SF小説やSF映画でよくある話に、自分が誰であるかの記憶・・・父母がどんな名でどんな人だったか、自分はどんな成長をし、どこの学校を卒業し、どんな仕事をしたかといった記憶が、全て偽物で、誰かに植え付けられたものだったというものがある。
『BLOOD-C』(2011)というアニメでは、主人公の更衣小夜(きさらぎさや)は、自分のことを神主である父と巫女であった母から生まれ、母親は早くに亡くなったが、父親に愛しんで育てられた高校2年生だと思っていたが、それは全部、催眠術によって植え付けられた記憶であった。
だが、アニメやSFではなく、我々だって、全く同じである。
インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジは、師に「あなたは至高の実在である」と教えられ、『エイリアン・インタビュー』では、宇宙人エアルは、人間は魂であり、魂は、人間が知る中で最も近い概念では神であり、全知全能であると言う。
問題は、どうすればそれを本当の意味で思い出せるかだ。
ラマナ・マハルシは「私は誰か?」と常に問えと言ったが、「『私は誰か?』を呪文にしてはならない」とも言う。
しかし、どんな問い方をしても、それで答が出て来るとは思えない。
『エイリアン・インタビュー』では、宇宙人の高度なテクノロジーで作られ、地球に設置された装置により、我々は精神を支配されているので、自分が本当は誰かは分からないようだが、「私は誰か?」と問うことでその装置の影響を打ち破れるとは思えない。
ただ、釈迦、老子といった者達は、自力で、その装置の束縛を脱することに成功したと言う。
しかし、彼らの教え自体が、その装置に操られた人々によって改ざんされ、重要な部分が隠されたのかもしれない。
ところが、誰でも、一時的に、精神を支配する装置(あるいは何か)の影響が弱まることがある。
そんな時には奇跡を起こすことが出来る。
私は、あり得ない奇跡を起こした記憶がいくつもあり、どうやれば支配を弱めることが出来るかは薄々とは気付いているが、なかなか伝え難いようである。
政木和三さんによれば、我々の魂は他の惑星から来たが、古代の地球の生命に宿って時が経ち、自分が誰であるか忘れたらしい。
永井豪さんの世界的に人気がある漫画『デビルマン』の基になった作品『魔王ダンテ』がまさにそんな感じだ。
政木さんは私に、支配を脱するのは簡単だと言った。
欲望をぽーんと手放せば良いのだそうだ。
いや、それは難しいんだって(笑)。
それで、上手い方法が、ババジが弟子のラヒリ・マハサヤに対して使った方法だ。
願いを幻想で叶えることで、マハサヤを執着から解放したのだ。
願望をイメージすれば叶うっていうのは、それで願望を潜在意識に送り込むのではなく、叶ったという実感を得ることで執着から脱するためだ。
願望を紙に書けば叶うというのも、同じ原理なのである。
紙に書くことで、願いが叶ったという実感を少しでも感じることで、執着が少なくなるのである。結果、それで叶ってしまう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(2)あるヨギの自叙伝(パラマハンサ・ヨガナンダ)
(3)魔王ダンテ(1)(永井豪)
(4)BLOOD-C ※dアニメストア for Prime Video
(5)私は在る アイ アム ザット ~ニサルガダッタ マハラジとの対話~

AIアート1482
「光合成仲間」
Kay
『BLOOD-C』(2011)というアニメでは、主人公の更衣小夜(きさらぎさや)は、自分のことを神主である父と巫女であった母から生まれ、母親は早くに亡くなったが、父親に愛しんで育てられた高校2年生だと思っていたが、それは全部、催眠術によって植え付けられた記憶であった。
だが、アニメやSFではなく、我々だって、全く同じである。
インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジは、師に「あなたは至高の実在である」と教えられ、『エイリアン・インタビュー』では、宇宙人エアルは、人間は魂であり、魂は、人間が知る中で最も近い概念では神であり、全知全能であると言う。
問題は、どうすればそれを本当の意味で思い出せるかだ。
ラマナ・マハルシは「私は誰か?」と常に問えと言ったが、「『私は誰か?』を呪文にしてはならない」とも言う。
しかし、どんな問い方をしても、それで答が出て来るとは思えない。
『エイリアン・インタビュー』では、宇宙人の高度なテクノロジーで作られ、地球に設置された装置により、我々は精神を支配されているので、自分が本当は誰かは分からないようだが、「私は誰か?」と問うことでその装置の影響を打ち破れるとは思えない。
ただ、釈迦、老子といった者達は、自力で、その装置の束縛を脱することに成功したと言う。
しかし、彼らの教え自体が、その装置に操られた人々によって改ざんされ、重要な部分が隠されたのかもしれない。
ところが、誰でも、一時的に、精神を支配する装置(あるいは何か)の影響が弱まることがある。
そんな時には奇跡を起こすことが出来る。
私は、あり得ない奇跡を起こした記憶がいくつもあり、どうやれば支配を弱めることが出来るかは薄々とは気付いているが、なかなか伝え難いようである。
政木和三さんによれば、我々の魂は他の惑星から来たが、古代の地球の生命に宿って時が経ち、自分が誰であるか忘れたらしい。
永井豪さんの世界的に人気がある漫画『デビルマン』の基になった作品『魔王ダンテ』がまさにそんな感じだ。
政木さんは私に、支配を脱するのは簡単だと言った。
欲望をぽーんと手放せば良いのだそうだ。
いや、それは難しいんだって(笑)。
それで、上手い方法が、ババジが弟子のラヒリ・マハサヤに対して使った方法だ。
願いを幻想で叶えることで、マハサヤを執着から解放したのだ。
願望をイメージすれば叶うっていうのは、それで願望を潜在意識に送り込むのではなく、叶ったという実感を得ることで執着から脱するためだ。
願望を紙に書けば叶うというのも、同じ原理なのである。
紙に書くことで、願いが叶ったという実感を少しでも感じることで、執着が少なくなるのである。結果、それで叶ってしまう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(2)あるヨギの自叙伝(パラマハンサ・ヨガナンダ)
(3)魔王ダンテ(1)(永井豪)
(4)BLOOD-C ※dアニメストア for Prime Video
(5)私は在る アイ アム ザット ~ニサルガダッタ マハラジとの対話~

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むろんそのように悩むこと自体、思考なので世界コマンドで打ち消すのですが、どうにも気になってしまいます。
空想で願望を叶える行為が思考にならないようにするコツがあれば教えてください。