また筋トレの話であるが、2017年に、このブログでこんな話を書いた。当時、印象深かった話だ。
ヨーロッパで活躍するプロサッカー選手がゲストで出ていたテレビ番組で、その選手が腹筋運動が好きだという話をした。
その腹筋運動は、最も一般的な腹筋運動であるクランチだろう。
すると、司会者が、その選手に「腹筋道は何回やりますか?」と尋ねた。
数千回、少なくとも数百回という回答を期待している雰囲気があったように思う。
その選手も、そんなことを感じてか、申し訳なさそうな様子で「20回くらい」と答えた。
それを聞いて、司会者や出演者達も拍子抜けしたような反応だったと思う。
しかし、腹筋運動(クランチ)も、完璧なフォームで20回やれば、プロのレベルとしても十分に効果的と思う。

私は以前、腕立て伏せを200回以上毎日やっていたのだが、フォームが崩れていたのだろう。最初は右肩を、後に左腕を痛め、左腕の方はずっと治らなかった。
それで、左腕をあまり動かさないせいか、五十肩のような雰囲気になって、腕立て伏せなんてとてもではなかった。
それが10年近く前の話だ。
しかし、船漕ぎ運動(掌を上に向け、前に出した腕を肘から後ろに素早く数十~数百回引く)をやっていたら、腕が治ってしまった。
それで腕立て伏せをやろうとしたら、痛い時の記憶が残っていて、恐くて出来ない。
それでもやってみたら、腕立て伏せ用の筋肉が弱くなっていて、以前の軽やかさが全くない。
それで、せめて完璧なフォームで1回やろうと思って毎日やっていたら、3回、5回と完璧な腕立て伏せの回数が増え、数百回やっていた時よりもいい感じになり、やがて、完璧に10回、軽々出来るようになった。
私は、腕立て伏せは、完璧なフォームであれば、10回、せいぜい20回で十分と思う。
高校野球でエースを務め、かなり有力な選手であった人が、腕立て伏せの話題になったら、やはり現役時代の腕立て伏せは10回と言っていた。
彼は、今でも常人離れした腕の太さだが、現役時代は化物のような腕と言われていたらしい。
プロや高校球児ですらそうである。
我々は、完璧なフォームで、たとえ1回でもやれば良いと思う。
尚、私のプランクは趣味であり、やはり10秒からでも構わないと思う。

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