ある意味、引き寄せの奥義書と言えるかもしれない、幸福への道を最も純粋に示すものが、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの自伝だと思う。
アンデルセンは、「神様のおかげで最高に幸せな人生であった」と言う。
この自伝の中で、いくつもの奇跡的な出来事が書かれているが、その最も鮮明なものの1つが、14歳でオーデンセの田舎からコペンハーゲンに1人で出て来た、身寄りもなく、右も左も分からない、少女のようにひどく内気な少年だったアンデルセンが、親切な人々のおかげで平穏な暮らしに導かれたことである。アンデルセンは、そうなったのは、間違いなく神様が自分の祈りに応えてくれたからであると言う。
こういったことが、アンデルセンの卓越した文章で書かれているのである。また、私は、岩波文庫と講談社の翻訳を読んだが、共に、翻訳も素晴らしいと思う。

ジョセフ・マーフィーは、あなたは神様の可愛い息子や娘であると思いなさいと言う。
イエスは、福音書の放蕩息子の話として、また、『法華経』の中でも、途方もなく豊かな長者と、長い間、彼の側から離れていた息子の話として、神や仏は、あなたのことを可愛い息子や娘と思っていることが述べられている。
※ルカ福音書15章。法華経4章「信解品」「長者窮子」

それほど信仰深いわけでないとしても、神や仏に、それほど抵抗を持つ人は少ないと思うので、これらを読めば、神に対する自分の立場がよく分かると思う。
また、私の場合、神や仏を「宇宙の活力」「宇宙の魂」と表現することが多いが、それは意思を持ち、間違いなく我々に好意的である。
それ(宇宙の活力)を阿弥陀仏に喩えるなら、いかなる罪も罰せられることはなく、許される。阿弥陀仏とは、まさに宇宙の活力、宇宙の魂の象徴であると思う。

こういった心境になってこそ、引き寄せも思い通りなのだろうし、逆に言えば、この見地から遠ければ、なかなかうまくいかないと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)アンデルセン自伝(大畑末吉翻訳。岩波文庫)
(2)アンデルセン自伝(高橋健二翻訳。講談社)
(3)努力嫌いの成功法(ジョセフ・マーフィー)
(4)人生に勝利する(ジョセフ・マーフィー)
(5)新約聖書 福音書 (岩波文庫)
(6)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳 (角川ソフィア文庫)

沈黙
AIアート1711
「沈黙」
Kay

  
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