どうすれば運が良くなるだろうか?
これに関しては、沢山の偉い人達がいろいろなことを言っているが、偉い人には話が上手い人も多いので、読んだり聞いたりしている時は「なるほど」と思うことも多い。
しかし、私は、幼い時から、正しいことは、その時は理解出来なくてもよく憶えているのだが、偉い人達が「こうすれば運が良くなる」という話で憶えているものはほとんどない。
つまり、どれも、本人の思い込みであったり、何等かの意図による作り話だったりするのだろう。
よく言われる話に、「あなたの先祖は、アメーバだった時代から殺されずに子供を作ったが、そのとんでもない確率の幸運で生まれたのがあなただ」とか「数億の精子の中のただ1つとして生まれたのがあなただから、あなたは超幸運だ」というのがあるが、そこまで人間をモノ扱いするのはどうかと思う。
そもそも、それで言えば、人類全て、超幸運ということになるが、運が悪いやつはいっぱいいるのだから、それだけで意味のない話だと分かる。
ところで、上で、「こうすれば運が良くなる」という話はほとんど憶えていないと書いたが、実は1つだけ、非常に鮮明な印象と共に憶えているものがある。
それは、航空機パイロットの坂井優基さんの著書『パイロットが空から学んだ運と縁の法則』という本に書かれていたことだ。
その本に書かれていたことは、簡単に言ってしまえば、
「善いことをすれば運が良くなる」
という、超シンプルなことだ。
パイロットは、運をあてにしてはいけない職業だが、だからこそ、運の大切さが分かるのである。つまり、運に関係なく上手くいくよう万全を尽くすが、それでも運に左右されてしまうことが結構あることを思い知らされるのだろう。
ところで、イエス・キリストは「善いことは隠れてやれ」と言ったが、そのような陰徳の尊さが語られることは多い。
だが、坂井さんは、「陰徳」だけでなく「陽徳(世間に知られる善い行い)」も良いのだと言う。
いわゆる、「ラッパを吹きながら善いことをする」ことで、芸能人やスポーツ選手などが多額の寄付をしたことが報道されることがよくあるが、これも陽徳だろう。
芸能人は人気商売だから、それはやむを得ないし、スポーツ選手も、そのスポーツ界の発展のために宣伝は必要だから、寄付などが公開されるのは当たり前の部分もあるが、それで称賛を得たらもう終わり、つまり、天の報酬たる幸運は得られないかというと、そんなことはないと坂井さんは言っている。
つまり、陽徳、どんどんやるべしということだ。
ただし、陽徳はデッカイに限ると思う。デッカイとは自分にとってという意味で、普通の人なら千円程度の寄付なら、まあ、ちょっと勿体ないと思う程度だが(笑)、3万円ならデッカイと言えるかもしれない。
要するに、自慢するのは3万円からということだ。まあ、しつこい自慢は、いろいろな意味でもやめた方が良いが。
小さな陰徳も、大きな陽徳も、運を良くする徳であるように思う。
一方で悪行はやはり、運を悪くするのだと感じる。
これも、「小さな陰徳」「大きな陽徳」と同じで「小さなバレない悪行」も「大きなバレた悪行」も同じくらい運を悪くする。
バレないから、あるいは、非難されないからといって悪いことをすると、悪徳というようなものがたまり、運が悪くなるように思うのである。
岡田斗司夫さんの言う「いい人戦略」、つまり、無理にでもいい人を演じることは、楽に生きる賢い方法であると確信する。むしろ、やらない者は馬鹿と思うが、馬鹿が多い。
しかし、それは「ケチな陽徳」で、運の良さにはつながり難い。
「いい人戦略」を隠れたことでもやれば、イエスが言う通り「隠れたことを見ておられる父(神)が褒美を下さる」、つまり、幸運になると思う。
まあ、最も幸運になるのは、おそらく、やっぱり思考を消した時だ。
よって「ナ・ダーム呼吸」などをしっかりやると良いと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)パイロットが空から学んだ運と縁の法則(坂井優基)
(2)運とつきあう(マックス・ギュンター)
(3)運のいい人、悪い人(中山正和)
(4)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(5)ナ・ダーム ~あなたの中の不思議な力~
(6)「いいひと」戦略(岡田斗司夫)

AIアート1570
「心は星の彼方」
Kay
