子供の時に、非常に得意だったことがあるだろうか?
自分では得意だと思っていても、実際は全然大したことがないというものは駄目だ。
たとえば、幼い時は、親は何をやっても奇跡でも見るかのうように大絶賛するかもしれないが、そんな評価は信用出来ない。
また、得意と言っても、大食いだとか、喧嘩が強かった、あるいは、多少足が速いみたいなものも、大して価値はない。超人的に強かった、速かったというなら別だが。

私が小学4年生の時、クラスの1人の女子が、皆の前で初めてピアノを弾いたが、その凄い腕前に皆、驚いた。
だが、私は彼女のことをよく知っていたが、すごく性格の悪い子だった(笑)。それに、彼女が本当はピアノが好きでないことも知っていた。彼女は中学ではスポーツ部に入部し、ピアノを止めてしまった。
こんなふうに、やらされたことも駄目なのだ。

コンピューターオタクやエレクトロニクスオタクも知っていたが、皆、大したものではなかった。
絵が得意な子もいたが、本物の情熱を持っているわけでは全くなかった。

ところで、私は2人ほど、本物を見たことがある。
1人は、魔界の住人である悪魔である(笑)。小学4年生の時のクラスメイトの男子だった。
もちろん、一応は自称だが、彼が話す魔界の描写は素晴らしいもので、とても小学4年生で話せるレベルではない。
まあ、よほどの悪魔オタクなのかもしれないが、それでも、ここまでお話を憶えているなら、やはり本物と言って良い。
もう1人はもっと凄く、これはもう疑いようがない本物だった。
小学2年生の時のことだった。クラスは違うが、家が近所の男子で、彼は超能力技を、平気で見せてくれたのだ。
大人がやれば、マジックが得意なだけの可能性もあるし、子供の場合でも、かなりマジックが出来る者もいるかもしれない。
しかし、彼は、石を投げてあり得ない精度で目標に的中させたり、動物を自由に動かしたり、風を吹かせたり、その他、いろいろなことが、どう考えても人間技ではなかった。
とはいえ、実は私も負けないようなことが出来たのだが。

ところで、こんな子なら、皆さんも知っているかもしれない。
計算の達人、暗記の達人だ。
しかし、こんな能力は、大人になるにつれて消えていく。
ただ、なぜ、大人になると能力を失うのかは、案外に分かっていない。
私は、そんな能力は保持出来ると思う。ただ、そのためには、学校や世間といったものから距離を取らないといけない。
そんな能力を失う理由は、他の余計な能力を得ることを強要されるからだろうと思う。
また、そんな能力を、あまり肯定的に扱ってもらえないということもある。
ところが、ひっそりと、特異能力を保持し、さらに磨いている者もいるのである。そんな者は、学校の勉強など、世間的なことは苦手というか、意図的に無視している。
そんな者は、もちろん、多くはないが、それなりにはいる。
これまでは、そんな者は、ほとんど注目されずにいた。
しかし、人知れず、一定の役割を果たしていた。そして、今後は、そんな者の時代かもしれない。
そして、そんな能力は、今からでも得られるのである。
直観と集中力と想像力によって。
鍛え方は、これまで書いた引き寄せ能力強化法とあまり変わらないが、想像力が必要だ。
イーロン・マスクは子供の時、『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで想像力を刺激されたが、そのようなことは良い方法である。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)千夜一夜物語 巻9の2(リチャード・バートン)
(2)銀河ヒッチハイク・ガイド 銀河ヒッチハイクガイドシリーズ(ダグラス・アダムス)
(3)まだらの鳥(W.B.イェイツ)
(4)大きく考えるための小さな本(フレッド・アラン・ウルフ)
(5)超能力が身につく本(関英男)

妖精の棲家
AIアート1973
「妖精の棲家」
Kay

  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