ブレークスルー(ブレイクスルー)という英語の意味は「(障害の)打開」「(行き詰まりからの)進展」「(難関の)突破」という意味だが、私には次のようなイメージがある。
コツコツとたゆみない努力を続けているが、なかなか目立った進歩が見られない。しかし、それでも続けていたら、ある日突然大きな進歩が起こる。
世の中で、「努力が報われる」「花開く」というのは、およそそんなもので、少しずつ前進というよりは、全く前進していない中、ある時急に大幅に進展するように思う。
アメリカの事業家・作家のチン・ニンチュウも『誰でも小さなことで大切な願いが叶えられる』の中で、同じ見解を示し、ある物理学者でもある事業家は、それを量子飛躍(量子的飛躍、量子跳躍)に喩えていた。
量子飛躍とは、電子の状態は、連続的に変化するのではなく、ある状態から別の状態に瞬間的に変化することだ。
私は、中学1年生の時、腕立て伏せを真面目にやろうとし、無理せず一度に10回を、時間を見つけてはやっていたら、ある日、急に30回出来て驚いたことがある。それまでは、30回は考えられない回数だった。
高校に入ってからは、30回は楽に出来るようになっていて、また真面目に、毎晩30回やっていたら、ある日、今度は急に100回出来た。
私の、ブレークスルーのイメージは、この時出来たのである。
女優さんやアイドルって、中学生とか高校生の時は、意外と普通の子であることが多い。それで整形疑惑とか出るのだろうが、そもそも、女の子が綺麗になるのだって、いわゆる「さなぎが蝶に羽化する」ように、急にきれいになるものじゃないか?
石川ひとみさんの有名な曲で、荒井由実(松任谷由実)さん作詞の「まちぶせ」でも、「あの娘が急になぜか きれいになったのは あなたとこんなふうに 会ってるからなのね」と歌うが、それが自然に聞こえると思う。
大抵の人は、ブレークスルーが起こる前にやめる。
一方、何も進歩が見られない中で、長期間・・・場合によっては10年、20年、30年、あるいはそれ以上続けて凄い成果を出す人もいる。
腕振り運動や佐川幸義流四股をちょっとやって、すごい進歩が出たように言う人が多いが、これらは、何も進歩が見られない時期が長く続いても、粘り強くやることで面白いことが起こるのであると思う。
ネドじゅんさんという人は、彼女が考案した「エレベーターの呼吸」を毎日たゆみなく続け、ある日突然悟りを開いたと言うが、呼吸法による成果は、まさにそんなものである。
釈迦だって、7年だったか苦行をしても全然進歩しなかったが、ある日突然、悟りが開けたのである。これを、「釈迦は苦行は無駄と理解することで悟りを開いた」と説明する人がいるが、そうではなく、苦行をしなかったら悟りは開けなかったと思う。
まあ、釈迦の場合は、やり過ぎだったと思うが、若いうちはそんなもんだろう(笑)。
私も、マスター目指して、成果はなくても、今日も呼吸法をやろうと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)誰でも小さなことで大切な願いがかなえられる(チン・ニンチュウ)
(2)天才脳の構造・釈迦の悟り(中山正和)
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌] ※佐川幸義流四股の解説あり
(4)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(5)残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー。 橘玲 )

AIアート1622
「混然と」
Kay
コツコツとたゆみない努力を続けているが、なかなか目立った進歩が見られない。しかし、それでも続けていたら、ある日突然大きな進歩が起こる。
世の中で、「努力が報われる」「花開く」というのは、およそそんなもので、少しずつ前進というよりは、全く前進していない中、ある時急に大幅に進展するように思う。
アメリカの事業家・作家のチン・ニンチュウも『誰でも小さなことで大切な願いが叶えられる』の中で、同じ見解を示し、ある物理学者でもある事業家は、それを量子飛躍(量子的飛躍、量子跳躍)に喩えていた。
量子飛躍とは、電子の状態は、連続的に変化するのではなく、ある状態から別の状態に瞬間的に変化することだ。
私は、中学1年生の時、腕立て伏せを真面目にやろうとし、無理せず一度に10回を、時間を見つけてはやっていたら、ある日、急に30回出来て驚いたことがある。それまでは、30回は考えられない回数だった。
高校に入ってからは、30回は楽に出来るようになっていて、また真面目に、毎晩30回やっていたら、ある日、今度は急に100回出来た。
私の、ブレークスルーのイメージは、この時出来たのである。
女優さんやアイドルって、中学生とか高校生の時は、意外と普通の子であることが多い。それで整形疑惑とか出るのだろうが、そもそも、女の子が綺麗になるのだって、いわゆる「さなぎが蝶に羽化する」ように、急にきれいになるものじゃないか?
石川ひとみさんの有名な曲で、荒井由実(松任谷由実)さん作詞の「まちぶせ」でも、「あの娘が急になぜか きれいになったのは あなたとこんなふうに 会ってるからなのね」と歌うが、それが自然に聞こえると思う。
大抵の人は、ブレークスルーが起こる前にやめる。
一方、何も進歩が見られない中で、長期間・・・場合によっては10年、20年、30年、あるいはそれ以上続けて凄い成果を出す人もいる。
腕振り運動や佐川幸義流四股をちょっとやって、すごい進歩が出たように言う人が多いが、これらは、何も進歩が見られない時期が長く続いても、粘り強くやることで面白いことが起こるのであると思う。
ネドじゅんさんという人は、彼女が考案した「エレベーターの呼吸」を毎日たゆみなく続け、ある日突然悟りを開いたと言うが、呼吸法による成果は、まさにそんなものである。
釈迦だって、7年だったか苦行をしても全然進歩しなかったが、ある日突然、悟りが開けたのである。これを、「釈迦は苦行は無駄と理解することで悟りを開いた」と説明する人がいるが、そうではなく、苦行をしなかったら悟りは開けなかったと思う。
まあ、釈迦の場合は、やり過ぎだったと思うが、若いうちはそんなもんだろう(笑)。
私も、マスター目指して、成果はなくても、今日も呼吸法をやろうと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)誰でも小さなことで大切な願いがかなえられる(チン・ニンチュウ)
(2)天才脳の構造・釈迦の悟り(中山正和)
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌] ※佐川幸義流四股の解説あり
(4)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(5)残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー。 橘玲 )

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効果を感じなくても続けます。