私はオセロのようなゲームをスマートフォンでたまにやることはあるが、RPGゲームのようなコンピューターゲームは全くしたことがない。
そもそも、この世界そのものが、コンピューターゲームのようなものだから、こっちで遊んだ方が良いと思う。
ところで、コンピューターゲームで強くなるには、知識と経験がモノを言い、そのためには、多くの時間をゲームに注ぎ込むことが効果的だろう。
もちろん、主体的にゲームに取り組む時間である。
この世界も同じで、我々は強制的にゲームに参加させられているとしても、主体的に取り組む時間が長いほど、この現実ゲームもうまくなる。
だから、「何でもやってみよう」とか「常に新しいことに挑戦しよう」と言われてきたのである。

ところで、ゲーム製作者がゲームに参加すると非常に強いのは、ゲームの特性がよく分かっているからだが、さらには、ゲーム製作者しか知らない隠しコマンドを用意し、それを誰にも教えなければ、いわゆるチート級(反則レベル)の強さを発揮することが出来る。
そんな隠しコマンドをゲーム製作者に教えてもらったり、あるいは、教えてもらわず自分で発見した場合も、極めて有利にゲームを進めることが出来る。

本来は、隠しコマンドの使い方が引き寄せのようなものだが、この現実世界ゲームの隠しコマンドは、なかなか一般には公開されず、時折、あまり強くはなれない隠しコマンドや、偽の隠しコマンドが知らされることがある。
一説では、ナポレオン・ヒルのノウハウは、かなり効果の低いものであると言われている。

しかし実は、優良な隠しコマンド使用法はかなり公開されている。それが、聖典の類で、聖書やコーランがそうだし、仏教の教典もそうである。
ただ、これらは普通に読んでも分からない。というのは、左脳では理解出来ないように書かれているからだ。
それで、「バガヴァッド・ギーターを数百回読んだら、何でも思い通りに出来るようになった」という人がいるように、右脳で捉えることで、なぜか分からないが隠しコマンドを使えるようになるのである。
ところが、昔の人は、聖書を普通に読んでも、本当の意味がなんとなく分かったものだった。
だから、聖典を読むことが禁止されたことが意外に多いのである。
しかし、物質主義が進むにつれて、人々は聖典の意味を理解出来ないようになってしまった。
それで、大変な回数読まないと分からないのだが、そこまで読める人は滅多にいない。
だが、最初から用意されていたのか、後からつけられたのかは分からないが、隠しコマンドが発動する、簡単なコマンド(命令後)が設置されている。
たとえば、『エメラルド・タブレット』(ドリール版)に書かれている「ジーン・ウール」や、日本の神道にある「アジマリカン」などである。
まあ、実際は、もっと複雑な仕組みになっていて、解説を書こうと思ったら長くなる。
例えば、日本での「南無阿弥陀仏」は元の言葉では「ナモ・アミターバ」といった具合で、言語の違いはあっても、なぜか差し障りはない。そこらは、この世界の製作者が優秀と言うより、RPGゲームの製作者でも、そのくらいは難しくない。

分かり易く簡単に書いたので、細かい部分は全く正確でないだろうが、だいたいこうだと思って、聖典や真言に当たってみると面白いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)神道の神秘(山蔭基央)
(2)数霊のメッセージ(佐々木将人)
(3)密教の聖なる呪文(正木晃)
(4)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)
(5)新約聖書 福音書 (岩波文庫)

木漏れ日
AIアート1657
「木漏れ日」
Kay

  
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