「ど根性」という言葉は一般的にも使われているが、一度丁寧な説明を知った方が良い。
「ど」は、名詞や形容詞の意味を強調する接頭辞(せっとうじ)だ。
接頭辞とは、「単語の前に付いて意味を添えたり、文法的な役割を果たす要素」で、「お手紙」の「お」、「ご家族」の「ご」、「お名前」の「お」など、沢山ある。
また、「こねこ」と言ったら漢字で「子猫」だと思うことが多いが、「小猫」とも書き、この「小猫」の「こ」も接頭辞である。
「ど」を強調の接頭辞にした言葉には、「どまんなか」「度肝(どぎも)」などがあるが、案外に下品な言葉が多い。たとえば、「どけち」「ど素人」「ど近眼」で、もっと下品には「ドスケベ」「どへた」「ドS、ドM」「ドブス」「ど貧民」などがある。

接頭辞は語感も大事なようで、「お二階」とは言うが「お三階」とは言わないし、「おビール」とは言うが「おウイスキー」とは言わない。
(ただ、「お三階」は使われることもある)
面白いことに、英語でも、do(does did)を強調で使うが、doは動詞の前に置く。
I do love you.(本当に愛しているよ)
He did try his best.(彼は本当にベストを尽くした)
などがあり、また、
Do come in.(どうぞお入りください)
Do call me if you need anything.(何かあれば、是非、電話して下さい)
という使い方もある。
もちろん、日本語の「ど」と英語のdoに関係はない。

さて「ど根性」である。
私が、あまり良くないと思うものに「根性」と「筋トレ」があるが、この2つは関係が深いように思う。
「根性で筋トレをやる」みたいな感じで、それを強調する時には「ど根性で筋トレをやる」みたいになる。
尚、私は「根性」「筋トレ」があまり良くないとは思うが、嫌いではない。それほど好きでもないが。
人間は、あまりに緊張してはならないが、適度な緊張は必要である。
リラックスは良いが、だらけるのは良くないようにである。
人を見ても、「力が抜けている」のは良いことが多いが、抜け過ぎているのは良くない。
つまり、あまりに緊張感がない、締まりがない、ゆったりし過ぎている人間は力がなく、何をやらせても駄目である。
そして、そんな人間には引き寄せも出来ない。
引き寄せは、リラックス、平穏、脱力が必要だが、心が澄んでいること、高貴であること、研ぎ澄まされていることが大切なのである。
そのために、ある程度の筋トレを利用して、精神を研ぎ澄ますことも悪くない。
そのために、私はプランクというシンプルな筋トレを利用するようになった。
「ど根性」を発揮しなければならないほど長時間はやらないが、ある程度の根性が必要なだけやると、心が引き締まり、自分もまだまだやれるという気になる。
私の場合は、1分がある程度の根性が必要な長さである。
それが10秒の人、20秒の人、30秒の人もいるが、2分だと大抵の人はかなり厳しく、3分だと、ど根性が必要になると思う。

全てとは言わないが、憂鬱、不安などの精神の不調・不安定は、多少の根性を必要とする時間のプランクを毎日やれば解消するのではないかと思う。
また、プランクで普段から心を引き締めていれば、何をやってもうまくいき、引き寄せにも効果がある。
いかに引き寄せに努力はいらないと言っても、だらけた人間に引き寄せが出来るイメージが私にはない。
個人的には、鬱病や不安症、いわゆる「メンタルがやられている」状態でも、毎日、そこそこの時間のプランクを3回ほどやれば改善するのではないかと思う。
ところが、心が病んでいると、なかなかプランクをやろうと思わないものらしい。
しかし、そんな人は、気力を振り絞ってプランクのような、多少の気力・根性が必要なことをするのが運命の分かれ道と思う。

尚、時にはど根性を発揮するのも良いことである。自分はまだ若いと実感出来る。

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妹
AIアート1996
「妹」
Kay

  
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