ある有名なミュージシャンがこう言ったらしい。
「街角でハーモニカを吹いているだけで満足出来るようなやつじゃないとミュージシャンになんかなれないんだ」
昔、これを何かの雑誌で見たが、この言葉を忘れられなかった。
私は、この言葉を、「それほど音楽が好き」「音楽が一番だと思っている」ということだと理解していた。
だが、全く違う意味があることに気が付いた。

ミュージシャンというのは、楽器を演奏出来るというだけでも、本来、引き寄せが出来るのである。
ところが、実際は、全くそうではない。
なぜ、楽器を弾けば引き寄せが出来るのかというと、楽器を演奏している間は、心を制御出来ているからだ。
それはつまり、思考をかなり止めているということだ。
いくら演奏に慣れていても、演奏しながらデートの計画を立てることは出来ない。
ではなぜ、演奏中、思考が止まっているのに、引き寄せが出来ない演奏者がいるのか?
それは、演奏をしていない時に思考し過ぎるからだ。
余計なことをいっぱい考え、下らない妄想に耽り、心を制御出来ず、活動的な獣のような心を好き放題にさせているのだ。

だから、ミュージシャンで成功するのは、長時間演奏する者、仕事以外でも演奏する者、演奏していない時でも、頭の中で演奏している者だ。
頭の中で演奏しても、心は制御される。
最初に上げたミュージシャンが言った「ハーモニカを吹いているだけで満足する」者なら、ずっとカーモニカを吹いて、ずっと心が制御され、思考を止めていられるのだ。
それでこそ、ミュージシャンで成功するための幸運を引き寄せることが出来る。
テレビでタモリさんか誰かの話で聞いた覚えがあるが、ミュージシャンの玉置浩二さん(安全地帯のボーカル)は、飲みに行っても、ずっとギターを弾きながら歌い、次の店に移動する間もそうであるという。大袈裟であるかもしれないが、そのくらい、仕事でなくても、常に演奏しているということだろう。

一方、スマートフォンなんてのは、ずっと心を好き勝手にさせ、下らない思考を垂れ流し状態にする。
ずっとスマートフォンを触っているような者には引き寄せは出来ないだろう。

本当に音楽が好きであるなら、引き寄せが出来、才能次第で成功出来る。まあ、才能だけは必要だ。
普通の人であっても、ずっとアファーメーションを唱えたり、呼吸に集中し続けることで心を制御し、思考を止めれば、引き寄せが出来るだろう。
あるいは、何か純粋に好きなものがあれば、それを眺めたり、いじったりしても、思考を制御出来るだろう。
たとえば、拳銃マニアであれば、モデルガンを操作したり、ナイフマニアであれば、ナイフを眺めたり、磨いたりである。
ただし、純粋に好きなのでなくては、かえって妄想が広がり、思考が止まらなくなる。
そういえば、成功者にはガチな日本刀マニアや、鯉を1日中眺めていられるといったタイプの人が多そうである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ラマナ・マハルシの教え(ラマナ・マハルシ。山尾三省訳)
(2)アイ アム ザット 私は在る ~ニサルガダッタ マハラジとの対話~
(3)マスターの教え(ジョン・マクドナルド)
(4)信念の魔術(C・M・ブリストル)

風が好き
AIアート1955
「風が好き」
Kay

  
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