私は、小学6年生の時、飛べないスズメバチを見たことがある。
小さなスズメバチの巣に数個のさなぎが入っていて、一番最初に羽化したスズメバチが、羽が折れてしまっていて飛べなかったのだ。
しかし、そのスズメバチは、歩いて出かけ、歩いて戻って仕事をしていた。

この飛べないスズメバチが、地球の人間の姿だ。
つまり、人間は能力を大きく制限され、本来の力を発揮出来ない状態だ。
アメリカの神秘思想家ヴァーノン・ハワードは、同じことを、飛べない大鷲として本に書いていた。
飛ぶことを忘れた大鷲は地上を歩くだけで、彼らにとっては美味くもないトウモロコシを食べ、地上でいさかいを起こしていた。
しかし、ある大鷲が、世間のタブーを破って翼を広げて飛ぶことで幸せになる。

では、どうすれば、翼を広げ、飛ぶことが出来るのか?
つまり、本来持っている能力を発揮出来るのか?
それは、ただ、思考を消せば良い。
そのためには、心を常に統御し、心を放置して自由にさせないことだ。
沢山の兵隊を放任し、勝手気まま、好き放題にさせていたら、敵を倒すことが出来ないばかりか、ロクでもないことばかりするだろう。
心は兵隊のようなもので、厳しく統御しなければならない。
そして、この世の兵隊と違い、心という雑魚の兵隊を統御し、おとなしくさせれば、魂という精鋭の兵隊が現れる。
これは無敵の兵隊で、負けることはなく、打ち破れないものはない。
どうすれば心を消せるかだが、ラマナ・マハルシは「私は誰か?」と問えば良いと言った。
それは正しいが、他にも、ニサルガダッタ・マハラジは、「私は在る」と唱えたり、私は在るという感覚に常にしがみつけと言った。
サイババは神の名を唱えよと言うし、法然は念仏を唱えよと言った。
どれでも同じだし、何と唱えても構わない。
例えば「お金がある」とか(笑)。いや、「お金がある」は、実は、かなり論理的なマントラで、私も薦めている。
あまり変な言葉は駄目だが、安らぎを感じる言葉なら何でも良い。
『カードキャプターさくら』の木之本桜の最強の呪文は「絶対、大丈夫だよ」だったが、ある有名な霊能力者は「全て大丈夫だ」を薦めている。
1億円の宝くじを2回当てた、有名な「神様の奇跡が起こる」も良い。
だが、やはり何でも良いのだ。
重要なことは、長時間唱える・・・これだけである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)なぜあなたは我慢するのか(ヴァーノン・ハワード)
(2)ラマナ・マハルシの教え(ラマナ・マハルシ。山尾三省訳)
(3)アイ アム ザット 私は在る ~ニサルガダッタ マハラジとの対話~
(4)ナーマスマラナ ~神の名前の不思議な力~(サティヤ・サイババ)
(5)選択本願念仏集 法然の教え (角川ソフィア文庫)

妖精の世界
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Kay

  
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