前回、人間は人気が全てと書いたが、人気を得るには魅力的になれば良い。ただし、上辺の魅力ではなく、本物の魅力が必要だ。
それに関し、ヴァジム・ゼランドの『タフティー・ザ・プリーステス』の初めの方に、説明は下手ながら重要なことが書かれている。
今見ても、本当に酷い説明で、読者に分からせる気なんてないのだと思うほどだ(笑)。
これに関しては、コリン・ウィルソンが『右脳の冒険』の中で、D.H.ロレンスの『知恵の七柱』の引用として、もっとマシに書いている。
尚、『知恵の七柱』は、『タフティー・ザ・プリーステス』並に読めたものではない(笑)。
つまり、「思考のフィルターを通さずに見る」ことが必要なのだ。
これは、荘子の言う「視線を自然にし、思慮分別を持たずに見る」ということで、荘子の説明はシンプルで良いが、実現は難しい。
そこで私の出番だが、私自身は、中学1年生の時から「新たな目で見る」でうまく出来た。しかし、これもなかなか難しい。
それなら、こうやれば良いと思う。
ここは夢の中だと思うのだ。そう実感出来なくても構わない。とにかく、これは夢なのだと決める。
周囲を見ると、見慣れたものがあると思うが、本当は全て、初めて見るものなのだ。
夢の中では、宮殿に住んでいても、ずっと前からそこに住んでいると感じるだろう?そんな時、宮殿の部屋の中にあるものも、全て馴染のものであるように感じているはずだ。
しかし、そう感じさせる記憶は全て偽物なのだ。
それは、目が覚めていると思っている今も同じなのだ。
目の前のパソコン、置時計、窓、初音ミクのポスター(笑)、どれも初めて見るものなのだ。
そう思っていると、世界は少し違って感じるようになる。
これが、「新たな目で見る」ということであり、「思考のフィルターを通さずに見る」ということだ。
記憶や思考は、全部、たった今、勝手に作られてあなたの脳に送り込まれただけのものだ。
新たな目で見ている者には、誰もが魅力を感じ、惹き付けられる。
これは、『タフティー・ザ・プリーステス』にも書かれている通りである。
私が、無自覚にそれをやっていたのは小学5年から6年くらいまでで、中学生で自覚的にやれるようになったが、学校も社会も、そんなことをさせてくれない。偽物でしかない記憶や思考にしがみつくよう強要される。
確かに、小学5年生の頃はモテモテだった。可愛い女の子が「あなた、プレイボーイになるわよ」と言ってきたが、もうなっていたのだろう。
サッカーボールとかバイクの方が女の子より可愛いと思っている男に女は弱いものだが、本当にそう思っている男は、サッカーボールやバイクを、いつも新たな目で見ているからだ。
これが成功に一番大切な人気を得る方法である。
ただ、方法が分かっても、必ずしも熱心にやるとは限らない。それは現実に執着がある者である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)タフティ・ザ・プリーステス(ヴァジム・ゼランド)
(2)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(3)砂漠の反乱(T.E.ロレンス) ※『知恵の七柱』簡易版
(4)新釈 荘子 (PHP文庫)

AIアート1619
「風が吹く森」
Kay
それに関し、ヴァジム・ゼランドの『タフティー・ザ・プリーステス』の初めの方に、説明は下手ながら重要なことが書かれている。
今見ても、本当に酷い説明で、読者に分からせる気なんてないのだと思うほどだ(笑)。
これに関しては、コリン・ウィルソンが『右脳の冒険』の中で、D.H.ロレンスの『知恵の七柱』の引用として、もっとマシに書いている。
尚、『知恵の七柱』は、『タフティー・ザ・プリーステス』並に読めたものではない(笑)。
つまり、「思考のフィルターを通さずに見る」ことが必要なのだ。
これは、荘子の言う「視線を自然にし、思慮分別を持たずに見る」ということで、荘子の説明はシンプルで良いが、実現は難しい。
そこで私の出番だが、私自身は、中学1年生の時から「新たな目で見る」でうまく出来た。しかし、これもなかなか難しい。
それなら、こうやれば良いと思う。
ここは夢の中だと思うのだ。そう実感出来なくても構わない。とにかく、これは夢なのだと決める。
周囲を見ると、見慣れたものがあると思うが、本当は全て、初めて見るものなのだ。
夢の中では、宮殿に住んでいても、ずっと前からそこに住んでいると感じるだろう?そんな時、宮殿の部屋の中にあるものも、全て馴染のものであるように感じているはずだ。
しかし、そう感じさせる記憶は全て偽物なのだ。
それは、目が覚めていると思っている今も同じなのだ。
目の前のパソコン、置時計、窓、初音ミクのポスター(笑)、どれも初めて見るものなのだ。
そう思っていると、世界は少し違って感じるようになる。
これが、「新たな目で見る」ということであり、「思考のフィルターを通さずに見る」ということだ。
記憶や思考は、全部、たった今、勝手に作られてあなたの脳に送り込まれただけのものだ。
新たな目で見ている者には、誰もが魅力を感じ、惹き付けられる。
これは、『タフティー・ザ・プリーステス』にも書かれている通りである。
私が、無自覚にそれをやっていたのは小学5年から6年くらいまでで、中学生で自覚的にやれるようになったが、学校も社会も、そんなことをさせてくれない。偽物でしかない記憶や思考にしがみつくよう強要される。
確かに、小学5年生の頃はモテモテだった。可愛い女の子が「あなた、プレイボーイになるわよ」と言ってきたが、もうなっていたのだろう。
サッカーボールとかバイクの方が女の子より可愛いと思っている男に女は弱いものだが、本当にそう思っている男は、サッカーボールやバイクを、いつも新たな目で見ているからだ。
これが成功に一番大切な人気を得る方法である。
ただ、方法が分かっても、必ずしも熱心にやるとは限らない。それは現実に執着がある者である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)タフティ・ザ・プリーステス(ヴァジム・ゼランド)
(2)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(3)砂漠の反乱(T.E.ロレンス) ※『知恵の七柱』簡易版
(4)新釈 荘子 (PHP文庫)

AIアート1619
「風が吹く森」
Kay
人気ランキング参加中です |
![]() ![]() |