古代から、真の知恵がある者達が「無になれば不可能はない(全知全能である)」と言ったが、「無になる」とは思考を消すことだ。
だが、現代人は思考を消すことが難しくなってしまった。
消すべき思考は言葉に依っているので、言葉を消せば思考が消えるという話をしてきた。
だがもう1つ、思考は時間にも依っている。
よって、時間が消えれば思考も消えるが、言葉よりも時間を消す方がやり易い人もいる。
時間を消すと言えば難しそうだが、そうでもない。
時間が消えれば、過去、現在、未来の区別はなくなる。
未来のことを思い出すのは苦手だろうから(笑)、過去のことを思い出し、過去の自分の中に入り込む・・・つまり、過去の自分を客観的に見るのではなく、想像の中で、過去の自分になりきるのだ。
その際、重要なポイントは、その想像がカラーであることだ。通常、思い出はモノクロで思い描くものだ。
そして、想像の中で何かを触り、その感触を感じるとさらに良い。
過去の事実と一致していなくても構わない。
以上のことを、しっかり目を開け、現在を感じながらやること。現在でも、何かを触ると良い。
これで、過去と現在は一致し、時間は消えた。

さっき、未来は思い出せないようなことを言ったが、それは嘘で、勝手に想像した未来が実際の未来の1つだ。
パラレルワールドは無限だからね。
どうせなら楽しい未来を想像し、その未来の自分の中に入り込め。
もちろん、未来はカラーでなければならない。また、未来でも、何かを触ってみると良い。
そして、同じく、現在をしっかり感じながらこれをすると、想像しなくても、勝手に状況が進む。
もう時間は消えている。
想像の中で、予想もしなかったことが起こる。
そこはもう、マルチバース(多元宇宙)の別世界だ。
ついでにややこしいことを言うと(笑)、過去の想像も、事実と異なった想像で構わないと書いたが、そんな想像も、マルチバースの中の1つの世界の事実だ。

自分に合うと思えば、やってみると良いと思う。面白いしね。

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(1)神経言語プログラミング(リチャード・バンドラー)
(2)人間の建設(岡潔、小林秀雄)
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(5)夢 [DVD]
(6)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(7)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
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第六感
AIアート1557
「第六感」
Kay

  
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