私は、最近はプロ野球について全く分からないが、2015年まで横浜DeNAベイスターズの監督だった中畑清の名前を知らない人も多くなったと思う。
2004年のアテネオリンピックでは、日本代表チームの監督だった長嶋茂雄が脳梗塞で入院となり、ヘッドコーチだった中畑が監督を代行した。
長嶋茂雄も中畑清も、巨人の4番を務めたが、長嶋と中畑は、巨人で監督と選手だったことがある。
中畑がまだ若手の時、長嶋監督が中畑に「調子はどうだ?」と尋ねたことがあった。
あまり調子が良くなかった中畑が「まあまあです」と答えると、長嶋は激怒し、「馬鹿野郎!こんな時は嘘でも絶好調だって言うんだ!」と言い、中畑は「はい、絶好調です」と言い直したらしい。
後に、中畑は「絶好調男」と呼ばれるようになるが、それは、中畑が度々「絶好調」という言葉を口にしていたからだと思う。

「絶好調」も言霊と考えて良いと思う。
しかも、これは万能言霊とでも言うべき言葉で、この言霊1つで、体調も仕事も恋愛も経済状況も家庭も趣味も全て絶好調と思うことが出来る。
日本人に好まれる万能言霊は「大丈夫」だが、「絶好調」に比べれば弱い。
日本の学校英語では、How are You?(調子どう?)の挨拶的な問いにFineと答えるよう教えるが、Fineというのは「まあまあ」「まあ大丈夫」程度の意味で、「なんてこと教えるんだ」である(笑)。
長嶋監督に怒られないようにするには、「グッド」では足りず、「グレイト」「エクセレント」「ファンタスティック」でないといけない。
英語の絶好調は、Never better、Couldn’t be better、Better than everと、ちょっと難しいが、日本語では「絶好調」と簡単に言えるのだから、大いに使えばどうかと思う。

アニメ『俺だけレベルアップな件』で、主要キャラというほどではないが、それなりに存在感のある上級ハンターの3人の若い女性が、久々に会って喫茶店でお茶を飲む場面があるが、彼女達は最初の会話で、「最近どう?」と聞き、「特になにも」「こっちも相変わらずよ」と答える。
「特になにも」「相変わらず」は英語でNothingとかNot muchなどと言うが、やはり「まあまあ」程度の意味で、長嶋監督に怒られる(笑)。
だから彼女らは、上級ハンターとはいえ「まあまあ」「そこそこ」の存在なのである。
彼女達は、このアニメのヒロインの向坂雫を褒め称えるが、彼女達が向坂雫に比べ雑魚感が凄いのは、やはり上記のような挨拶をするからではないかと思う(笑)。
向坂自身は、「問題ありません」と言ったことがあるが、これは、相手の否定的な質問に対して答えたもので、本来は「順調です」という意味だろう。
向坂の普段の発言は強気である。しかし、蟻の王の雰囲気に圧倒され、恐怖を感じた時は、即座にやられてしまった。
やはり、絶好調、悪くても、大丈夫という意気が必要で、言葉でそう思うと良いだろう。
実際、向坂と蟻の王の実力差は大き過ぎたが、再戦では向坂は心意気を高め、善戦している。これは、アニメ第3期で見ることが出来るだろう。
やはり、「絶好調」「最高」といった言霊を使うべきだろう。

日本のアニメ、ラノベ、コミックなら、向坂雫のような存在は17歳くらいにしそうだが、韓国の小説が原作のこの作品では、向坂は23歳の大人の女性である。
谷村新司さんの『22歳』という楽曲の歌詞で「22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ」とあるが、なかなか味わい深い。
小説で、中学生の時の向坂雫のお話が少しあるが、その時の彼女は圧倒的に強気であった。彼女の絶好調、最高の時期であったかもしれない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)キヨシのいつも絶好調: 中畑清のメゲない生き方
(2)絶好調(斎藤一人)
(3)俺だけレベルアップな件 ※dアニメストア for Prime Vide

ウーマン
AIアート1992
「ウーマン」
Kay

  
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