物質世界には、どうしても勝ち負けがあるし、勝たなければならない。
精神世界の高次の力は、物資世界の勝負で磨くしかない。
だから、物質世界にいるのに、勝てない者、勝負から逃げる者は、精神の世界に迎え入れられない。
まずは物質世界で、勇気を持って勝負に挑み、勝たなければならない。
勝負に勝つには、敗北が必要だし、弱ければ、沢山の敗北が必要だ。

勝負とは何かというと、負ければ大事なものを失う危険を背負うことだ。
受験のように、失敗しても大して損害のないことは勝負ではない。
スポーツも、負けても単に悔しい程度であれば勝負ではない。

先の衆院選で自民党は大敗したが、石破総理は総理を辞めもせず、何の罰もなかったのだから、石破は勝負をしていない。
トランプは、昨年の大統領選で負けたら、存在が抹消されたので、大変な勝負をしていたのである。
石破がトランプに相手にされないのは当然だ。

勝負に勝つ秘訣は「予想されることを絶対にしない」ことだ。
奇襲が成功するのは、その奇襲が全く予想出来ない場合で、予想される奇襲に意味はない。
低レベルな者が裏をかいたつもりでも、高レベルな者の予想の範囲内のことしか出来ないので、簡単にやられてしまう。

では、どんな場合でも相手の予想を裏切る秘中の秘を公開する。
それは、命を捨ててかかることだ。
どんな強者も、命を捨てて来ることだけは予想出来ない。

作り話かもしれないが、本質を突いた話がある。
強い空手家が、真剣を持った剣の達人と決闘した。
勝ち目がないと悟った空手家は、死のうと決め、せめて相打ちと思って突進した。
これは、剣の達人には予想が出来ないことで、結果、空手家が完全に勝利した。

梶原一騎の話は嘘が多いが、変なところで真理を掴んでいるので、歴史的な作品を沢山作ることになった。
彼の原作の『空手戦争』という、絶版作品がある。
その中で、日本人の若い空手家、大神が、少林拳の達人、白竜と決闘する。
実力は白竜がはるかに上で、全く勝負にならず、あっという間に、大神は肋骨をへし折られ、右腕の肘を折られ、左手の指を裂かれる。
白竜は、当然、大神は後退すると予想したが、大神はその予想を完全に裏切り、白竜に向かって突進した。
そして、白竜は倒された。
この、正直、私は馬鹿にしている『空手戦争』の1巻は、なぜか20年以上、手元にある。そもそも、なぜこの本が家にあるのか、全く謎だが。

やはり、この歌が一番凄い。

二つ目を捨てろ 予想外になれ
軌道を外れて...
~『キレキャリオン』(作詞・作曲・編曲:ポリスピカデリー。唄:初音ミク)より~

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)空手戦争 1 (梶原一騎、守谷哲己)
(2)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(3)第二次世界大戦 1(W・S・チャーチル)

天使
AIアート1577
「天使」
Kay

  
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