夢と現実についてよく分かる面白い夢を見た。
私は夢の中で、ある建物の中に入った。
初めて見る場所なのだろうが、その時の私は、毎日来ている職場と思い込んでいて、そのことを全く疑っていなかった。
ここでは、玄関に入ったら、靴をスリッパに履き替えないといけないと分かっていた。
なぜ分かるのかというと、「分かるものは仕方がない」としか言えない。
ところが、靴箱(シューズボックス、シューズラック)の様子がいつもと違っていた。いつもとは違うと言っても、実際は初めて見るのだが・・・
私のボックスには、私のスリッパが入っていて、そのスリッパと、履いて来た靴とを入れ替えるのだが、いつもとは全く違う靴箱に替わっている。
そこで私は不意に気付く。
「そうだ。今日から、靴のまま入ることになったんだ」
もちろん、これも、たった今、思い浮かんだことだが、疑いようもない事実と感じる。
そして、私はとても嫌な気分になった。
「そうだ。権力者はいつもこんなふうに、急にルールを変え、奴隷のような我々はそのルールに絶対的に従わないといけない。そして、奴隷同士でも、たとえば今回で言えば、スリッパに履き替えて入った者を、『ルールも知らないのか!』と、皆で白い目で見たり、ちょっと立場の強い者は『ちゃんとルールを守らないと駄目だろ!』と嘲るように言うのだ」
現実も全て、こんな夢のようなものである。
いつも通っていると思い込んでいる学校も会社も、実は初めて行く所だ。
自分を奴隷のように感じることも全く同じだ。
だが、夢の中でなら、自分が行きたい場所を作ってそこに行き、全てのルールを自分で作ることも出来るのではないかと思うが、実際にその通りだ。
そして、現実も全く同じなのである。
以前にも取り上げた、『人生を変える魔法の物語』の一節を再度引用する(「プラスの私」や「彼」を「私」に変えている)。
これが、夢と現実を合わせた世界の真相であると思う。
私に不可能はない。
世界は私のものだ。私の王国だ。
何ものも私を恐れさせることはない。
何ものも私を止めることはできない。
私が人に何かをお願いすることはない。
単に要求するだけだ。
私は支配者であり、ひざまずくことはない。
私の要求は絶対だ。
私の態度を前にして、敵対者は逃げだしていく。
私は山のように高く、大河のように豊かである。
そして平原をゆくように、何の困難もなく進んでいくのだ。
『人生を変える魔法の物語』より
原題:The Magic Story
フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ著
高橋璃子(たかはしりこ)訳
この書籍は電子書籍(Kindle)だが、現在、なぜか販売中止になっている。
しかし、この本の英語の原書には、『マジック・ストーリー』という別の翻訳書があり、その本でも同じようなことが書かれているはずだ。
私は、この文章を憶えておくことにする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)マジック・ストーリー(フレデリック・ヴァン レンスラー・ダイ)
(2)The Magic Story( Frederick Van Rensselaer Dey) ※英語
(3)エマソン名著選 精神について(ラルフ・ウォルドー・エマソン)

AIアート1437
「少女神」
Kay
私は夢の中で、ある建物の中に入った。
初めて見る場所なのだろうが、その時の私は、毎日来ている職場と思い込んでいて、そのことを全く疑っていなかった。
ここでは、玄関に入ったら、靴をスリッパに履き替えないといけないと分かっていた。
なぜ分かるのかというと、「分かるものは仕方がない」としか言えない。
ところが、靴箱(シューズボックス、シューズラック)の様子がいつもと違っていた。いつもとは違うと言っても、実際は初めて見るのだが・・・
私のボックスには、私のスリッパが入っていて、そのスリッパと、履いて来た靴とを入れ替えるのだが、いつもとは全く違う靴箱に替わっている。
そこで私は不意に気付く。
「そうだ。今日から、靴のまま入ることになったんだ」
もちろん、これも、たった今、思い浮かんだことだが、疑いようもない事実と感じる。
そして、私はとても嫌な気分になった。
「そうだ。権力者はいつもこんなふうに、急にルールを変え、奴隷のような我々はそのルールに絶対的に従わないといけない。そして、奴隷同士でも、たとえば今回で言えば、スリッパに履き替えて入った者を、『ルールも知らないのか!』と、皆で白い目で見たり、ちょっと立場の強い者は『ちゃんとルールを守らないと駄目だろ!』と嘲るように言うのだ」
現実も全て、こんな夢のようなものである。
いつも通っていると思い込んでいる学校も会社も、実は初めて行く所だ。
自分を奴隷のように感じることも全く同じだ。
だが、夢の中でなら、自分が行きたい場所を作ってそこに行き、全てのルールを自分で作ることも出来るのではないかと思うが、実際にその通りだ。
そして、現実も全く同じなのである。
以前にも取り上げた、『人生を変える魔法の物語』の一節を再度引用する(「プラスの私」や「彼」を「私」に変えている)。
これが、夢と現実を合わせた世界の真相であると思う。
私に不可能はない。
世界は私のものだ。私の王国だ。
何ものも私を恐れさせることはない。
何ものも私を止めることはできない。
私が人に何かをお願いすることはない。
単に要求するだけだ。
私は支配者であり、ひざまずくことはない。
私の要求は絶対だ。
私の態度を前にして、敵対者は逃げだしていく。
私は山のように高く、大河のように豊かである。
そして平原をゆくように、何の困難もなく進んでいくのだ。
『人生を変える魔法の物語』より
原題:The Magic Story
フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ著
高橋璃子(たかはしりこ)訳
この書籍は電子書籍(Kindle)だが、現在、なぜか販売中止になっている。
しかし、この本の英語の原書には、『マジック・ストーリー』という別の翻訳書があり、その本でも同じようなことが書かれているはずだ。
私は、この文章を憶えておくことにする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)マジック・ストーリー(フレデリック・ヴァン レンスラー・ダイ)
(2)The Magic Story( Frederick Van Rensselaer Dey) ※英語
(3)エマソン名著選 精神について(ラルフ・ウォルドー・エマソン)

AIアート1437
「少女神」
Kay
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Kayさんが引用されているところに先立つ部分に、「存在」(Presence)が、筆者に「あなたは誰ですか」と問われて、"I am that I am."と答えている箇所がありますね。