引き寄せに必要なことは、欲張らないことと考えることを放棄することだ。
考えることを放棄するために必要なことは、自分は賢くないことを悟ることだ。
自分の頭が良いと思っているうちは、あまり天の助けは期待出来ないと思う。
だが、自分が賢くないことを悟ることは難しい。
馬鹿ほど、自分は頭が良いと思っている。だから、馬鹿は馬鹿と言われると非常に怒る。
馬鹿と言われても平気になれば、一応合格だろう。
しかし、やはりそれは難しいのだ。

たかが人間、大したことはない。
そうは言っても、自分は他の人間よりは優れていると思ってる。
それを、どんぐりの背比べとか、五十歩百歩と言うのだ。
たとえ世界一の天才であったとしても、たかが知れている。

著名な科学者ではあるが、個人的な会話だったので名は伏せるが、私は彼とこんな会話をしたことがある。
私は、何の脈絡もなく、彼に、「政木和三さんをご存じですか?」と尋ねた。
すると彼は、「政木は親友だ」と言う。
しばらく、政木さんのゴルフの腕前が凄いといった話をした後、彼はこう言う。
「私はおそらく、政木の話は半分以上信じていない。しかし、政木は嘘を言う男じゃない」
私は、後にも先にも、これほど面白い表現を、たとえ文豪の小説の中でも、見たことも聞いたこともない。
政木さんは嘘を言わないと断言するのなら、政木さんの話を信じれば良いのに、おそらくだが、半分以上信じていないと言うのだから。
それが人間の頭の限界であると思う。
つまり、彼は本当は政木さんの話を疑っていないのに、信じていると言えないのだ。

彼は、「政木は嘘を言わない」だけ分かれば良いのである。
信じるかどうかは、どうでも良いのだ。
1993年に亡くなられたが、8次元パワーの超念力で知られた石井普雄(いしいかたお)さんという方がいた。
彼のことを信じない、あるいは、胡散臭いと思っていた人は多いと思う。
いや、まさに私も「おそらく」信じていない。
ところが、彼と会って、その力を「7次元パワー」と言ったのが政木和三さんだった。
それがパワーアップして8次元パワーになったのだ。
今でも出版されている石井さんの著書からは8次元パワーが出ているという。
私も、頭では分からないが、結果として、その本を魔法の杖のように頼れば、良い結果になる。
ところで、私は、石井さんが本に書かれている2つのことで、石井さんは嘘は言わない人だなあと思ったことがある。
それは、
「悪いことは良いこと(例:脚が痛いことは良いこと)」
「なるようにしかならない。だが、なるようにはなる」
だ。
ひょっとしたら、石井さんの頭の良いスタッフが作った言葉かもしれないが、たとえそうでも、良いことを教えてくれたと思う。
なぜ、彼のスタッフのことが浮かんだのかと言うと、一頃、カリスマ的人気だった経営コンサルタントの懐刀と言えるスタッフと会ったことがあるからだ。そのスタッフは霊能力者だったが、私は彼の力を封じたことがある。
経緯は省くが、それで私は、思想を知れば、嘘を言う人かどうか分かると思うのだ。
ただ、何を信じるかは人それぞれなので、政木和三さんにしろ、石井普雄さんにしろ、お薦めしているわけではない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)最後の超念力 第1弾(石井普雄)
(2)精神エネルギー(政木和三)
(3)驚異の超科学が実証された(政木和三)
(4)新装版 ヤオイズム(矢追純一)
(5)矢追純一は宇宙人だった!?(矢追純一)

飛翔
AIアート1925
「飛翔」
Kay

  
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