トレーニングは、トレーニングのスケジュールを決めて行うというのと、日常をトレーニング化するという方法がある。
日常のトレーニング化については、たとえば、ある優れた陸上短距離走選手は、普段歩く時も、膝を高く上げて歩いていたという。
また、1960年代を中心に活躍した、握力が売り物のプロレスラーは、常に野球ボールを持ち歩き、いつもそれを握って握力を鍛えていたという話を聞いたことがある。
スポーツ選手や格闘家には、そんな話が多いように思う。

悟りを求めたり、仙人のような超人を目指す修行者は、常にマントラや呪文を唱えている者がいると思う。
ナーム・デーヴという超人的な聖者は、常にある神の名を唱えていたことを、ラマナ・マハルシやサティヤ・サイババが述べていたようだ。

引き寄せの強さというのは、思考が消えた度合いによって大きくなるのだが、これには、日常トレーニングの効果が大きい。
伝説によれば、玄奘三蔵は唐(中国)に来ていたインドの老僧から教わった般若心経を唱えながら、困難なパミール高原経由でインドに向かい、万難を乗り越えてインドに到着し、唐に多くの仏教の教典を持ち帰ったというが、般若心経を唱えることで思考が消え、強力な引き寄せの力が働き、それで歴史的な偉業を成し遂げたのだと思う。

思考を消すトレーニングは、単純で簡単でなければ続かない。
ラマナ・マハルシが教えた方法は、いつでも「私」と心で唱えることであるが、現実的にずっと行うのは難しいので、気がついた時に唱え、1日百回でも唱えれば、ある程度の効果はあると思う。もちろん、千回ならさらに良いのである。
アレクサンダー・ロイド博士のエネルギー療法にある、胸に手を当てることも有効と思う。これも、出来る時にやれば良いが、胸に手を当てると落ち着いて気分がよくなるので、なるべく思い出してやれば良い。
また、関英男博士が薦めていたが、普段から、深く静かな呼吸を心がけると、その効果は計り知れないと思う。無理のない範囲でやれば良いが、真面目にやっていれば、呼吸数が減っていき、普段の呼吸が1分10回を切れば、かなり引き寄せが出来るようになっていると思う。
ここに3つ上げたが、1つでも、2つでも、3つでもやれば、必ず報いはあると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)真我(ラマナ・マハルシ)
(2)ナーマスマラナ(サティヤ・サイ ババ)
(3)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド)
(4)七仙人の物語(村田正雄)
(5)密教の聖なる呪文

妖精が居る場所
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