これに関しては、沢山の偉い人達がいろいろなことを言っているが、偉い人には話が上手い人も多いので、読んだり聞いたりしている時は「なるほど」と思うことも多い。
しかし、私は、幼い時から、正しいことは、その時は理解出来なくてもよく憶えているのだが、偉い人達が「こうすれば運が良くなる」という話で憶えているものはほとんどない。
つまり、どれも、本人の思い込みであったり、何等かの意図による作り話だったりするのだろう。
よく言われる話に、「あなたの先祖は、アメーバだった時代から殺されずに子供を作ったが、そのとんでもない確率の幸運で生まれたのがあなただ」とか「数億の精子の中のただ1つとして生まれたのがあなただから、あなたは超幸運だ」というのがあるが、そこまで人間をモノ扱いするのはどうかと思う。
そもそも、それで言えば、人類全て、超幸運ということになるが、運が悪いやつはいっぱいいるのだから、それだけで意味のない話だと分かる。
ところで、上で、「こうすれば運が良くなる」という話はほとんど憶えていないと書いたが、実は1つだけ、非常に鮮明な印象と共に憶えているものがある。
それは、航空機パイロットの坂井優基さんの著書『パイロットが空から学んだ運と縁の法則』という本に書かれていたことだ。
その本に書かれていたことは、簡単に言ってしまえば、
「善いことをすれば運が良くなる」
という、超シンプルなことだ。
パイロットは、運をあてにしてはいけない職業だが、だからこそ、運の大切さが分かるのである。つまり、運に関係なく上手くいくよう万全を尽くすが、それでも運に左右されてしまうことが結構あることを思い知らされるのだろう。
ところで、イエス・キリストは「善いことは隠れてやれ」と言ったが、そのような陰徳の尊さが語られることは多い。
だが、坂井さんは、「陰徳」だけでなく「陽徳(世間に知られる善い行い)」も良いのだと言う。
いわゆる、「ラッパを吹きながら善いことをする」ことで、芸能人やスポーツ選手などが多額の寄付をしたことが報道されることがよくあるが、これも陽徳だろう。
芸能人は人気商売だから、それはやむを得ないし、スポーツ選手も、そのスポーツ界の発展のために宣伝は必要だから、寄付などが公開されるのは当たり前の部分もあるが、それで称賛を得たらもう終わり、つまり、天の報酬たる幸運は得られないかというと、そんなことはないと坂井さんは言っている。
つまり、陽徳、どんどんやるべしということだ。
ただし、陽徳はデッカイに限ると思う。デッカイとは自分にとってという意味で、普通の人なら千円程度の寄付なら、まあ、ちょっと勿体ないと思う程度だが(笑)、3万円ならデッカイと言えるかもしれない。
要するに、自慢するのは3万円からということだ。まあ、しつこい自慢は、いろいろな意味でもやめた方が良いが。
小さな陰徳も、大きな陽徳も、運を良くする徳であるように思う。
一方で悪行はやはり、運を悪くするのだと感じる。
これも、「小さな陰徳」「大きな陽徳」と同じで「小さなバレない悪行」も「大きなバレた悪行」も同じくらい運を悪くする。
バレないから、あるいは、非難されないからといって悪いことをすると、悪徳というようなものがたまり、運が悪くなるように思うのである。
岡田斗司夫さんの言う「いい人戦略」、つまり、無理にでもいい人を演じることは、楽に生きる賢い方法であると確信する。むしろ、やらない者は馬鹿と思うが、馬鹿が多い。
しかし、それは「ケチな陽徳」で、運の良さにはつながり難い。
「いい人戦略」を隠れたことでもやれば、イエスが言う通り「隠れたことを見ておられる父(神)が褒美を下さる」、つまり、幸運になると思う。
まあ、最も幸運になるのは、おそらく、やっぱり思考を消した時だ。
よって「ナ・ダーム呼吸」などをしっかりやると良いと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)パイロットが空から学んだ運と縁の法則(坂井優基)
(2)運とつきあう(マックス・ギュンター)
(3)運のいい人、悪い人(中山正和)
(4)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(5)ナ・ダーム ~あなたの中の不思議な力~
(6)「いいひと」戦略(岡田斗司夫)

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「心は星の彼方」
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