのが普通に生きることで、普通に生きることがとても容易い。
そりゃ、成功するわけである。
だが、普通の人は、今日は何を食べようとか、何を着ようかと考え、下手したら、寝る時間はもちろん、起きる時間も決まっていない。
これでは、普通の生活が定まらず、普通に生きることが出来ない。
執行さんは、朝食、昼食は当然決まっているが、夕食は、ご飯、ソバ、パンの日を繰り返し、おかずもほとんど決まっているらしい。
そういえば、トランプ大統領の食生活も超ワンパターンで、夕食は、ビーフステーキ、マクドナルドハンバーガー、ケンタッキーフライドチキンの3パターンしかなく、それを日替わりで繰り返すようだ。さらに、ステーキにつけるのはケチャップと決まっているらしい。
イエスも「何を食べ、何を着るかに煩わされるな」と言っている。
そんなことばかり考える者は引き寄せが出来ない、つまり、願いを叶えることはないだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ヒマラヤ聖者の生活探究 第1巻(ベアード.T.スポールディング)
(2)生くる(執行草舟)

寝る時間
AIアート2142
「寝る時間」
Kay

  
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