知識が多いほど引き寄せの力が強いという研究報告がある。
ただし、大変な知識を持っていると言われる人と、極めて無知と言われる人との、引き寄せの力の差は1パーセント以下だということだ。
これは、文字情報での知識量についての1つの報告である。
ところが、イメージ的な知識・・・つまり、「感じ」とでも言うような感覚的、経験的な、知識と言うよりは情報量で言うなら、それが多いグループの引き寄せ力は少ないグループの数十倍以上と推測されている。
言ってみれば、受験のための詰め込み学習ばかりで、身体の感覚や情感を伴う情報が少ない者は、自然の中で健康的に育ったり、好きで音楽や絵画をやっていたような者に比べ、引き寄せ能力は数十分の1以下で、千分の1以下だと考える研究者もいる。
何の研究かというと、一般的には公開されていない、やや秘密結社的なものだが、本当に頭の良い人間が参加しているらしい。とはいえ、非公開な研究であることも確かなので、おとぎ話と思っても構わない。
だが、そんな報告を聞くまでもなく、その通りだと思う。

簡単に言えば、絵や音楽を楽しむ者の方が引き寄せの力は格段に強く、いわゆるお勉強だけ出来る者は無力と言って差し支えない。
引き寄せ能力がない者・・・これは、平たく言えば、運の悪い者だが、そんな運のない者は、芸術に親しんでいなかったり、一見、芸術に無関心ではないように見えても、義務的、形式的にやっていたという者ばかりである。
自主的に、好きで芸術に取り組んでいた者は、極めて運が良い。
じゃあ、大芸術家は皆運が良いかというと、むしろ、運が良い方が少ない。
ピカソは物凄く運が良かったが、同時代の芸術家のゴッホや、モディリアーニは、運が良い部分もないではないが、トータルでの運は本当に悪い。
これは、運が悪い者は、せっかく多量に集めた情緒的情報を制作以外に使えなかったからだ。
もっと簡単に言えば、ゴッホは、そもそも働いたことがないので、経験から得る情報が少なかったし、モディリアーニは早い話が暗かった。
対して、ピカソはいろいろな意味で経験豊富で、特に「芸術家の60代は青春」と言ったように、若い子(二十歳以下もザラ)との恋愛にも積極的・情熱的であった。

養老孟子さんが昔、何かのインタビューで、悩みがあるなら、身体を使って働けと言われていたが、これがシンプルながら実に素晴らしいアドバイスだ。
身体を使って働いて得る情緒的情報は非常に重要である。
農業、漁業、トラック運転手といったことは、やれるものならやっておいた方が良い。
著名な神経科学者でTEDでも講演したジャームス・ファロン博士は、大工やトラック運転手を好きでやっていたことがあるらいい。
彼の脳は欠陥品でサイコパス的であるらしいが、身体や感覚を使って働いた経験が大きなアドバンテージになっているのだと思う。

アニメの『俺だけレベルアップな件』2期の最終話で、中国の英雄であるハンターが、「少しは身体を動かさないとな」と言っていたのが、妙に印象に残っている。
我々も、あまり動かなくても良い立場になっても、ちっとは身体を動かさないと運が低下すると思う。
DIYのような物作りが流行っていることは良いことだ。
楽器を弾いたり、絵を描いたり、工芸をやったり、武道をやったり、何もないなら、腕振り運動や佐川幸義流四股などを地道にやって、感覚を磨き続けることをやれば良いと思う。
佐川流四股なんて、筋トレではなく、感覚を磨く訓練の度合いが大きいのだと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)私のピカソ私のゴッホ(池田満寿夫)
(2)青春ピカソ(岡本太郎)
(3)サイコパス・インサイド(ジェームス・ファロン)
(4)佐川幸義 神業の合気(「月刊秘伝」編集部)

天使のスペクトラム
AIアート1717
「天使のスペクトラム」
Kay

  
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