占い師に、「最近、イライラすることが多くないですか?」とか、「最近、怒りっぽくなったと思いませんか?」と言われたら、「ああ、その通りだ」と思うかもしれないが、そもそもが、イライラしなかったり、怒る・・・と言うか、他人にムカつくことのない人間はいない。
まあ、極端なのが「不安になっていませんか?」だが、これでは露骨過ぎるかもしれない。悟りでも開いていない限り、不安のない人はいない。
しかし、こういった占い師の手管(騙して操る手際)でなくても、精神が不安定になっている人が多く、政治とかも、精神が不安定な者によって行われているから、おかしなことになっているのだ。
ビジネス、スポーツ、エンターテインメントでも、そういったことがはっきりしてきていると思う。
大物タレントのスキャンダルなんてのも、傲慢と言うよりは精神の不安定の問題である。
一般の人においては、物質面でそこそこうまくいっていた人が駄目になっているし、物質面で駄目な者はどん底になる。
それもこれも、精神の不安定さに関係している。
理由は分からないが、一応、『エイリアン・インタビュー』にある、宇宙人が太古の昔に地球に仕掛けたマインドコントロール装置の影響と考えれば、つじつまが合うように思う。

これまでも、よほどのどん底にある者は、もう悟りを開くしかなかったが、今後は皆がどん底になる。
だから、悟りを開かない者は、もう終わりである。金なんか追いかけている場合ではない。
そして、ちょっと有名な人(やたらと本を出す人)が、「我々を地球に拘束している力から抜け出す方法」などと称して、利己的なことを言い出すが、そんなものに騙される者が増えるかもしれない。彼らは、良さそうなことも言うし、権威的な騙し方もうまいのである。
だが、宇宙人のマインドコントロール装置の影響を脱するのに・・・つまり、悟りを開くのに特別な方法などない。
単に、善い事・・・つまり、常識的なことをやれば良いだけである。
つまり、悟りを開く特別な方法とやらをやっていても、ドアを大きな音を立てて閉めるような者が悟りを開けるはずがない。
ドアは静かに閉めるのが常識である。

大袈裟に言えば、アルマゲドン・・・善と悪との最終決戦であるが、善とは単なる常識である。
「日本の常識は世界の非常識」という言葉が昔からあるが(竹村健一さんが作ったらしい)、これは常識の捉え方がおかしいのである。
「日本の常識は世界の常識で、世界の常識は日本の常識」である。
カート・ヴォネガットが、「地球のルールはただ1つで、他人に優しくすること」だと言ったのが、ルールと言うか常識で、つまり、常識とは単に思いやりである。
では、自分は女性だと主張する男に、女性スポーツ競技に参加させたり、女性用施設を使わせるのが思いやりかと言うと、それは過ぎた思いやりで、多くの女性に対する思いやりに欠けるのである。

常識は魂に備わっているので、こんなことを語る必要はなく、思考を消せば、マインドコントロール装置の影響を受けず、魂が自在に働くようになる。
それには、呼吸の数を減らすこと・・・言い換えれば、長く静かな呼吸をすることが必要だ。
よく、「呼吸は制御してはいけない。ただ観察することが正しいのじゃ」と物知り顔で言う者がいるが、呼吸は観察すれば長く静かになる。それを、いつもの慌ただしいペースにしておくことこそ呼吸の誤った制御である。
かと言って、過剰な制御は良くない。だから、呼吸法の本は、大抵駄目である。呼吸法に本一冊が必要なはずがない。
静かな呼吸に導くために、簡単な呼吸法をやることは薦められる。
大きく吸って、少しの間、吸うことも吐くこともやめ、それから、静かにゆっくり吐く・・・これが最上と思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(2)ぼくは超能力者だあ(桑田次郎)
(3)超能力(関英男)
(4)左脳さん、右脳さん(ネドじゅん)
(5)洞察力(中山正和)

放恣の空
AIアート1626
「放恣の空」
Kay

  
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