「メンチ切る」とか「ガンつける」という言葉をご存じだろうか?
単に、睨みつけるということなのだが、1980年代に主に関西で流行った言葉で、今でも全国的に通用すると思う。
高校生くらいの不良が主体に使われたようだが、プロレスやプロボクシングの試合開始前、因縁の深い選手同士が、顔を近付けてメンチの切り合いをする場面は、試合を盛り上げる見せ場であるようだ。

メンチの切り合いでは、先に目を逸らした方が負けである。
ただ、わざと目を逸らして、相手を見下している様子を見せ、相手をイラつかせるということも行われる。
メンチを切るなどというのは、子供っぽいこと、幼稚なことという見方も出来るが、大勝負であれば、結構うける(逆に単なるガキの喧嘩でしかない場合は本当に幼稚にしか見えないが)。

アニメ『俺だけレベルアップな件』で、水篠旬とリューの模擬戦では、旬が余裕の笑顔を見せたことでリューが激怒して本気になり、旬に危険な攻撃をしたことで、旬も本気になり、旬とリューのメンチの切り合いが始まる。
これほどの大物同士の場合、相手を認めてこそのメンチの切り合いで、試合を止められた後は2人とも、即座に冷静になる。
また、旬とアリの王との決闘前には、両者の壮絶なメンチの切り合いが始まるが、やはり旬は笑顔を見せる。
なるほど、強い方は笑うものである。
ボクシングのメンチの切り合いでも、どっちかが旬のように笑えば良さそうなものだが、それは礼儀に反するのか、シナリオにないのか、あるいは、徹底的にメンチを切り合うのが暗黙のルールかもしれない(多分、全部正解だ)。

では、メンチ切り最強は誰だろう?
私が知る限り、『ベン・ハー』(1959)のイエス・キリストだ。
貴族の青年であったユダは囚人として灼熱の砂漠を他の囚人達と共に歩いて移動させられ、渇きに死にそうになるが、休憩場所の村で、ユダを嫌う護送兵が彼に水を与えない。
ユダは倒れて意識を失うが、1人の青年がユダに水を与えると、その護送兵がそれを制止しようと、怒鳴りながら近寄ってくる。
だが、青年が立ち上がり、護送兵に向かって立つと、護送兵は怯んだように引き下がる。
この青年は、後にイエス・キリストであることが分かる。
圧倒的に強い立場にある護送兵が、丸腰の青年になぜ圧倒されたのか?
青年のメンチの切り方が、よほど凄かったのか?(笑)
まあ、それはない。
青年の顔は表示されなかったが、せいぜいが、ちょっと睨んだか、あるいは、無表情だったかもしれない。

『俺だけレベルアップな件』では、ハンターやモンスターが、オーラの強さで相手を圧倒するシーンがよくある。
オーラという言葉は普通に通用すると思うが、元々は膜という意味で、一般的には雰囲気といった意味で認識されていると思うが、霊的な雰囲気といったところであると思う。

結論を言えば、思考が消えれば、オーラが輝くのである。
修羅場を潜り抜けてこそオーラが強くなるというのは、実は、修羅場を潜り抜けることで、余計な思考を起こさなくなるからだ。
「舞姫」向坂雫(『俺だけレベルアップな件』のヒロイン)のオーラが凄まじいのは、彼女が普段、余計な思考をしないからだろう。特に、戦闘中は思考は消え、オーラMAXといったところと思う。
それなら、静かな長い呼吸で思考を消すほど、オーラは強くなる。
よって、オーラを強くしたければ、出来るだけ長時間、静かな長い呼吸をすれば良いだろう。

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(1)気の言葉 ~宇宙のエネルギーはバラの香りがする~(望月勇)
(2)気の威力(藤平光一 )
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森のオーラ
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「森のオーラ」
Kay

  
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