ドナルド・トランプ米国大統領は現在(2025年1月)78歳だが、極めて健康でパワフルであることは間違いない。それは誰もが認めだろう。
身体だけでなく、頭脳も明晰で、精神科医による認知機能テストは満点で、本人はIQにも自信があるようだ。
その心身に渡る完璧な健康の理由は何かというと、本人は「遺伝だと思う」と言っていたが、彼の父と従弟はパーキンソン病であるようだ。
ちなみに、健康に関する遺伝率は、特定の病気の遺伝を除き、かなり低いものらしい。身長の遺伝率はそこそこで、必ずしも遺伝しないが、知能の遺伝率は80%程度のようだ。

トランプの健康習慣として上げられるのが、酒・たばこを一切やらないこととゴルフ好きなことだ。ゴルフは本当に好きなようで、今回の大統領選挙においても、殺人的スケジュールの中ですら、時間があればゴルフをしようとし、それでゴルフ中の暗殺を企てられたほどだ。
また、ゴルフが出来なければトランプと付き合えないと言われ、各国の大統領や首相はゴルフの練習を始めたという話もある。石破総理はどうだろう?(笑)
ゴルフは、長距離を歩くので健康に良いと言われているが、トランプは、移動は全てゴルフカーに乗って行うので、歩くことの健康効果はないようだ。

では、当然行きつくトランプの健康の秘密は食事だが、これは最悪と言われている。
基本、トランプは、朝食・昼食は食べないと言われるが、ドリトスというスナック菓子を1日中食べ、ダイエットコーラを1日中飲んでいるようだ。
そして、夕食が特殊だ。
マクドナルド・ハンバーガー、ケンタッキー・フライドチキン、ビーフステーキを日替わりで食べるという。
ビーフステーキは塩と胡椒をかけず、ケチャップで食べるというから変わっている(人の勝手だが)。
トランプの食事を真似したジャーナリストが「こんな食事では私は1週間も生きられない」と言った話が実際にあるようだ。

ただ、食事に関しては、私は、真似しようとは思わないが、驚きもしない。
イエスも、「着るもの、食べるものに煩わされるな」と言ったが、食べるものは何でもいい・・・つまり、栄養学みたいなものはあまり重要でないと個人的には思っている。
世界には、トウモロコシしか食べないとか、ある種の芋しか食べないが健康で長寿の民族が実際にある。これは、日本を含む国のテレビ取材で紹介されたこともある。
『トーチェ氏の心の法則』という本では、この本が書かれた当時(1960年頃)、エスキモーはトナカイの肉しか食べないことが多かったが、極めて健康だった。しかし、彼らに栄養学の知識を与えたら、彼らの間に病気が流行り出したという報告があるらしい。
また、草しか食べない牛の身体はタンパク質が豊富で牛乳にはカルシウムが多く含まれていることが知られているし、甲羅を形成するケイ素がない場所でも、蟹は立派な甲羅を持っていることなどは、科学的に説明がつかないらしい。

私も一時期、毎日カップヌードルを1つしか食べなかったが、体調ということでは気付いた変化はなかったし、健康診断でも完璧な結果だった。しかし、あまり痩せると寒いのと、会食をする機会が増えたのでやめたが、栄養に配慮する必要が本当にあるのかとは思った。
痩せると言っても、1日どんぶり1杯の青汁しか食べないのに太って困るという人もいるので、カップヌードル1つでも痩せずに済むのかもしれない。
ただ、やたら美味しいレトルト食品や冷凍食品には、食べた後、気分が悪く感じるものもある。
過度に美味しいものや、缶詰を除き保存期間がやたら長いものは避けた方が良いのかもしれないと思う。
ちなみに、私は、世間で美食と呼ばれるもので、美味しいと思ったことはあまりないと思う。どんな料理だったか、憶えもしなかったが。

私は、好んで肉を食べないが、会食の時は何でも美味しくいただくことにしている。
エマニュエル・スウェーデンボルグの本にも、食事はコミュニケーション手段だといったことが書かれていたが、過度な場合を除き、相手に合わせて、相手に気をつかわせない食事をすることが最も重要な作法であると思う。
普段の食事に関しては、なるべく自然なものが良いが、それほどひどくなければ何でも良いのではと個人的には思う。
私は、普段は酒は全く飲まないが、良いやり方かどうか分からないが、極端な眼精疲労の時など、体調が悪い時は、血行を良くする目的でワインを少し飲むことはある。
また、これも正しいかどうかは分からないが、体調不良は血行促進で大抵治ると思うので、腕振り運動や船漕ぎ運動が有効と思う。特に、これらの運動は、血行に最も重要な肩甲骨を動かすので、重病にも有効だったという報告が多いのだと思う。
私は、薬は全く飲まないが、ただ1つ、稀にだが、バファリンAだけは飲むことがある。これも、血行促進目的である。
トランプもアスピリン剤は飲むようだが、バファリンAもアスピリン薬である。
ただ、飲むと言っても、胸が苦しい時に1粒だけで、頻度は月に1~2回と思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)医学常識はウソだらけ(三石巌)
(2)トーチェ氏の心の法則(トーチェ夫妻)
(3)スウェーデンボルグの星界報告(エマニュエル・スウェーデンボルグ)
(4)生命思考 ~ニューサイエンスと東洋思想の融合~(石川光男)

星の下の花
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Kay

  
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